愛人

姉の法事、私、家族、神野浩二が見えた。

弟の裕が

にらみ見返してた。

父親も平然としてたが、

なあ？神野、お前独り身で何してるんだ。

何かしましたか？…

弟も口を開いた。

田川満里奈だよ…

あの子か、俺の彼女になりたいって言われた。

ねぇ？神野さん。あなた未菜に結婚してくれって言ったそうね？。

もう来ないで欲しい…

朱里の法事は？

もう他人なら要らんよ…

自殺じゃないよね？…姉さんを殺したのあなたでしょ！

何を言いがかりします！…

ならこれ見てよ。

姉が持ってた。ネックレス、

開けたら、浩二さんじゃなくて、前のご主人の写真があったわ。

あの人、病死だったのよ。

この時警察で完全に計画的な犯行をしてたって聞いた。

自首してくれ！…

嫌ですね。

朱里を愛してた…

だからといって窓から突き落とすか！…

…

薬を服用した。

車に乗り込んだ神野さん。

もう来れない…笑って車を出してた。

家に入った私達。

あんな男死ねば良いのよ！…

夕方、

お父さんがニュース観てたら。

車ごと海から引き上げた。

遺体が見つかった。

神野浩二、43歳

…咲枝？…

うそ…

自殺したのか…

週明け、私は会社に出た。

山村さんと眼が会った。

夜に会えないかってメールが来てた。

うん。

忙しい中、

私は退社後に山村さんに会った。

やつれた？…

昨日まで姉の法事してたのよ。

そうか…

ホテルで良いか？…

うん。

彼に抱かれた。

優しい抱擁をもらった。

愛してるって結婚してくれって

私で良いの？、

両親に会わせた。

未菜～笑っ

素敵な方ね。

着々と私達は

結婚の準備してた。

私は会社を寿退社をした。

幸せな家庭を築く。

会社の同僚に羨ましかれた。

マンションを移り。

結婚式間近に山村さんに一通の手紙が来てた。

開けようとしたら、

母が見えた。

お母さんどうした？。

山村陸さん…

弟の裕が

姉さん俺もやっと彼女出来たって。

佐藤智美を会わせたい。

裕？…興信所に調べてもらう？…

母さんやめろよ！…いつもいつも、

それよりお母さんさっき話し何？…

陸さんが何かあったの？

…

やめた…ごめんね未菜笑っ

変なお母さん。

明日式を挙げる。