テオside
流石に外でやるには億劫だったからカラスバにお願いして
サビ組のバトルコートを借りる事にした。
ここなら外にまで噂は届かないだろう。
テオ『本当に良いんだな?』
キョウヤ「勿論です!」
あーあ、こんな健気に頑張ってる子を負かせたくないが…本気で来いと言われたらやるしかない。
テオ『なら始めようか、頼んだぞ。ガブリアス。』
キョウヤ「…初手にガブリアスなんて、舐められたもんですね…、頼んだッグレイシア!」
ははっ!効果抜群狙ってんな……。
キョウヤ「れいとう『遅いっ!しんそく!』うっ!」
キョウヤのグレイシアはそのまま伏せた。
テオ『これでもチャンピオン泣かしたのは負けてねぇよ、ほら。次出せよ。』
キョウヤside
いつもと違う、戦闘狂になったテオさん。
ははっ、コレでこそ本気のバトルッ!
キョウヤ『頼んだ、ニンフィア!そのままじゃれつく!』
ガブリアスは効果抜群でそのまま戦闘不能。
テオ『ははっ、知らん間に強くなったなぁ。』
キョウヤ「テオさんのおかげです、強くなりたくて貴方の背を追い掛けたので。」
テオ『あーあ、とでもねぇチャレンジャー生み出ししまった……、でも次は泣かすぞ?』
キョウヤ「望むところです!」
テオ『ミロカロス、頼む。』
キョウヤ「本当にガチパ出来てくれたんですね
嬉しいです!」
テオ『そりゃチャンピオン泣かしてんだ。失礼のないように戦わなきゃな。』
キョウヤ「嬉しいです、行っておいで、デデンネ!」
テオside
相性悪い…でもなんとかするッ!
テオ『ミロカロス!なみのりッ!』
キョウヤ「デデンネ!10万万ボルト!」
波のせいで電気食らったか……。
チラッとキョウヤを見ると勝ち誇っている……。
そうだなぁ、こんだけ楽しいの久々だ。
テオ『ミロカロス、れいとうビーム。』
技に当たったデデンネは凍ったまま動かない。
テオ『ミロカロス、自己再生の後にねっとう。』
キョウヤ「くっ(コレがチャンピオン!!何処まで好きにさせるんだッ!)最高ですッ!」
テオ『俺も楽しいよ!全力ぶつけて来いよッ!』
キョウヤ「絶対負かしますッ!いけ!ロズレイド!」
テオ『相性悪いなぁ。変えさせてもらうわ、頼むぞウィンディ。』
キョウヤ「え、ウィンディ手持ちに居なかったですよね!?」
テオ『あー、この子気性荒いのよ、戦闘狂だからさ…。でもキョウヤなら答えてくれるよね?』
キョウヤside
背景お父さん、お母さん。
俺じゃまだ無理でした。この人には勝てません。
ポケモンバトルは闇が深いです……。






