ドスケベを目標に書きましたが、脳が途中で蕩けてしまいましたので、後半の語彙が弱っちくなってしまっております(>人<;)
言うて前半もですけど!!!
いやぁしかし、やはり純愛を書くのは楽しいですね!!純愛書きすぎて私の存在も純白になって来たかなと思っています!!( ^ω^ )
純愛しか書けないだけですけどね、
注意
R18
日アメです!!
日本語❌❌
史実には関係ありません
政治的な意図はありません
以上が大丈夫な方はどうぞ!
窓から差す柔らかな日差しが、瞼越しに目の中へ入り込む。
ふんわりと意識が浮上した頃、漸く五感が働いて、耳からは食器同士の重なる音やじゅーっ!と脂のよく乗った肉の焼ける音が。そして、鼻からは思わず喉を鳴らしてしまうような、美味しそうな匂いが入ってくる。
「にほーん、起きろー!!」
実に元気な声が下階から響き渡り、布団の温もりを恋しく思いながらも、日本は寝室を後にした。
「おはよう、日本」
今日もしっかり眠れたか、なんて。心配しなくても、貴方のお陰で残業疲れなんてあっという間に消えてしまったよ。本当に、毎日朝支度を済ませてくれる彼には感謝しかない。
「えぇ、勿論!所で今日は何を?」
「ふふん、今日はベーコンサンドイッチだ」
「わぁ、美味しそうですね!!あ、食器運ぶの手伝いますよ」
「お、助かる。ありがとうなdarling♡」
その言葉に、日本はうっと胸元を押さえて苦しげに顔を歪める。
毎朝甘えてくる彼は、非常に心臓に悪い。今のもそうだ、艶のある囁き声で、何とも色っぽい顔をしてくるのだ。これに何も感じないのは、もはや生き物として何かが壊れているとしか言いようが無い。
しかし、日本は良い大人なので出勤前に再びベッドへ戻るようなことはしないのだ。とても偉い。
「ほら、いつまで固まってるんだ?先食べちゃうぞ」
「あ、すみません!」
既に椅子に座るアメリカを見て、日本も慌てて椅子を引く。
「God, thanks for this food. Amen.」
「いただきます」
それぞれ、目の前の食事への感謝の言葉を述べてから、2人同時に水々しいレタスとジューシーなベーコンが挟まれたサンドイッチを頬張った。
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「そうだ、今日の晩御飯はクリームシチューで良いよな?」
「えっ、あ、もちろん!」
「ふふ、今日は真っ直ぐ帰ってきてくれよ?」
『クリームシチュー』勿論ただの晩御飯の
メニューでは無い。晩にクリームシチューが出されるのは、彼等の間だけの秘密の合言葉。もとい、夜のお誘いだ。
「さぁ日本、そろそろ出勤の時間だぜ」
アメリカはそう言って、日本の頬にいってらっしゃいのキスをする。
期待と喜びに胸をいっぱいにした日本は、普段は常に渋面で嫌そうなオーラを漂わせる満員電車の中を、幸せに満ちた顔で通勤していった。
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カチッと小気味の良い音。それに終止符を打つようにエンターキーを強く押す。 シャットダウンの文字にカーソルを合わせ、カチ。
これで遂に、嫌気の刺すようなブルーライトともおさらばだ。
真っ黒になった画面に浮かぶ満面の笑みに、慌てて唇をキツく締める。それでもまぁ、頬は緩んでしまうのだが、___これはやむなし事だろう。
何てったって今日はクリームシチュー!!
