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⚠注意
これは捏造です。捏造の塊です。
中の人は文章を書くのが下手です。誤字・脱字の可能性があります。
政治的意思、実際の国々とは関係ありません。
それでもいい人だけいってらっしゃい。
皆さん、御機嫌よう。
私はイギリス・グレート・ブリテン。長いのでイギリスとお呼び下さい。今は屋敷で可愛い息子のアメリカと暮らしています。そしてとても急なのですが私の最近のルーティンをお教えしましょう。
朝7時に起床し、アメリカと朝食を摂る。その後アメリカは午前の間授業を受け、私は自国の書類整理、または会議に行くため外出もする。昼食の時はあまり一緒に居られないこともあるが、お昼3時には何が何でも時間を空け、アメリカと温室でゆっくり過ごすのだ。前世では考えられないほどのんびりし可愛い息子と過ごしているが、案外自分もこのくつろぐ時間を気に入っている。アメリカがどれほど字を読めるようになったのかとか、何か欲しいものはあるかと時折聞いて、覚えた歴史や言葉を自信満々に話すその姿をこの目に焼き付ける。愛らしさのあまり何度も昇天しそうになった。前世とはかけ離れて仲睦まじくなっていったが最近少し気になっていることがある。そう、この頃アメリカがコソコソし始めたのだ。思春期と言うやつだろうか、まあアメリカだって隠し事の一つや二つくらいあるだろう。でもそれにしては怪しすぎるのだ。温室では必ず一緒に居てくれるのだが、朝食をいつもより早めに食べ終わったり、夕食後もすぐ自分の部屋に行く。執事に聞いてみても特に何も知らないようで、午前の授業の成績が落ちている訳でもなかった。じゃあ一体何なんだ?気になって仕方がない…よし、温室で思い切って聞いてみよう。うざいと思われるかもしれませんが不満があるならちゃんと聞いておきたい。前世では…ちゃんとできなかったから。
「ン〜〜〜、美味しい!」
デザートを美味しそうに頬張るアメリカを見つめていると仕事の疲れが綺麗に吹っ飛んでいく。嗚呼、なんて愛らしいのだろう。見ただけで心が癒されていく。フランスにデザートを頼んだ甲斐がありましたね。
「…アメリカ、最近は一緒に昼食をとれなくてごめんなさい。ここしばらくとても忙しくて…」
「え!?大丈夫ですよ!朝と夜は一緒に居てくれるしそれに…忙しいのに温室での時間は必ず来てくれるから…ありがとうございます、お父様(ニコッ」
「ン”ン”ッ!!」
何だこの良い子は!?もしかしたら私は天使を拾ったのかもしれない。前世の私は大馬鹿者だ、こんな愛らしい子を放っといたなんて!ほら見ろ尊死しかけてる私を心配そうな目で見つめる姿は本当に愛らしいではないか!!
「ご馳走様でした!じゃあそろそろ部屋に戻りますね」
「あ、アメリカ!」
慌てて呼び止め、一度軽く深呼吸する。
「あの…聞きたいことがあるのですが」
「?なんでしょう?」
「あの…アメリカ貴方最近…何か隠してません?」
「ビクッ)え…そ、そんなことありませんよ?」
「…私には言えないことですか?」
「そ、それは…」
「もしかして具合でも悪いのですか?なら…」
「違います!と、とにかく”お父様”はダメです!絶対!!」
「ガーーーーン…」
「…で、僕のとこに来たと?」
「…………はい」
現在進行系で私はフランスにあげた屋敷へ足を運んでいた。1時間前会えないかと連絡し、わざわざ来てもらったのだ。申し訳ないとは思うが今の私はお詫びをしてやれるほど気が気でないのだ。
「はぁ…アメリカ…」
「……なんていうかイギリス…君、変わったね」
「え…そうですか?」
「なんというか…子供っぽいっていうか」
「はい?💢」
こっちは本気で落ち込んでいるというのにっ、相変わらず貴方は他人をおちょくるのが好きですね!!
