翼、あずみ、茉優が学校に出た後、
私はスーツ姿になった。
ロングヘアをとめた。
鏡を見た。目尻の下が隈ができてた。
子供達の世話、あの子達に苦労させたくない…
今日から会社に出るんだ。
叔父の煌人さんが9時まで会社に来たら良いからって言われて、
ガス、光熱を見渡した。
父母、姉、義兄、主人が亡くなっても、市原煌人がいるから安心してた
私の実の父親、
車に乗り込み、バックミラーを見たら、
見慣れない車が付いてきた。
聞こえます?…おはようございます。優木と言います。あなたの警護を頼まれました。
え?…
おはようございます優木刑事さん?…
はい。
私の前にパトカーが前車で誘導してくれてる。
高島企業の経営者が志摩産業の社長、長谷川さんという方から合併したいって言われてきました。
そうですか父が知ってて私に社長に薦めたのですか?
そうですよ。
私は目頭熱くなってた。
信号待ち、
私は好きになった市原廉がこの世にいなくなってから。男性を愛した事なかった。
社長ならしっかりしないと…
アクセルを踏み込んだ時、
ガクン!
何…今の、
路側帯にランプを押して
停めた。
カチカチカチカチ
警察の警護の優木刑事が
「奥様どうしました?…」
「変な音が聴こえてますが…」
加納ー!!車を停めろ!
「警部どうしました!!」
「奥様パトカーにお乗りください!」
私の車が~
「爆弾が積まれてます!」
え?…
大道路のど真ん中に刑事、警官が
ピー、
恐れ入ります!
加納?…
止めないと地元民が亡くなりますよ。
…
市原氏に連絡した。
万梨子さんの車に爆弾が積まれてます。
あ?その車俺のだろ?
間違われた万梨子さんの命が危なかった。
大騒ぎになったが
無事に爆弾が解除にされた…
プラスチック爆弾ですよ…
指紋見つからないか…
遅れながら、
会社に着いた私
警官達囲まれた。
「部長~新社長がお見えになりましたよ!」
事務員全員が起立してた、
高倉薫秘書、
経理課の麻野さん達が直立不動に立ち
市原煌人氏が社長室を解放した。
おはよう万梨子…
お父さん
お父さんに抱きついた。
泣くな化粧が落ちるだろ…
バッチをつけられ、会社を頼むよお前がみんなを動かすんだ!高島企業の社長が顔を出した。
大きな男性が
「凄い美人社長ですな」
「とんでもないです」横に首を振ってたら。
親父?
「なんだ、辰弥」
手をとり私の嫁になれないかな?…
「辰弥~お前会社内でプロポーズするのか!」
「プロジェクトの仕事が待ってるって!」
お父さん?…
「お前が良いなら決めなさい」
「はい。お時間頂けませんか?私社長に任命されましたので職員一同に挨拶もありますので」
名刺交換をした私でした。
「皆様、私桜井万梨子と言います。まだわからない事沢山ありますが。皆様と交流しながら父の仕事を見直してやり継ぎたいと思ってます。宜しくお願いいたします!」
拍手喝采がふり、
「「「「新社長宜しくお願いいたします!!」」」」
御辞儀をした私、
「「頭低いな!笑っ」」
私の生涯が落ちついた時、
お父さんが狙われた。
高島企業に、
昔の桜井圭介の周りに何が起きてたのか、家族全滅した。
私は今の社長としながら
優木警部に連絡した。桜井圭介、私の義父になりますが調べ直して頂けませんか?…
はい…わざわざお知らせありがとうございます。
社長、藤城産業、接待、11時半頃、ランチがてらありますけど大丈夫ですか?
はい薫さん、敬語使わないでよ。
「何故ですか?…」
森川薫さん私と同期生でしたよね。
「…知ってました?恐れ入ります。」
又使う~笑っ