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＿＿＿＿＿＿ 翔太side
今日は仕事が早めに終わった。
たしか、美柚は今日病院だったな。涼太が付き添ってくれてる。
いつも。全部やってくれるから、俺は仕事ができる。
入院中は手続きとか全部してくれて。
涼太も店があるのに。退院してくるからって、またしばらく店閉めて。売上とか大丈夫なんだろか。
俺は生活費を出すくらいしかできない。
美柚もずっと入院してたりで収入ないだろうし。
その分とプラスくらい俺が負担しようっておもったから、出してる。
涼太が美柚のこと好きなのは気づいてた。
だから家に来させたんだと思う。
でも、なんかそれが気に入らなかったから俺も居座った。夜1人に出来ないだろなんて、理由つけて。
まぁ、もとからよく泊まったりしてたから、違和感は無かったんだとおもう。
美柚も、最初はいやそな顔してたけど、辛い時、決まって俺のとこで泣く。鼻水何度つけられたことか。
それが正直、嬉しかった。
まさか、そこに引っ越させるとまでは思わなかったから。俺も紛れ込んだ。
もちろん、1人にさせたくなかったし、涼太にも店は続けてほしかったから。
結局。俺いつの間にか美柚のこと、本気だった。
みんながわかるほどに…
涼太辛かっただろうに、俺に頑張れって。1番に背中押してくれたんだよな。
今日は早く終わったし、掃除でもするか。
料理はできないけど。掃除は俺の方が得意だし。
そう思い、帰宅し、リビング開けたらまさかの光景だった。
美柚と涼太が抱き合ってる……
いや、浮気とかじゃないとは思う。
思うけど……
涼太のほうが美柚の傍で支えて来たのは確かだよな。
気持ちが移ったとしたら……
いや、だとしても…
しかも、俺に気づいてない……
翔太「何してんの？」
思わずでた言葉。
ふたりは驚いていた…そりゃそうだろな。
俺が帰ってくる時間でもないしな。
ただ、涼太が泣いてるのがわかった……
めったにみせない涼太の泣き顔。
子供の頃はともかく、いや、子供の頃ですらあんまり見た事ない。
翔太「…とりあえず座ったら？」
おれは2人ともきついだろうと思ったし、話を聞こうと思っていったつもりだったけど、
美柚はパニックになってた。
涼太も気まずそうにして。
そんなされたら、疑ってしまう。やめてくれ……
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