テラーノベル
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⚠注意
これは捏造です。捏造の塊です。
中の人は文章を書くのが下手です。誤字・脱字の可能性があります。
政治的意思、実際の国々とは関係ありません。
それでもいい人だけいってらっしゃい。
ここ最近クソ忙しくて中々完成できませんでした。しかも一旦書いて1から作り直してるので更にかかった笑まあでも気軽に書いてるので楽しいです
※今回ほぼスペイギです
イ「…………スペイン…?」
なんで…彼がここに…
ハッと我に返ると手に持っていたスカーフを咄嗟にポケットにしまい込む。
イ(よりによって一番会いたくない人とでくわすとは…)
というかなんで私の国に居るんだ。前世はあいつ入ることすらしなかった気がするんだが…
ス「………」
コツコツコツ…
イ「!!?!(なっ!?近づいてくる!!)」
反対方向へ逃げようとすると右手首を強い力で掴まれ引き戻される。目に飛び込んできたのは嫌悪感や怒りの顔ではなく、少し悲しげなエメラルドの瞳だった。
イ「っ…!」
ス「…何故避ける」
イ「………」
第一声がそれか、と口から出そうになった言葉をなんとか飲み込み顔を背けた。
イ「…別に、そんなの私の勝手でしょう」
ス「何も俺を見て逃げなくても…それとも俺に知られるとやましいことでもあるのか?」
イ「ハッ、そうやって”また”私を疑うんですね。今度はなんですか?仏国パーティーのテラスで貴方を馬鹿にしたことを謝れと?土下座でもすれば解放してくれるのですか?」
ス「そんなことは言ってない!なんでお前はそうやって…!」
イ「私は貴方が嫌いだと言ったはずです!!」
_____ゴオオオオォォォン!!!!!(雷音)
イ&ス「「…………」」
_____…ザアーーーーーーーーーーーー(雨音)
ス「なっ!?…ああもう、こっち来い!」
イ「え、ちょ…!」
#BL要素ちょいあり......?
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つうん
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手を引かれながら建物の屋根下に嫌々連れてかれた。びしょ濡れになった髪が顔にひっつく。コートを脱ぎ、ポケットの中を探ると赤いスカーフが出てきた。濡れてないようでホッとする。チラッと隣を見ると雨を眺めているスペインが静かに立っていた。お互い何も言わず、2人の空間に雨音だけが響いていた。でも不思議と気まずさは無い…まあ前世でもこんな感じだったしな…
イ(…雨、止みそうにありませんね)
魔法を使って帰ることもできるが、今はスペインがいる。はあ…アメリカは大丈夫でしょうか、昨夜嵐が来て涙目で私の部屋にテディベアを抱えて来た時のことを思い出した。結局一緒に寝ることになってちょっと嬉しかったのは照れくさいので秘密だ。この雨遅くまで続くのでしょうか、一緒に居てあげられなくて申し訳ない…
ス「…何故避ける」
イ「………」
…何故貴方がそんな事を気にするんです、貴方だって私が嫌いな筈なのに…
イ「…別に、敵なんですから避けるも何も無いでしょう」
ス「俺がいつお前と敵になった」
イ「最初からでしょう、イングランドが居たときからイギリス とスペインは敵同士です。貴方だってそう思ってるでしょう?」
ス「…違う」
イ「え?」
ス「俺は…そんなこと思ってない」
イ(………は?)
ス「それに、お前に敵意が無いこともわかってる」
イ「………ハッ」
騙されるな、揺らぐな。少なくともスペインとの関係が変わることはない。だって私は…未来を知っているから。
イ「ふざけないでください、貴方に私の何がわかるっていうんです」
ス「英帝…!っ……」
イ「…はぁ」
もう帰ろう、走って何処かに隠れればあとは魔法でテレポートすればいいだけ。コートを着てその場から立ち去ろうと数歩歩くと…
ス「おい」
イ「…………」
ス「何か落としたぞ」
イ「………?」
落とし、た…?何を………っ!??!!?
