大介side
ねぇ約束したじゃん。
涼太たちが来る前から退院したら遊ぼうってーーーーーーー
2年くらい前〜
大介「ねぇねぇあべちゃん、」
亮平「ん、どしたの?佐久間」
俺たちは同じ高校でたまたま同じクラスで仲が良かった。
大介「早く元気になったらまた遊ぼうね?」
亮平「佐久間…っ!」
こう俺が言った時あべちゃんは泣いてたっけ
大介「ちょちょ、なんで泣いてんの…っ」
亮平「ちが、……その、嬉しくて…」
大介「あべちゃんっ!」
亮平「佐久間、ありがと!!(*´﹀`*)」
俺はあべちゃんのあの笑顔が大好きだった。
でもこのところ、発作が多くなってきて
あの時のあざとい笑顔は消えていったーーーーーーー
大介「ねぇ、約束したじゃん…あべちゃん」
亮平side
あーあ、もう終わりだな…
俺の呼吸もどんどん荒くなってきて、しんどい
佐久間と約束したのになぁ。
翔太と涼太にも、東京めぐりするって約束したのになぁ
ごめんね、約束守れなくて
でもね、もう無理かも…
涼太「あべちゃん!!」
翔太「ダメだよ!!俺達と東京めぐりするって約束したじゃん!」
大介「あべちゃん先逝かないでっ…」
みんな俺に声をかけてくれる
でも容態は悪化していくだけだった。
俺の心電図には『ピリリリリリリッピリリリリリリッ』と不気味な音を立てて警告を示している。
楽しかったなぁ
みんなと会えてよかった
でももうちょいみんなといたかったなぁ
亮平「みんなっ……やくそく、…はぁっ…まもれなく、て…ごめ……」
みんなはなんて返してくれるんだろう
許してくれんのかなぁ
大介「あべちゃん…(இДஇ )」
翔太「あべちゃん…大丈夫だよ、?」
涼太「そーだよ、この発作も、すぐに治るから…あべちゃんなら…」
みんなやさしいなぁ
お母さん、お父さん
俺、こんな優しい人たちと出会えたよ?
おかげで病院生活だったけど毎日がとっても楽しくなったんだ。
毎日元気で話しかけてくれる『佐久間』
俺と一緒の病室で仲良くしてくれた『涼太』
東京めぐりを計画してくれて、俺の事を毎日気遣ってくれた『翔太』
俺、こんな優しい人たちと楽しい毎日が過ごせた。
ちょっと寂しいけど
でもね、もう限界なんだ
ごめんね、みんな、短い間だったけど楽しかった。
俺がいなくなっても元気に過ごしてね?
俺は最後の力を振り絞ってみんなにこういった。
亮平「みんな……ほんとに、…ありが、と……」
亮平「みんな、…だい、すき…だよ…」
翔太「あべちゃんっ!しっかりしてよっ」
翔太ごめんね先に逝っちゃうけど早く来ちゃダメだよ?
涼太「ねぇ東京めぐり一緒にしようよ!!」
ごめんね涼太。
大介「……っあべちゃん!!」
大介「俺っ、あべちゃんのおかげで今の自分がいるんだ!!だからっ…お願い、死なない、でっ…」
佐久間…それはこっちのセリフだよ
佐久間こそ、佐久間がいたから今の俺があるんだ
ほんとに佐久間には感謝してるよ
亮平「ごめ、みんな…また来世で……会おうね………」
そう最後に言って俺は目を閉じたーーーーーーー
『ピーーーーーーーーー』
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
どーも!れいです!
なんか今回も切っちゃった!
今回は前回の大切な人が欠けた日ーーーーーーー①の続きです!
次は♡3500行ったら投稿しようかな?わら
いかんと思うが…www
それじゃ、主は退散しまーす!
照「以上!!」
SnowMan「SnowManでした〜!」
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