作者「あっ折れた…努力…全部…無駄…」…
〈チーン〉🪦 👼<人生は非道徳なり)
「ま…それでもいきますが、」
メリーさんの執事《アカシックAワイル編》の続きで変わり、後半 メリーさんの執事《偽王の幻夢境編》に変わります。
…では 続きをご覧下さい。作者より…
〈ピッー…ピッー…〉赤いランプが点滅する。
〈ツーーッ〉…〈ガチャッ〉何かを取る…
……ワールド名…
\\\\\\\\\\\\―アルカディア―\\\\\\\\\\\\\
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
「reh…dnopser esaelP』
(ハイ…応答してください)
〈ツーーッ〉…
オライオン「私だ!ユーリイス・オライオンだ!…予想外な事に巻き込まれたが、これより帰還する…総員[ソウイン]揃[ソロ]って迎えに来てくれて」
〈ツーーッ〉…
「taht regir …gnitiaw m’I』
(了解 …待ってるよ)
オライオン「まだ時間がある、今はこの宇宙を楽しんでくれ!…さて、少し寝るとする」
…マイクを置き、操縦席から立ち去る……
……瀧奈達は、もう一つの宇宙…別の世界に行く事に成功した…
無重力空間に到達し、まだ到着に時間がり
少し宇宙を楽しんでいた。
αメリー「お星さま大っきい〜」
オグリ「んなぁ…」
ゲーティア「そうでしょそうでしょ…あの星はね、シリウス星って言うんだよ」
αメリー「あれは?あれは?」
ゲーティア「あれはね、ポラリス星って言うのよ」
αメリー「わぁぁ」
……楽しそうに惑星を眺め、解説をしている…
ベネット「よく知ってますね」
ゲーティア「まぁね〜…天文学を学んでたから」得意げな顔で語る…
オライオン「所でだベネットくん、あの賛否両論はどっちに傾いてるのかい?……地上では今は戦争騒ぎだぞ」
ベネット「……今は、半反対に意見を向けてます……彼、アレフの話を聞いての意見でもありますし現状…僕達には無いので…」
ベネット「……」少し考える…
…『Tsアレフ「外神の力で光球を再生する事はいいんだ、でもね…もし…失敗したらより危険な事態になってしまうだろうな」』…
ベネット「一体、僕達はどこに向かえばいいんだろうか…わからない…」
オライオン「さぁな……このまま帰らずに暮らす選択もあったが…そんな余裕は無いさ」
ベネット「そうですね…」
オライオン「行けるとこまで行くまで…」
オライオン「人間そんなもんだろ?」
ベネット「……」
ソビリア「…は〜い、そこ…お腹空いてない?食べれる時に食べなさい」2人に宇宙食用の固形食品を渡す…
ベネット「……いただきます…」
固形食品を口にくわえる…
〈……あぁ…〉これ…
ベネット「硬い……」険しい顔になる。
オライオン「凄い顔だ〜」
……場面は変わり……
瀧奈「…あ〜アレフ?なんだよな…」
Tsアレフ「……記憶上そうだよ、と言っても…魂は違うから本人と捉えるかは別だと思うけど…僕からは本人では無いと断言するよ……瀧奈」…
瀧奈「…外神ってそもそもなんだ?」
Tsアレフ「僕自身は詳しくないけど…」
……少し悩んで口にする前に…
アズラト「例えるなら、国ごとに祭る神が違うのと同じで、世界ごとに多種多様な存在がいる……神とは信仰ごとに強さも変わる存在もあるが……」…
……少し一呼吸し、
アズラト「外神と言っても別世界からの神に変わりないにしろ、神話レベルになると存在意識が格段と違うだろうね」…魂の羅針盤を眺め蓋を閉じる……
旅冴「信仰関係無く強力な存在は結構いるからね……幻閻の陰影者もそうだよ」
Tsアレフ「その幻閻の陰影者って聞いたはしたけど…一体何なんだ?」
アズラト「名前はそう呼ばれてるだけ……2つある1つの存在でね、光があれば影もある…その2つを形付けるのが適正のある器を持つ者だけ…」
瀧奈「2つ……じゃあ…幻閻の陰影者が影なら…光は?」
アズラト「光は、アリアと私達だ…」
……少し笑みを浮かべながら、
アズラト「才能があれば君達も……」
そうしていると、
急に大きな揺れが発生する…
オライオン「大きな揺れに注意しろ!乗組員全員しっかり耐えろよ〜ぉ」
……そうしていると何かにぶつかる様な衝撃が船内に伝わる…
オライオン「何が起きた〜……」
ソビリア「わからない…例えるなら、見えない壁にでもぶつかった様な」…
……そう言い操縦席に座り、手動操作を続行する2人は少し焦る…
ティファレット「だ…大丈夫?!」
……奥の方から大きな声でティファレットの心配した言葉が聞こえてくる……
旅冴「……」
爻綺「頭が痛い…」
瀧奈「大丈夫か?…っ…急に何だこれは……何かグッてくる様な感覚は…」急に気分が悪くなるαメリーを支える…
αメリー「うぅ」…
アズラト「これは困ったねぇ…夢と現実の混ざりあってるなんてね」
……影響があるのは、5人だけで他は異常が何もない様子だった……
Tsアレフ「…境界線の影響?、今ここは幻夢境と覚醒世界の混合した世界だと言うのだろうか…」…
……ふとTsアレフは外を見ると、
今までの宇宙空間とは違う、煌びやかに光る空間…星の粒子と呼ばれる夜の世界が広がっていた…
ゲーティア「宇宙が…凄いことに…」
バベル「……あの夜と同じ」
メイザー「……似ている」
ロディ「この夜空が見えたのなら、戻ってきたと言う事だろうかの…」
……唐突の爆音に全員は驚き、全体に警告音が鳴り響く…本当に一瞬の出来事だった。…
