テラーノベル
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※🦍🍆※
☃️でてくる
ヴィランズネタ いくら擦っても美味しいネタですね
前回の続きのような…その後のようなやつ
二人がしている腕時計…良いなぁと思ったら
こうだったら良くね?と思いついたやーつ
※ご本人様無関係
※腕時計は束縛の意味もある
※SNS含むシェア🆖
諸説意味ありそうですが、響きが好きだったため採用っ!!
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綺麗な歌声が響き渡る…
その声を止めるように開かられたのは
大きな扉だった…
「………………珍し、また来たん?」
「別にいいだろう…頼むよ、いつもの…」
「しゃーないっすねぇ………なら、どうぞ」
寂れた教会
誰も祈りを捧げないこの場所に、二人の男
一人は小柄でフードを被り
一人はスラリと背の高い細身の男
フードを被った男が
四方を囲まれた小さな部屋に男を通す
そこには丸椅子が一つ
そして一箇所…向こう側は見えないが
壁の向こう側と会話をするための格子が取り付けられた場所がある
「好きなだけ、居ったらいいよ」
「ありがとう」
木製で出来た扉がギィィイッと軋みながら閉じていく
ガタッ…バタンッ…
月影紫音 #イベント開催中!!
225
#雑談
雛サン&ツンデレ君(浮上)
1,515
#snjn
yukino
4,725
扉が閉じると男はドカッと椅子に腰掛けて
独り言をポツリ…とこぼしだした
「…俺はどうしたらいい」
「嘘で塗り固めた俺自身…本当の俺はどれなんだって…」
「この街で…世界で…自分の命を守るため…嘘偽りを並べて生きてきた…」
「右のものを左と言って、無いものを有るように見せかけて…」
「こんな俺に”あの人”は言ったんだ…」
「『 僕の側に居てください、これから先…死ぬまで永遠に』ってよ……」
「この歳まで、騙して、利用して、消えるように姿を消して…」
「こんな俺でも…………”幸せ”ってもんに触れていいんだろうか…」
静まりかえる部屋
すきま風が音を立ててあちらこちらからピューッと音を鳴らす
椅子に腰掛けた男は
ただ、ただ…頭を抱えて俯いたままその場を動かなかった…
『幸せに触れることを…誰も責めはしません』
「………………さんきゅ」
扉が開く
椅子から立ち上がり振り返るとフードを被った男が「さぁ…」と
部屋から出るように案内する
二人分の靴音が響く
ボロボロのステンドグラスは光を通さず暗く陰り
昔は綺麗な真紅だった絨毯も見る影もなく黒く汚れていた
「……ほら、あそこ」
袖が長く手が見えない男の腕が中央の祭壇を指す
「…あ、」
俯きがちに歩いていた男がその声で顔を上げると
漆黒のロングコート姿の男が祈りを捧げていた
「………」
「…素直になりなよ、ぼんさん」
「……ッ」
「…言ってたやろ?幸せに触れることを誰も責めへんって」
フードの男が一歩、後ろに下がり
男の背中をポンっと押した
「…おらふくん」
「はよ…行ったり」
二人分の足音は一人分になったーーーーー。
「ドズル…さん」
「…ん?………あぁ、ぼんさん」
どうしたんですか?…ロングコートのドズルと呼ばれた男は
祈りを捧げていた手を解いて、男を見つめた
「…………その…さ」
「…俺とドズルさんが出会った時の事なんだけど」
「あの時…から、その…だいぶ時間経っちまったけど…」
どことなく歯切れの悪い物言いに
急かすことも尋ねることも呆れることもせず
ただ黙って…男が喋り終わるのをドズルは待っていた
「あの時の返事をしたくて…………」
男が喋り終わると
ドズルは「ぼんさん…」と男の名前を呼んだ
その声に男は「なに」と小さく返事をすると
ドズルは腕に巻いていた腕時計をカチャリと外し
男の左腕を持ち上げた
「僕のサイズなので、後で直して渡しますが…今はコレを」
「…え…ドズ…ルさん?」
「僕の時間は…ぼんさんから返事を貰うまで止まったままでした」
「貴方を失う事を恐れて…何も出来なかった…」
「ようやく手にした貴方の事を離したくなかったんです」
「…だから、貴方からの返事をずっと…ずっと…心待ちにして待っていたんです」
「コレからは…
カチャリ…と、時計の金具が止まる音
男の腕には大きくぶかぶかな腕時計
それを落ちないように男はもう片方の手で時計を押さえた
「僕と同じ時を刻んでください…貴方の時間を、一分でも…一秒でも逃したくはない………………」
「ドズルさん…」
「今まで過ごせなかった時間をコレから埋めても良いですか」
その声に男は薄っすら涙を浮かべながら
ドズルの胸に身体を寄せた
「…………ぉッ…俺、嘘つきだよ」
「知ってます」
「俺………裏切るかもよ?…」
「ぼんさんはそんな事をしないって知ってます」
「………俺、結構…面倒くせぇ性格だよ」
「側で見てきてます、面倒くさいのは僕も同類なので」
「………ボスの右腕になれないかもよ」
「右腕??…ふははははッ、それは、おんりーが居るから大丈夫ですよ」
「え?」
ドズルは男の腰に腕を回し
より、密着するように身体を寄せ
その耳元で…
「ぼんさんは、僕の…La Madonna…ですから」
「…………ーーーッ!………ばかッ」
「言ったじゃないですか…僕も面倒くさい性格だって………」
「…ッ」
自然と向き合う顔はお互い幸せそうで
どちらからとも無く…唇を寄せた
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「めでたし…めでたし…やんね」
捨てる神あれば拾う神あり…なて、言うけど
この世に神なんてものは居ない…
居るのは醜い心を持った人間だけや…………
今回は偶然…ぼんさんの前にドズルさんが現れただけ
ぼんさんにとっての”神”はドズルさんなんやろうな………ふふふふッ
ーーーーーーーーーーーーーーーおわり
La Madonna
世界で唯一の、俺だけの聖母
コメント
1件

🍆さん幸せになってね❤️\(//∇//)\❤️素敵ですね♪