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クソ野郎…じゃなかった()
一応父親に、再婚相手ができるらしい
嫁と連れ子さんが居るらしいから、
2人分仕事増えるのか…
どうせこき使われるんだろうな…
女だし、下手したら…
アッチ側の刑もあるかもな、、、
嫌だな…
何でこんな顔に生まれてきちゃったんだろう
父親を見てて思う
俺は何度も憧れた。
何で俺にはあのタラコ唇や、
たくましい腹の肉がついたりしないのだろう
inm「はぁ…」
父「”ライ”、!」
呼ばれた…
めんどくさいな…
もう、生きている意味なんて…
inm「…はい、
なんでしょうか、」
俺は奴隷かよ…
でも、しょうがないこと、なのか…
アイツラをおいては死ねないし、
頑張る…か、
いざとなったら逃げる。
俺が居なくなっても、
あいつら気にしないだろうし
父「✗✗と依紗さんに紅茶を出せ」
inm「…はい、」
依紗、っていうのは連れ子さんのことだろう
俺は慣れた手つきで紅茶を作る
inm「…用意、できました…(プルプル」
父「早くしろ」
inm「はい…」
パワハラだろ…
児童虐待はんたーい…
…でも、法には触れないんだよな…
ブスに、人権はないから
依紗「あ、ありがとう、ございます…」
お、お礼!?
え、お礼とか…
生まれてこのかた、
アイツラにしか言われたことないわ…
なんか、新鮮。
…このままなにか言われるのも嫌だし、出てこ…
inm「…(トボトボ」
う…
今、何言われてるんだろう…
依紗「あ、あの!」
inm「えあ、!?
な、何でしょうか…(プルプル」
やばい、震えてる…
変な行動したら、
罰とか…
てか何、!?
早速殴りにでも来た???
依紗「えと、おそらく今日から姉?
になると思われます。依紗です。」
inm「あ、えと…
俺は、伊波ライ、です…
15です…」
急に自己紹介されて驚いたけれど
ちゃんと返す。
返さないと、ダメだから
後悔するから
依紗「私17なので、
じゃあ私が姉ですね、
よろしくお願いします、!」
inm「はい、
…ところで、なんで、敬語を使うんですか…?」
俺なんかに敬語を使う意味がわからなかった
油断でもさせるつもりか!?
依紗「?、本人の許可を得てないので…」
inm「!?
え、俺なんかに人権無いので…
俺こんな顔ですし…
お好きにお話ください…」
依紗「…なんで?」
inm「えぁ、す、すみませ、」
やばい、失言した!?
取り敢えず、謝らなきゃ、
依紗「何で謝るの?
顔なんて関係ないじゃん」
inm「…ッえ…?」
…こんな事言われたのは初めてだった。
しかも美人に言われるなんて
顔を、気にしないやつなんて
居ない…から、
でも、止まっていたときが動き出すような感覚があった。
inm「う…///」
依紗「え、顔赤いですよ!?
ちょ。熱あります?
大丈夫ですか、?」
inm「だい、じょうぶです…///
その…敬語、無くしてください…!///」
依紗「あ、わかっ…た、
あ、そっちも好きに無くしていいよ!」
inm「う、ん…
あの…」
この人なら、信頼できる。
なぜかそう思った
inm「姉さんって、呼んで良い、?」
依紗「え、!?」
…ダメ、なのかな…
依紗「いいよ!
ていうか、お願い!(ニカッ」
inm「あ、あり…がと…///」
天使のような笑みが、
眩しい笑顔が
俺の視界いっぱいに映る
可愛い。
気づかないうちに、
この人の”沼”に
足を踏み入れてしまっていたのかもしれない。
依紗「?、ライー?」
inm「あ、ハイ!」
依紗「急にぼ~っとして、どうしたの?w」
inm「な、なんでもない!
またね!!!///」
そして、俺は逃げるようにそこから逃げた
あの人が俺に見せる、
1つ1つの表情が、可愛くて
表情豊かな姉さんが、
とても好きになってしまった
またみたいな…
inm「……んふふ…///」
ダメだなぁ、
こんなすぐ、人を信じちゃいけないのに…
身を持って体験してきたのに
姉さんの姿を思い出し、
ニヤける
今日の夜、寝れないかもなぁ…
そう思うほど興奮してしまっていた
inm「姉さん…♡」
ドロドロとした感情が
生まれた瞬間だった