イ「ハッ!?」
バッ!と後ろを振り向くと案の定スペインの手には折り畳まれた赤のスカーフがあった。
ス「…!これ」
イ「か、返してください!」
慌てて戻るとスペインはスカーフを上に垂れ下げる。手を伸ばすと更に上に上げ、私の背丈では届かない位置まで行ってしまった。
イ「💢」
くそっ!私の背丈の低さは相変わらずかっ!手を伸ばしても全く届かず、遊ばれてる感が一気に増した。
イ「私を馬鹿にしてるんですか!!?」
ス「あ、いや…そうじゃなくてだな…」
イ「何です?!!」
ス「…お前これ…どうしたんだ?…貰いものか?」
イ「っ………」
溜息を溢し、伸ばしていた手を下げる。教えるまで返してくれる気は無さそうだ。
イ「…怪我した時に見知らぬ人がくれたんです」
ス「………」
イ「洗って返そうと思ったんですがあれ以来会えていないので…」
ス「さっき捨てようとしてたのにか?」
バレてたのか!!
イ「捨てようとなんてしてません!…置いていこうと思っただけです」
ス「…何が違うんだ?」
イ「っ…」
ス「…そんなに邪魔なら普通に廃棄しとけばいいのに」
イ「貰い物ですからそんなことできませんよ、それに…いい人、だったので…」
ス「………」
イ「本当はちゃんとお礼がしたかったんですけど、さっきも言ったようにあれ以来会えていないので…持ってるのも、なんだか複雑な気持ちになるっていうか…」
ス「……クスッ)そうか」
今笑ったな?
イ「はあ、もういいでしょう?返してくだ、さ…」
突然スペインが私の左手首を掬い雨で濡れた袖を優しく捲った。あの時と場面が重なる。もう腫れの治まった手首を少し太い指がなぞった。
ス「…ちゃんと治ったんだな、よかった」
イ「…え?」
ス「ずっと気になってたんだお前のこと…お前のことを思い出すたびニヤニヤして父上に呆れられたこともあってな…とっくに捨てられてると思ってたスカーフもちゃんと持ってるし…振り回されてばっかだな俺」
イ「…え、あ…え??」
ス「…っ、ぷはっ!なんだよ変な顔してw」
イ「…???…??」
ス「ハハッ、はぁ…英帝…」
イ「…!あ…」
まずい…頭が回らない。仕方ないだろう、大嫌いだったこの男がまさか…
イ「……あ」
そこで、気づいた。スカーフを巻いてくれた人も仏国パーティーで助けてくれたこの男も、こんな瞳の色をしていた。まるで、エメラルドをはめ込んだかのような美しい瞳を…
イ「…ス、スペイn「英帝…」」
ス「すまなかった」
イ「……え」
ス「確かに最初はお前が嫌いだった、というか憎んでた。あのイングランドの息子で…新たな英帝として君臨したお前が父親と同じことをするんじゃないかって…」
イ「……」
ス「でも…そんなことは無かった。お前は…普通に怪我するし、怒るし…その辺の人間と何ら変わらない…」
イ「……」
ス「…お前の言う通り、俺は疑ってた…でも、どうか信じてほしい…今の俺は、お前を敵だと思っていない」
イ「っ…」
本気…なのでしょうか。わからない、他人の感情なんて…相手が国なら尚更だ。一つ間違えれば戦争になりかねない。だから私たちは感情に流されてはいけないのだ。
イ「…スペイン、私…「お前のこと…」」
ス「勝手に決めつけて…すまなかった」
イ「………」
…前世のことを思い出した…あの雨の夜、”彼”との最初で最後の会話。
『貴方が嫌いです』
『……っ!!』
