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バイス「見せろ(怒)!!」
ぷー太郎「バカ!やめろ(困)!!」
語り手「バイスと、ぷー太郎は、
銃のような発明品を取り合っている。」
?「しめしめ、今のうちに…。」
語り手「バイスと同じくらいの
大きさの、トカゲの獣人?(青色)が、
こっそり入ってきた。」
「ポン!」・銃のような発明品は、
2匹の、犬たちの前足から離れた
ぷー太郎「あっ、ぼくの
銃(発明品)が!?」・
飛んでいった銃に、右前足を伸ばした
トカゲ?「おっと。」・銃が手元に
落ちてきた
ぷー太郎「!?」・トカゲ?に気づいた
トカゲ?「へへ、ラッキー(笑顔)。
」・銃を持って、トンズラした
ぷー太郎「そいつを捕まえて(困)
!!?」・トカゲ?を見ながら叫んだ
ダイアン「ったく…。」・トカゲ?の、
あとを追った
「タッタッタッ…!」・バイスも外へ
出ていった
フィル「姿は、ぷー吉くんだけど、
頭の方は、真逆…(考)。」
「ゴトゴト…。」・ぷー吉は、金属の、
かたまりを転がしている
「タッタッタッ。」
バイス「居ねぇ。」・家に入ってきた
ぷー吉「ふえ?」・バイスを見た
ダイアン「すばしっこいヤツだな…。
」・外を見ながら家に入ってきた
フィル「これなら、ぼくの武器なんかも
…。」・考えている
ぷー太郎「あいつは『たらし』といって
、いつも、ぼくの発明品を
狙っているんだ。弾丸のように走るから
、捕まえるのは、容易じゃないと思うよ
。」・何かを探しながら、ダイアンに
言った
ダイアン「だったら、なんで
追わせたんだ(怒)。」・ぷー太郎を
見ながら憤慨した
ぷー太郎「はい、これ。」・ダイアンの
ところに来て、紙を差し出した
ダイアン「?」
『森の中で…』
ダイアン「住み家が、わかっているなら
、先に言えや(激怒)。」・波乗り板を
抱えながら、先頭を歩いている
フィル「何か、あったの?」・隣を
歩く、バイスに訊いた
バイス「ほい。」・端末をフィルに
渡した
ダイアン「ふう…。犬に怒っても、
しょうがねぇ。もう1度、場所の確認を
するか。」・波乗り板を近くの木に
立てかけて、ズボンのポッケに
手をいれた
フィル「ふーん。」・歩みをとめて、
端末を見ている
語り手「この端末は、ぷー吉がバイスに
渡したものなのだ。」
ダイアン「森を抜けて…。」・地図を
見ている
フィル「ダイアンさん。」・端末を
脇にはさんで呼びかけた
ダイアン「ん?」・振り向いた
フィル「さっきから気になって
いたんですが、その板は?」・木に
立てかけてある波乗り板をさした
ダイアン「川に落ちた時の備えだよ。
」・波乗り板を見たあと、フィルを見て
答えた
フィル「川ですか。」・ダイアンを
見て、指を引っ込めた
ダイアン「あぁ。(ぷー)太郎が
言うには、木が横倒しになっているから
、そこを渡れ、だと。」・フィルに
地図を見せながら言った
フィル「それで…。」
『いっぽう、ぷー太郎は…』
ぷー太郎「さて、カギは、できたかな?
」・ガラクタいじりをやめて、左を
見ようとした
ぷー吉「まだ、できてない。」・金属の
箱を見ながら、おすわりしている
ぷー太郎「そう、ありがと。」・
ガラクタいじりに戻った
ぷー太郎「!なんで居るんだよ(怒)
!?」・ぷー吉に詰め寄った
ぷー吉「おるすばん。」・ぷー太郎を
見て言った
ぷー太郎「おるすばん、じゃあない!
ぼくは、ひとりで作業をしたいんだ!
