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𝐴𝑖𓂃🧡💛💚
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ぷりside
あっきぃは、俺の顔以外を見て、好きになってくれた。
初めてだった。
付き合って、楽しいこと、沢山やった。
でも、あっきぃは俺を捨てて消えた。
あっきぃは、俺のためを思って捨てたってわかってた。
聞いちゃったんだ。
あっきぃが部屋で、ひとりで苦しんでるの。
分かってたのに、何も出来なかった。
俺は無力だった。
でも、少し経てば、そんな事思わなくなると思った。
思ってた。
俺が間違ってたんだ。
あっきぃに捨てられてから、悲しくて、寂しくて、何もする気にならなくて、あきに縋りたくて、
こんなにも自分にあっきぃに依存してたんだと思い知る。
バーで会えた時は、びっくりしたと同時に、ホッとした。
あっきぃが生きてることが実感できたから。
どんなに自分を偽ってでもまた隣に居たかったのに、バレた。気づかれた。
…また、会えなくなるのかな。
俺らが気まづくなってると、俺を襲ってきたやつが、口を開いた。
「…俺、お前らが指名されたところ入ってくるわ。」
「…なんか、ごめん。」
そう言って気まずそうにトイレから出て行った。
「…1回、俺の家、来てくれない?」
とあっきぃが言うから、取り敢えず家にお邪魔することになった。
「おじゃまします。」
「…早速だけど、ぷりっつ。」
「待って。」
「俺から話していい?」
あっきぃはコクっと首を縦に振った。
「ごめん。」
「あっきぃが俺のこの顔のせいで悩んでたのは知ってた。」
「でも、少し経てば、そんな事無くなるって思って…向き合おうとしなかった。」
「あっきぃが守ってくれるからって、安心感抱いちゃって、あっきぃの事、苦しめちゃってた。」
「…ほんとに、ごめん。」
「お、れは、ぷりっつに頼ってもらえるのは、すごく嬉しかった。」
「嬉しいし、苦しくもなかった。最初は。」
「でも、ぷりっつが襲われそうになってるの知っちゃって。」
「…ッ!なんで」
「…ぷりっつに盗聴器と小型カメラ仕込んだの。」
「こんな俺、おかしいでしょ?」
「こんな奴は、ぷりっつのそばに居たらだめ。」
「ぷりっつが誰かに取られるのが嫌で、監禁、なんて考えちゃって。」
「ぷりっつの幸せを考えるなら、俺は居なくならなきゃ。」
「そう思ったの。」
「なんで、一人で抱え込むの?」
「俺は、どんな形でも、あっきぃがいてくれればそれで良かったッ」
「あっきぃがいなきゃ、ダメなんだよ。俺。」
我慢してたものが、どんどん溢れていく。
あっきぃの方が苦しかったのに、苦しいのに、おれが泣いたらダメじゃん。
心ではわかってるのに、溢れて止まらない。
「あっきぃ、好き。大好き。」
「あっきぃが俺の隣にいない人生なんて、俺にはなんの意味もないんだよ、」
「ぷりっつ…」
「そばにて、俺の隣に…ずっといてよッ」
「…ッ!」
「でも、俺じゃ、ぷりっつを幸せになんかッ」
「できるよ!」
「あっきぃがいるだけで、俺は幸せなんだからッ」
「…いいの?ほんとに、俺で」
「当たり前じゃんッ」
「あっきぃがいい。あっきぃじゃなきゃヤダッ」
涙が止まらない。
手でいくら拭っても溢れてきてしまう。
すると、あっきぃが俺の涙を拭い、
「ぷりっつ、俺と、やり直してください。」そう言って俺を抱きしめてきた。
答えなんかとっくに決まってる。
「はいッ」
俺もあっきぃを抱き返した。
きっと、俺らのこの先は明るい。
今度こそ、ちゃんと支え合って行くんだ。
コメント
2件
お互い誰よりも相手の事を 想ってて、すれ違いもあったけど また結ばれてよかった☺️
ぷりっつが「あっきぃじゃなきゃヤダ」って言い切ったとこ、マジで胸熱だったわ…。お互いの歪な愛情も全部認めた上での「やり直し」、この二人にしか辿り着けない答えだよな。ラストの「この先は明るい」って一文に、ちゃんと希望が詰まってて泣ける。ゆもさん、今回も心掴まれました🔥