彼の…ひどく傷ついた顔。当時の私はまだ未熟で幼稚だったから彼の罵詈雑言に反発してそれ以降意地でも口を利こうとしなかった。利いてしまえば虐げられてきた自分が惨めに思えてくるから…何度か戦争をした仲だが直接対峙することもなく、何か話すわけでもなかった…でも、今なら分かる…彼はあの出来事を本当に後悔していたのだと。EUの会議でも無意識だろうが彼は私を探していた。直接話しかけることはなかったが、気を使ってくれていたのは確かだ。でも…いつの間にか彼は私に近付かなくなった。それから長い年月が過ぎ、私たちの間には大きな亀裂だけが完成していた。二度と関わることは無いだろうと、この関係が変わることは無いだろうと思っていたのに…貴方は私が嫌いなんでしょう、なのに…なんで今更…
イ(…いや違う、決めつけていたのは…私だ)
アメリカと仲睦まじい家族になれたのに、フランスと戦争になる前にまた友人に戻れたのに…スペインとの関係が変わることはないと決めつけていた。
イ(前世の貴方が私を悪人だと決めつけたことと同じように、私も…今の貴方がそういう人だと決めつけていた…でも、違ったんですね)
ああ、なんだか無性に泣きたい気分だ。私たちはすれ違いばかりしていたのか。前世でも…私が無駄な意地を張らずに謝罪を受け入れていれば…ああはならなかったのだろうか…
ス「……晴れてきたな」
イ「…!」
スペインがその場を離れ大通りに立つ。私もその後を追うと彼の見つめるその先に思わず息を呑んだ。ロンドンの街に細々と降る雨粒が夕日の光に反射してまるで宝石が振っているような景色になっていた。嗚呼なんて美しいんだろう、私の国は…
ス「…綺麗だな、あんなに嫌いだったこの国が少し好きになったよ」
イ「……私は、今も”昔”も…この国が好きです」
ス「…!」
イ「中でも…雨上がりのロンドンが…一番好きなんです」
ス「英帝……英帝、俺お前のことが知りたい」
イ「…?」
ス「だから、その…お、俺と…えっと…」
イ「………友人になる、ってことですか?」
ス「お、おお!そうだ!ダチに!…駄目か?」
イ「…………」
スペイン…どうして…私は”今”の貴方に酷いことを言ったのに…貴方は許すのですか?…”前”の私は許さなかったのに…
イ「…本当に良いのですか…?後悔するかもしれませんよ…」
ス「しないさ…あと、お詫びをして欲しい訳じゃないから勘違いしないで欲しいんだが…”イギリス”って呼んでもいいか?」
イ「え?」
ス「前に仏国パーティーでフランスの奴がお前のこと名前で呼んでるのが気になっててな…」
イ「…ああ」
そういえばフランスは子供の頃から私を名前で呼んでたな、あまり考えなかったが…
イ「別に構いませんよ」
ス「本当か!」
よっしゃ!とスペインは随分嬉しそうに笑う。そんなにか?と思ったが子供のように喜ぶ彼の顔を見て何も言えなくなった。
ス「このスカーフはお前にやるよ」
イ「あ…」
スペインはスカーフを広げると私の手首に丁寧に巻いていく。温かい…あの時と同じだ。まるで日の光に直接触れられているようでポカポカする。結び終わった指が離れてくのが物寂しく感じたのはきっと気のせいだろう。
ス「さあ、行こうぜ。今日はお前とちゃんと話せたし、お前のことを一つ知れた」
イ「?」
ス「雨上がりのロンドンが好きなんだろう?…確かにこれは見惚れるな」
イ「……えぇ…本当に…」
_____綺麗
夕日の光に染まっていく彼の瞳は吸いこまれそうなほど美しかった。私は今はこの景色よりもスペインの瞳に見惚れていた。今なら…言える気がする、目の前の彼と前世の”彼”に言いたかった言葉を…
イ「スペイン、ありがとうございます…それから…ごめんなさい」
ス「………」
スペインは少し驚いた顔をした後、すぐに柔らかな笑みを作り、「俺もごめん…」とそう呟いた。
ア「お父様!」
屋敷に戻ってくると玄関から今にも泣きそうな顔をしたアメリカが抱き着いてきた。雨の中怖い思いをさせてしまって申し訳ない。さぞ一人で心細かっただろう。
