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週末。
駅前のカラオケボックスに集まったすとぷりメンバー。
ころん「やったー!僕、いっちばーんに歌う!」
莉犬「ちょっと待った!俺が最初に歌うんだから!」
ころん「は!?昨日僕が提案したんだから最初は僕だろ!」
莉犬「提案したからって順番決まるわけないでしょ!」
(マイクの取り合いスタート)
さとみ「おいおい、最初からバトルかよ。まぁ、これが苺々丘のテンションか」
ジェル「せやな~。もう二人でデュエットしちゃえや」
ころん&莉犬「えぇぇぇぇ!?!?」
(みんな大爆笑)
結局、二人で無理やり一緒に歌うことに。
歌声が重なって、ちょっとズレて、笑いが止まらない。
さとみ「お前ら、ほんと漫才やってんのかってくらい噛み合ってねぇな」
ころん「はぁ?!じゃあ、さとみくんも歌ってよ!」
さとみ「俺は後でいい。トップバッターは恥ずかしいんだよ」
莉犬「あー!さとみくん照れてる~!」
(にやにやされて耳まで赤くなるさとみ)
続いて――
るぅと「じゃあ、僕いきますね」
(しっとりした歌声で歌い始める)
ジェル「おぉ~!安定感すごいな!聞き入ってまうわ」
ななもり。「ほんと、るぅとくんはカラオケでもブレないなぁ」
その後も順番に歌って大盛り上がり。
盛り上がり曲ではみんな立ち上がってタンバリンやマラカスを振り、ドリンクバーの氷までリズムを刻む。
ななもり。「よし、次は俺の番だな。みんな、盛り上がる準備できてるか~!」
全員「おーーーっ!!!」
リーダーがマイクを握ると、部屋の空気が一気にひとつになる。
笑顔と声が響く週末、苺々丘学園の仲間たちの絆はまた深まっていった。