いったいどれだけこの日を待ち侘びていただろうか。
此度も帰宅すれば、官能的に火照った顔と、エプロン姿で出迎えてくれる彼がいるはずだ。
浮き足だったまま、日本は帰路へと着く。
__もはや日常と化した幸を求めて。
幸せを想う時間とは何とも短いものだ。電車を乗り継ぐあの間も記憶からは消え去り。退社間際に同僚に声かけて、一歩歩けば家の玄関。つぎはぎで、曖昧な記憶の中でも、エッチなアメリカの像だけは、クッキリと脳裏にこびり付いていた。
パッと明かりの灯される扉の先。帰りを察知したアメリカだろう。鍵を捻り、ドアノブを引けば念願のエプロン姿…..が…….__
「おかえり、日本」
エプロン姿、だ。エプロン姿ではある。とてもとてもエプロンだ。真っ白い素肌がよく見える、エプロン姿。わぁ、おしりつやつや。
「…._いや、え?!っちょ、アメリカさん?!?!」
「ん〜?どうしたぁ、日本♡ただいまって言ってくれなきゃ。俺けっこう悲しいぜ?」
「ただいま!!!!ってそうでは無くて、いや、ただいまなんですけど…、どうして、その、….肌エプロンで?」
「いいだろ?サプライズだ!♡」
「ぇ、っ…わわッ、ちょ、……!」
優しく、けれども強引に引かれる身体。慌てて脱いだ靴は粗雑に放られ、釣られる右腕にただ従う。行き先は、決まり切っていた。
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優雅に踊るソシアルダンス。静かに閉められ、パタリ。と音を奏でる褥の扉。グイッと惹かれる己が身体。打ちつける、ティンパニーを響かせながら。日の丸の背後には、閉じた木製の扉の支え止まず、鳴り続けるは、自らの鼓動だった。
「あ、…あめりかさん?」
「なぁ、darling. 実はクリームシチューの1番大切な材料がまだ準備出来てなくてな?」
未だ止まぬ。五月蝿い、嗚呼、うるさい。聞こえないではないか。彼の声が、吐息が、魅力が。鎮まれ、止まれ、愚かな鼓動よ。彼の手にかけられ、逝けるのなら本望だろう。
「もう興奮しちまったか?」
ずいっと近づく火照り顔が、己の膜を、鼓膜を。空気で揺らす。外耳道と共に。
「すけべ♡」
「カヒュッ…..」
おい、本当にかけられてどうするのだ。まだ止められないぞ、この息の根。もうちょっとだけ、堪能したい。俗世に堕ちた、堕天の誘いを….。
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「おーい、日本!戻ってこい」
「__っは!ぇ、あ、はいッ!その、…準備できてない材料とは…..」
「ミルク♡」
みるく…..み、ミルク??
クリームシチューの要とも呼べるミルクを忘れることがあるのだろうか。いや、まぁアメリカさんも疲れているのだろうし。そんな事もあるのだろう。今日の夜伽は諦めて、休んでもらって。そうだ、…うん。そうしたほうが…..。…しかし、何故寝室に連れてこられたのか。
「か、買い物です…か?」
「ちーがーいーまーすー!」
は?え?なら一体、何をどうしてミルクを、…..?!まさかアメリカさん__
「___産んだ….?!」
「母乳は出ねぇぞ?」
「えー…、」
「残念がるなよ…。ったく、鈍ちんな旦那サマだなぁ」
次に左腕が引かれる。戸惑いこそすれど、抵抗はしない。まだ換気はしていないから。期待はまだ、胸の中で巣くっているから。
ぎしりと軋むスプリングの、スチール弦がよく張られたヴァイオリンの甲高い悲鳴。共鳴するように、ハモリのように。轟く低音。しかし甘い。ビターなんて何処にも無い、ホワイトチョコで作られている。嗚呼、胃がもたれてしまいそう….。
佇む貴方。蒼然たる顔を引き立てる赤。燦然とまなこに灯る、白妙の瑠璃。ふんわり、部屋の橙を含んだ睫毛。流涎の想いを、必死に留める。
「さては、分かってたな?俺に言わせたかったの?」
「……..」
「んもぉ、いじわる♡」
パサリ、地と叩き合う。貴方と触れ合い続けたエプロンのシンバル。規制線の奥から、露わになった、ピンクを腫らす豊かな双丘。初めて見るでも無いのに、いつも、いつまでも、慣れることのない、艶。目の遣り場に困ってしまう、困ってしまいたい。したいけれど、したいのに。
___眼が離せない….。
なんと淫奔な男だろう。同じく白の肌の上に、貴方の白を湛えた影が落ちる。闇の一つもない天に住まい、月桂樹の冠を携えるように見える貴方は、夜の下で、青二才にも満たない男共を、啓蒙するかのように誑かす淫魔だ。
そんな、淫魔に。そんな、貴方に。私は閉口したまま、ただ、見惚れていた。
「いいよ、応えてあげる♡」
「俺の”ここ”から、ミルクいーっぱい出してるの♡いつもは日本が帰って来る前に、夜のこと思い出してな?いーっぱいよしよししたげて、たっぷりミルクを搾ってるんだ♡♡」
「けど日本、今日は帰り早かっただろ?だからまだ準備できてないんだ」
「俺の言いたいこと__分かる?」
こてん、と顔を傾けて、肩を竦ませ、問いを投げる。瞳は不安に揺れているかと思ったが…..。貴方の問いに、間違いは許されないらしい。
….コクン。小さく、小さく。瞬きをしたら動いたかどうかすら分からぬ程に、小さく応える。…貴方は見逃さない。見逃してはくれない。それが堪らない、堪らないのだ!!