……多分、見間違いで無いだろう、
あの黒い影は…いや、黒い人型の触手が…俺らを見て笑っていた……
新たな………な…
〈ビーッ〉〈ビーッ〉〈ビーッ〉
……警告音が鳴り響く……
〈ビーッ〉〈ビーッ〉〈ビーッ〉
瀧奈「……αメリー!…」手を伸ばすが、
届かぬまま…深く遠くに……
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……場面は変わり……
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――深林――
〈カサカサ〉と草木が揺れる…
ロディ「困った…どうしたものか」
ラス「怪我は無いですね」
αメリー「うん大丈夫」
…〈コンコン〉と鉄の板を叩く音が聞こえる、その方向にはバベルが居た
バベル「荒い切断面…力技でこんなものを壊されたのか…」
……そう言い横を過ぎると、
ジャンヌ「ヌォォ抜けない!」
旅冴「あ、抜けそうだよ」
…ズボっと抜けた(腕が)
ジャンヌ「いやぁぁすみません!」
バベル「何やってる」
旅冴「埋もれちゃった……いい感じに地面ごと爆破してくれる?」
バベル「・・・正気か?」
……この後、旅冴ごと爆破したが何も問題なかったかの様に再生して来た……
バベル「わかっていたがキモいな…」
旅冴「ありがとう、とてもいい感じの調整だったよ上手だね」そう言いながら起き上がり歩いてくる、
……そして、今居る全員が集まり確認し合い他の人が周りにいないか確認する。
ロディ「コレで全員かな?」
ゲーティア「うん、まぁ……私とベネットの間で分裂した事だし居た場所的にはコレで全員かなと思うよ……多分…」
旅冴「そうなると実質 遭難したのは僕達みたいな様だね」
アポロン「そうだね」
……皆んなの背後から現れる、
ゲーティア「うわぁぁビックリすぅでしょ!」
αメリー「宇宙の人いた」
ラス「?…なぜここに?」
アポロン「何故って、交代の時間だから寝室で寝てたら…この様に?」
ロディ「まぁ、無事で何より」
……全員は、少しして移動を開始し、ある場所まで歩いて行くことになった……
アポロン「行こうか、突っ立てたって何も始まらない、2人もそうするはずだし僕だってそうするさ」左腕を上げてGOとする…
αメリー「おぉ〜」右腕を上げてアポロンの真似をする…
ロディ「では、私も」同じ様に左腕を上げてGOとする……
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……場面は変わり……
――∅³ファイズスリー実験敷地内――
ここは、∅³(ファイズスリー)宇宙観測研究施設と呼ばれる場所で主に宇宙への仕事だが、それ以外にも……
∅³作業員L「隕石か?…違うな」…
〈ドガーッ〉と爆音が鳴り響き、
一部の作業員がやってくる…
∅³副職員I「どこからです?」
∅³作業員L「こちらだ」
∅³作業員O「みんな 丸太は持ったな」
∅³作業員V「行くぞ!」
∅³作業員E「ち…ちくわしか持ってねぇ」…ちくわを天にかかげる…
∅³作業員L「何しに来たんだよ!」
∅³作業員O「エイリアン退治…」
∅³作業員R「え?そうなの⁈」
∅³副職員I「それより何で丸太持てるの?…何処から持ってきて何で軽々持ってんだよ…化け物かよ…」…
〈ガラン〉とロケットの取れた大きな鉄板を持ち上げるオライオンが現れる…
オライオン「それくらい持てなきゃモテないぞ〜筋肉は大事だ」鉄板を見せつける
∅³副職員I「あ〜そうでしたねー!」
アズラト「コレくらい女性でも持てるよ、今持ってるの軽量樹脂だもの…」
オライオン「そうなのか…」鉄板をソビリアの頭上に置き渡す…
ソビリア「やめろぉ!ぉ?…本当だ」
アズラト「鉄を生む樹木って呼ばれる植物が存在するのさ」
……後から瀧奈達も出てくる…
オグリ「し…死ぬかと思った……」
爻綺「僕達は無事だったけど……他の皆んなは大丈夫かな……」
ティファレット「ぉぉぉ……」腰が抜けて瀧奈の右足にしがみついている……
ベネット「生きでるぅぅ」足が震えて瀧奈の左腕にしがみついている……
瀧奈「動きずらいから一旦離れろ!」
メイザー「おい、その触手を早くもどせ……行くぞ……」
Tsアレフ「人型に戻るの結構大変なんだよコレ、ねぇ聞いてる?」
……その光景を見てる副職員はオライオンに何があったか質問をする…
∅³副職員I「この方達は?」
オライオン「協力関係、客人、そして友人……ん〜異世界からの救世主とても…」
ソビリア「変な所で悩まないで、助っ人よ……私達にとって強力な」…
……服についた汚れをはらい
ソビリア「一旦、全員が休める様に丁重にサービスしてくれるかしら?それと、他にいた数人を探すのも任せていいかしら…多分、アポロンも一緒に居るはず」
∅³副職員I「了解いたしました。直ちに準備をし下の者にも伝えておきます」
ソビリア「司令官にもね…」
……少しすると大型車が来て全員はそれには乗り身を任せる……
運転席からは、
…「グリフォート18世かく船員2名が帰還いたしました…同時に来客が7名……は…はい…ですが、長旅の疲労があるかと………わかりました…では、直接に…」…
そんな声が少し聞こえてくる……
あぁ…大丈夫なのだろうか?
続く→
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