第4話 決して逆らうな
四国~九州
フェリーに乗り、無事九州上陸。
(ジジ)「やっべー!初☆九州上陸ぅ~!! 」
湯煙があがる湯の街についた一行。
ここは、赤提灯が爛々と輝く、異世界のような 温泉街。
その幻想的な雰囲気は、異次元の赤い世界のようだった。
ぼぉぉぉぉん… 煩ぉぉぉぉん…
(アイラ)「ふぇぇ……すごい、ノスタルジック。夜に赤提灯…ゾクゾクするぅ。」ワクワク
(モモ)「ここ、化け物いるんじゃね?」
(オカ)「ほぇー石畳…風情あるなぁ…」
(ジジ)「ターボババアが似合いそうな雰囲気…///」
(ターボババア)「ククク渋いね~そりゃ。おめえが言ってるのはわしか?クソメガネか?」
(星子)「ここは、娯楽っていう娯楽はないぜ!だがな、お前らの日頃積もった悪いもんや、荒んだ魂を浄化できるはずだ。邪魔なもん全部洗い流していくぜ!」
うっす!
(星子)
「特に、ジジ!メガネ!アイラ!お前らは気を付けろよ?」
「 ??? 」
「お前らは、ここの(住人)にとっては邪魔者(怪異)だからな?決して逆らうな。受け流せよ。」
(オカ・ジジ)「わぁお……」
楽しめないやつ?
(アイラ)「高倉様とオソロイ♡」
(ターボババア)「その点わしゃ魂だけだからな。星子のババアと温泉を堪能するわ!」ウシシ
(オカ)「ターボババア、ズルい……(涙)」
旅館についた一行。
外の幻想的な雰囲気とは一変、暖かな雰囲気の旅館だ。
(女将)「ようおいでくださいました!
お部屋を3部屋ご用意しています。ご案内します………あ、
あの、、
男女でお部屋分けてよかったんですよね?」
うぐぐぐぐぐ…
(モモ)「…くそーーー!!仕方ないの、、か?ダメな気がする!」
(アイラ)「モモ顔が般若みたいよ?
盲点だったわ、部屋が別々。悔やまれるわね。」
(ジジ)「ありがとう~☆女将さんラブ♡♡ 」
(女将)「(あらイケメン!)いいえ~ 」
(オカ)(何か自分、蚊帳(かや)の外のような、戦の渦中(かちゅう)にいるような…)
大丈夫かな?
じ、自分、身体休まるんだろうか…?
ボォォォォン…
ボォォォォン…
(オカ)「…?」
時計の音…?
部屋は並んで3部屋
モモとアイラ
星子とターボババア
そして、
(星子)「お前ら、満次郎忘れてねぇか?」
あ!!!!!!!!
(モモ・アイラ)「よっしゃぁぁぁあ!!!!!!!!」
(ジジ)「ちぇっ♡」
(星子)「満次郎!!ジジがメガネに悪さするからな!見張っとけ!」
(満次郎)「まじっすかぁ~」
(オカ)「…あざっす///」
【海の間】オカルン達の部屋
(ジジ)「2人とも!トランプやる?」
(満次郎)「いいですよ?」
(オカ)「みんな誘う?」
(ジジ)「いいね~!誘う~!」
(満次郎)「あの、、お二人さん。ここ、、(何か)感じませんか?」
(オカ・ジジ)「うん…うーん」
(オカ)「自分、そういった察知能力はないんですが、なんだか時計?みたいな音がさっきから聞こえます。」
(ジジ)「そうなの?」
(満次郎)「悪い感じはないんですが、、、まあ、悪いのが出てきたら退治するだけです」
(ジジ)「満ちゃんイカす~!」
(オカ)「自分達は触れずに逃げましょ。穏便に。」
(穏便に…)
ボォォン… ボォォン…
(オカ)「あれ?」
辺りが真っ暗になった。
ジジ?満次郎さん?
2人はどこだ??
うそだろ、これってまさか…
「また、宇宙人?」
ゾクゾクする…
ほんと勘弁してくれ
「萎えるぜ」
第5話につづく
コメント
5件
わーーー不穏な感じも好きですーー😭😭🫶🏼🫶🏼 展開楽しみすぎる🥹💕 まんじろーー😭😭見逃してけろーーー😭😭