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𝐴𝑖𓂃🧡💛💚
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あきside
「あっきぃ、頼む!今日から来る新人の子のペアになって欲しい。」
そう言って、店長が俺に頭を下げてきた。
「ごめんなさい、ペアは…」
「お前の気持ちも重々承知の上で言ってる!」
「新人、顔がかっこよすぎてお前くらいしか隣に立てるヤツがいないんだっ!」
“かっこいい”か。
ぷりっつは、俺が教えたかっこいいメイク、どこまで上達したのかなぁ。
何故か分からない。
でも、やってみてもいいと思ったんだ。
「…1回会ってから考えます。」
そう曖昧な解答をして、ぷりに会った。
メイクでかっこいいを作ってるんだってすぐわかった。
…メイクの仕方が、凄く似てたんだ。
顔は真逆なほど種類が違うのに、ぷりっつとぷりを重ねた。
こんな些細なきっかけで、俺はぷりとのペアを了承した。
でも、どんどん関わっていくうちに、ぷりっつに見えてきて、苦しかった。
もう会わないと誓った君が、俺の隣に、また立ってくれているような気持ちになった。
口調、仕草、変な癖、全部がそっくりだった。
似すぎて、もう本人なんじゃないかと思うぐらいだった。
…恋に落ちてしまった。
でも、俺が好きになったところは、全部ぷりっつと同じような所を好きになっただけ。
俺は、ぷりに恋をしたんじゃなく、ぷりをぷりっつの代わりとしか見ていなかった。
それに気づいた時、どんなに自分が醜いか思い知った。
ぷりは俺の気も知らず、ぷりと同じような事を沢山してきた。
苦しくて、またぷりっつに会いたくて、そればかりがどんどん積もっていった。
ぷりがぷりっつならいいのに。
何度もそう思った。
会わないと誓ったはずなのに。
指名入ってぷりを呼びに行ったら、そこに居たのはぷりっつで、
あぁ、なんて、罪深い人なんだろう。
また、俺の目の前に現れてくれた。
歓喜に震えた。
それと同時に、なんで、という気持ちにもなった。
手放したのに、もう、手放したく無くなっちゃう。
もうどうしたらいいのか分からなかった。
コメント
1件
あきくんの「ぷりっつと重ねてしまう」苦しさが刺さりすぎてもう😭💔 本人が目の前に現れた時の「歓喜」と「なんで」の両方がある心情、リアルすぎて胸がギュッと締め付けられたよ…「罪深い人」ってタイトルがもう全てを物語ってるね、ゆもさん、このモヤっと切ない感じエモすぎる!!🫶