ア「お父様、雷に打たれてない?風邪引いてない?」
イ「…クスッ)大丈夫ですよ、心配かけましたね」
ス「…イギリス、そいつ…」
イ「ああ、紹介します。この子は私の植民地のアメリカです。アメリカ、彼はスペイン。スペイン王国から来ました」
ス「おお、よろしくなアメリカ」
ア「…お父様の友達?」
イ&ス「「え…/えっ!?」」
イ「え、えっと…」
ス「お、おお!そうだぜ!」
ア「……(ムッ」
アメリカは突然私の後ろに隠れ足にしがみついた。どうしたのだろうか…
イ「す、すみませんスペイン。普段はこうじゃないんですけど…」
ス「…ハハッ、こりゃ手強いな。じゃあ俺はもう行くわ、またなイギリス」
イ「…ええ、また」
手を振り返し、スペインが門扉を出るまで見送った。なんだろう…今までにないほど晴れやかな気分だ。心にずっしりとのしかかっていた重りが少し軽くなった気がする。
ア「…お父様」
イ「?」
アメリカは私の手を掴み、不安そうな顔を浮かべていた。
ア「…お父様、いつからあの人と仲良くなったんですか?」
イ「え…まあ、今日からでしょうか」
ア「…あの人のこと好きなの?」
イ「え…ま、まあ?」
ア「…僕より大事?」
イ「え!?」
何を言い出すかと思えば、そんな心配をしていたのか。貴方より大事なものなんてある筈無いでしょう。
イ「私にとってアメリカが何より大切ですよ?」
ア「パアアアーー!)ならいいです!」
早く行きましょう!と小さな手で私を引っ張るその愛らしさに思わず心臓が締めつけられた、まずいこれは致命傷だ。
「ご注文されていたものが到着しました」
机上に置かれた2つの小さな瓶をオスマンは見下ろしていた。どす黒い液が入った瓶を1つ掴み覗き込む。
オ「ご苦労、下がれ」
一人になった部屋でオスマンは考え込む。
数十年後に再びウィーンに攻め込むか、キリスト教連合艦隊の件は…いや、致命的な敗北ではないとはいえ今は様子を見ておくとしよう。海での戦いとなるとイギリスの手を借りたいところだが…
オ(…そういやあれ以来会えてないな)
正式に条約も結んで貿易も発展させたいところだが、奴はそれを望んでいない。というか俺を恐れている、まあ当然だが。あいつを思い出す度、あの情けなくてか弱い”幼子”が頭をよぎる。嗚呼、早くこの手で囲んで、閉まって…ぐちゃぐちゃにしてやりたい…
オ「近いうちプレゼントと共に会いに行くとするよ、英帝」
ここまでご愛読ありがとうございました。今回で9話目です。正直ここまで来れるとは思ってなかったんですけどフォロワーも60人を越えて 頑張ってよかったと思います(泣)いつも応援してくれるフォロワー様には頭が上がりません(泣)次回もお楽しみに!
※すみませんこの間描いたイラスト出し忘れてました(なんか画質悪い…(泣))↓
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コメント
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今気づいたぁぁぁぁ!イギリスの絵カワヨ…

子は親の弱点だねぇ!推しカプになりそう(((
ああああああもうスペインとイギリスの会話がなんかもう尊いぃぃぁぁ 描写とかの表現もめっちゃすごいしああぁぁもう神ですやん!? 終盤のアメリカとかもう可愛すぎませんか!?なんか妬いてるのとぱぁぁって喜ぶのとで私の心臓には大穴が空いてしまいました( ᐛ )続きもめっちゃ気になる…!これからも投稿頑張って下さい!!💪('ω'💪)