あれから数ヶ月
俺はぷりちゃんの家で過ごすようになった
p「ちぐ?いい加減起きろ?笑」
t「んん、あと一分、」
p「はいはい、起きて」
t「ん~、おはよう、!」
p「おはよ、朝ごはん食べようぜ」
t「うん、わかった」
昔よりも話すようになって
毎日幸せだった
お義父さんも
俺のところに来ることはなかった
聞いた話によれば、多額の借金で
怪しまれて、警察に捕まったんだとか?
ただ、あっきぃくんとの関係は
ますます気まずくなってくばかりだった
t「あ、あっきぃくん、おはよう。」
A「先輩、おはようございまーす、」
A「もうバッチリ元気ですね。」
t「うん、心配かけちゃっててごめんね」
A「ぷり先輩どこですか?」
A「部活で聞きたいことあるんですけど、」
t「あ~、ぷりちゃんもう教室かも?」
A「了解で~す、!」
A「おれ、本気なので。」
t「っ、!」
本気、正直俺にはわからない
ぷりちゃんのこと、
実際俺はどう思ってるのか
ぷりちゃんは俺のことを
どう見てるのか
あっきぃくんは言ってた
ぷりちゃんのことが好きな訳では無い
じゃあ何なのか
あの距離感は俺への嫌がらせ?
そもそも俺は嫌がっていい立場なのか?
t「うう、わかんない。」
m「お~い大丈夫そう?」
t「わっ、声出てた?」
m「おう、てか何で下駄箱で止まってんだよ」
m「ほら、早く行くぞ」
t「あ、うん、!まって!」
グダグダ考えては
いつも振り出しに戻る
ずっとずっとそうだった。
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