「もういいです!貴方に相談した自分が馬鹿でしたよ!」
「あぁ!ごめんよイギリス、君があまりにも真面目に喧嘩話を語るものだからつい」
「喧嘩なんてしてません…!……してません」
どうしよう思ったより精神的に参っているようだ。自信無さげに否定するイギリスは可愛いけどきっとそんなこと言ってる場合じゃない。でもどこかホッとしている自分がいる、それはイギリスに感情というものが再び芽生えてくれたからだろう。
「…ふふっ、でもちょっと安心したなぁ」
「はぁ、よかったですね」
「あの他人嫌いなイギリスがまさかここまで絆されるなんてね、僕と君の再会が温和で済んだのも案外アメリカのお陰だったりして?」
「?」
「イギリス、僕からしたら君は他に思い悩んでいることがあると思うんだけど」
「…私はたまに、父親というものが分からなくなります。私自身父親がイカれていたので愛情を受けずに育ちましたし…何をしてあげればあの子のためになるのか…分からないんです」
「………」
「あの子を引き取ったのは本当に正しかったのかと…考えるときがあるんです」
「…イギリス、本当に変わったね。もちろんいい意味で…イギリス、大丈夫。君はちゃんといい父親になっているよ。ただちょっと不器用なだけで、アメリカに対する愛情をちゃんと持ってる。だからそれを”言葉”にしてあの子に伝えたらいい」
「伝える?」
「うん、大丈夫。たった一言でもあの子にはきっと届くはずさ、君達はもう”家族”なんだから」
「はぁ…」
すっかり遅くなってしまった、夕食の時間はとっくに過ぎている。あの後フランスの無駄話に付き合わされて内心ヘトヘトだ。でも時間を割いて相談に乗ってくれたし、美味しい夕食も振る舞ってくれたからから黙っておいた。アメリカはもう寝ただろうか、部屋に行って確認したいが万が一また拒絶されたらきっと私はもう立ち直れない。
(大人しく自室に行こう)
ふらふらとした足取りで階段を上ると何やら慌てて走ってくる足音が聞こえた。
「お父様!!」
「!!?…アメリカ?」
まだ起きていたのか、もう寝る時間だと言おうとしたが顔を真っ赤にして涙を零す我が子を前に私は固まってしまった。
「ひっぐっ…お、お父様っ、ごめんなさい…お、温室でのことっ、ぐすっ…お、お父様が嫌とかっ、そんなんじゃないですっ…ううっ、ごめんなさいっ…」
「……(ハッ、ア、アメリカ…!」
慌ててアメリカの元へ駆け寄り小さな体を抱き締めながら背中を擦る。両手で頬を包んで顔を覗き込むと先程も泣いていたのか目元が赤くなっているのに気付いた。
「ご、ごめんなざいお父様っ…僕がっ、全部悪いですっ…だからっ、お願いじますっ…嫌わないでくらさいっ…」
「…アメリカ、私が貴方を嫌うなど天地がひっくり返ってもあり得ません。それに…謝るのは私の方です…ごめんなさいアメリカ、貴方のことを考えずに私はズケズケと…」
ああ、7時間前の自分をぶん殴りたい。あの事後にこれだけ帰りが遅いと自分が嫌われたと勘違いするのもおかしくはない。フランスをくぐり抜けてでもさっさと帰ればよかった…
「ぐすっ、お父様っ…僕の事っ、嫌いにならない…?」
「…はぁ、いいですかアメリカ」
懐からハンカチを取り出しアメリカの目元を拭いていく。
「…これから私たちは幾度となく喧嘩したり、すれ違ったりするでしょう」
アメリカはいずれ独立する、私から離れていく日が来るだろう。でも私は前世のように戦争をしてまでこの子を引き止めようとは思わない。独立を果たしたアメリカのあの背中は本当にたくましくて立派だったから。
「でも、どうか忘れないでください…私たちはこれからもずっと…(おや?)」
ふとアメリカの手元に紙が握られているのに気付く。
「アメリカ、それは?」
「あっ、こ、これは…お父様に、あげたくて…」
「?」
アメリカに差し出された紙を手に取ると、中に書かれていたものを見て私は言葉を失った。
これは…私?とアメリカか?丁寧に描かれたその絵に私は思わず魅入ってしまう。
「さ、最近部屋に居たのはこ、これを描いてたからで…ぼ、僕がお父様にあげられるものなんてこれくらいしか…思いつかなくて…」
「…これを…私に?」
「は、はい…」
「…………」
「お、お父様…僕のお父様になってくれて、ありがとうございます。大好きです!お父様!」
「…………アメリカ」
「…?はい?」
「今日を…」
「今日を…?」
「今日を『アメリカは天使の日』記念日としましょう!!!!」
「!!?!!?」
翌日、記念日を施行する前にたまたまロンドンに来ていたフランスが慌てて止め、『父の日』に収まったのであった。またこれによって地球は約300年早く父の日という記念日が出来たのである。
「アメリカ」
「…?はい、お父様」
「貴方は…」
「貴方は私の誇りですよ」
ここまでご愛読ありがとうございました。
今日は父の日ということで番外編を書きました。続きを楽しみにしてくれていた方々申し訳ありません(泣)次回はちゃんと続きを出します!
コメント
3件
あ、あのッッ…めっちゃ好きです…アメさんを可愛いと思ってるイギさんめっちゃかわいいですもうっ…不器用な愛を注いでるんだ可愛すぎるっ…(語彙力消滅)フランスさん的確すぎてハイタッチしたいです(?)途中の挿絵のタッチが大好きです…!!長文・初コメ失礼いたしました。
うわっ、父の日番外編でこれか…! アメリカがこっそり絵を描いてたのが可愛すぎるし、イギリスの「お父様に嫌われるかも」って不安が伝わってきて泣けた😭 最後の「誇りですよ」に全部持ってかれたわ。フランスのツッコミもナイス。笑いと涙のバランス完璧だった🔥 次回の本編も楽しみにしてます!