だから、お前も行けよ!」・ぷー吉に
向かって、はたく仕草をした
『森を抜けた先で…』
「ゴー…!!」・崖と崖の、あいだを
川が勢いよく流れている
フィル「わー、もの凄い水量ですね
(笑顔)。」・川を覗きながら言った
バイス「高くね?」・フィルの隣で
震えている
ダイアン「えーと、横倒しの木は…。
」・木を探し始めた
フィルの声「あっ!今、オデコに
文字のあるアホにん(作者)が
流れていきましたよ(喜)!」
ダイアン「あれか。」・上流(西)を
見た
語り手「木ではなく、丸太が横倒しに
なっている。」
ダイアン「さっきまで、誰かが作業を
していたようだな。」・波乗り板を
置いて、木クズを触った
フィル「ダイアンさん。バイスくんが
震えているんですけど…。」・バイスを
抱きながら、ダイアンの、ところに来た
ダイアン「兄ちゃん。」・ポッケから
銀の腕輪を取り出して、フィルに投げた
フィル「?」・右手で腕輪を受けとった
ダイアン「それは、太郎の発明品、
『ワープ・パッチン』だ。」・黒の
腕輪を自身の手首につけた
フィル「ワープ・パッチン…。」・銀の
腕輪を見ている
ダイアン「ふたつ、ひと組でな。
片方が離れると、もう片方に飛ぶんだと
。まあ、これも、備えの、ひとつだな。
」・フィルに説明して、丸太に乗った
フィル「ふーん。」・ダイアンを見た
ダイアン「バイスをこっちへ…。」・
丸太の上から、フィルに手を差し出した
フィル「あぁ、はい。」・腕輪を
持ったまま、バイスを渡した
ダイアン「暴れるなよ。」・バイスを
抱きながら、丸太の上を歩き出した
「ブルブル…。」・バイスは、
ひどく怯えている
「カチッ。」・フィルは、腕輪をつけた
「バタバタ…!」・バイスは、恐怖の
あまり暴れ出した
ダイアン「おっ、おい(困)!?」
「ズルッ。」・ダイアンは、足を
滑らした
フィル「ダイアンさん(慌)!?」・
落ちていく、ダイアンとバイスに手を
伸ばした
「ドボン!」
ダイアン「ぷはっ!」・バイスと共に
水中から顔を出した
フィル「これに、つかまってください
!!」・波乗り板をダイアンに投げた
ダイアン「おう!ありがとな!それと、
絶対に…場を…!」・流されながら
言った
語り手「ダイアンとバイスは、
あっという間に見えなくなった。」
フィル「何か言ってましたね。」・耳に
手をあてて、ダイアンの声を
聞こうとした
『激流の川で…』
ダイアン「よっ。」・バイスを
波乗り板に乗せた
「ブルブルッ!」・バイスは毛に
ついた水を振り払った
ダイアン「あとは、作動するのを
待つだけだ。」・腕輪を見ながら、
波乗り板に、もたれた
「ザブッ、ザブ…。」・ダイアンは、
流れに身をゆだねている
ダイアン「・・・・・。」
語り手「ダイアンは、まだかな?とか
思いながら、下流の方を見た。」
「ザブッ、ザブ…。」
ダイアン「まさか!兄ちゃんも、
こっちに向かっているんじゃ…。」・
上流を見た
語り手「ワープ・パッチンは、互いに
動くと作動しない仕組みなのだ。」
ダイアン「そんなわけないか。
それよりも、いつになったら…。」・
腕輪を見て言った
バイスの声「なぁっ!」
ダイアン「!?」・バイスの
見ている方(下流)に眼をやった
「ドドドド…!!」・川の水が
勢いよく落ちている
ダイアン「おいおい、もう海かよ!?
早くしてくれって(困)!!」・腕輪と
川の先を交互に見ながら、ひどく慌てた
バイス「どうすんだ!?」・川の先を
見ながら、ダイアンの顔に、
しがみついた
ダイアン「ばか!前が見えねぇ(困)
!?」・ひっくり返らないよう、必死で
波乗り板を押さえながら、バイスに
言った
「ドドドド…!!」・川の切れめが
迫ってる
ダイアン・バイス「・・・・・!!?
」・ふたりは、眼とクチを大きく
開けて、仰天の顔になった
「フオン。」・ダイアンとバイスは、
落ちる、すんでのところで消えた
『いっぽう、丸太の近くでは…』
フィル「うーん。助けに行った方が
いいのかな…。でも、何かを伝えようと
していたし…。」その場を動かずに、
ずっと悩んでいる
「フオン、ドサッ。」
フィル「あれ?ダイアンさん。いつから
、そこに?」・眼の前のダイアンを見た
ダイアン「・・・・・。」・バイスを
顔に、くっつけたまま、ぼう然と
座っている
語り手「ダイアンとバイスは、無事に
戻ってきた(笑)。」