一切の空気も揺らさず、切れてしまったピアノの弦。消えてしまったドの音名。しかし、しかし。いつまでも奏でる。
貴方の創る、私でできたシンフォニー。
「ふふ、なら良かった。それじゃあ日本。__さっそく始めようか♡」
涼しい風吹く晩秋の候に、熱籠るる部屋の中で、のぼせ、茹でられる。貴方によって….。
_____________________________
さて、これからどうするべきか。アメリカさんの手によって私は随分と脳をやられてしまったが、そんな私を置いて彼は「道具を取ってくる♡」と言って部屋を出ていってしまった。
__さっそくやる、と言っていたのに、….。はは、思わず涙が溢れちゃいますね。うぅ、痛い。玉が。
ほろりと溢れた珠がシーツを濡らす。
「日本〜!戻ったぞ!」
活気に艶美を携えて、ほんのり頸を赤らめたアメリカが、恐らくミルクを貯めるようの道具を部屋へ持ち込む。中々に大きい容器は透明で、ご丁寧に計りが描かれている。これは32リットルのようだ。
「そちらは?」
「ミルカーのバケット。ポンプは流石に高かったからな、….今日はその腕が草臥れるまで動かしてもらうぜ?♡」
明日は筋肉痛確定のようだ。しかし、ここまで幸せな疼痛を得られるなんて。__きっとこの世で私だけだろう。あんなにも憎かったリア充に己が成るということは、何とも気分がいい。SNSにでも書き込んで、この幸福を皆に伝えてやろう。そうしよう。
「じゃあ、日本 ♪」
バケットを抱えたまま、アメリカがいない間に布団を退けたベッドの上に、アメリカが乗る。その反動に、揺れる。小さく、小さく。
「ヤって?♡」
お開帳とは、この時に使う言葉であったか。貴方が自ら広げたその先。どこまでも白の広がる肌の中で、整えられた薄黄色の毛が、私を、見てはいけない秘密の宝を見てしまった時のような、そんな気持ちにさせる。貴方はそう、まるで秘仏。誰もが貴方を穢すことを恐れ、目に入れることすら烏滸がましいと考える。しかし、貴方は既に穢れてしまった。私に穢されてしまった。
__けれど、それで良かったのでしょう?
誰も貴方を見ないから、私だけが貴方を見られるし、看られる。2人だけの世界…..。
私は貴方の望みなら幾らでも聴きましょう。何でも叶えて差し上げます。
命が尽きたその後も__。
「それでは、いきますよ?」
「ん、…♡」
四つん這いになって、魔羅の先端をバケットに突っ込ませているアメリカさん。そんな彼の、 皮を被ったまま、弱々しく震える象牙色。薄い、薄い膜の下。血が巡り、真っ赤がほんのり浮かぶソコ。するりと手を伸ばし、優しく、優しく、剥く。あゝ、何とも綺麗なピンク。
ここからミルクを出すのなら、もはや乳頭と言っても過言では無い。
「ンっ….ふ、…ぁっ、あ….っ♡」
乳搾りでは愛情が大切だと聞いた。愛を持って、丁寧に。滴り落ちるカウパーにむしゃぶりつきたい思いを潜め、親指と人差し指で根元を握り、中指から順に。絞るように。
「んゥ゛っ…、ッあ”、あ”、あ”、出るゥ゛ッでちゃッ♡__くぅッッ♡♡」
パタパタッ♡と音を立てながら、僅かに容器が満たされる。が、これでは到底足りなかろう。陽は未だ天にいるのだ。こんなモノじゃ、貴方だって満足しない。
「ッ、ひぎゅッお、゛おッ、゛おォッ、゛♡イったばっかなのにぃっ、またイッ__♡お゛ぉ”ォ”〜〜ッッ♡♡」
パタパタ♡ピチャピチャ♡溜まる、溜まる。その度、耳を掠めるレインスティック。白濁の雨は、止んでは降って、水面を持ち上げ。まるで、途切れ途切れの滝のよう。
まだまだ人力ライナーは動き続ける。ミルクは1リットルにだってなっていないのだから….。
「ン゛ぅゥ゛〜ッ、ぅ…うァ、…あ゛ァ〜〜っ”…..♡」
何度も何度も擦られて。吐き出して。搾り取られて……。重怠い倦怠感がアメリカの身体を脱力させ、けれど、湧き出る快感が萎えさせてはくれなくて。今にもべしゃりと崩れ落ちそうなアメリカは、産まれたての子鹿のような。碌に立てない膝を叱咤し、何とか体勢を保つ。
それが何と、扇情的な事であろうか。
無理に突き上げられたおいどの股の、ひくひく♡と開閉する美味そうな秘裂。モノを強請っているように見えるけれども、それが違う事を私は知っている。
ちらりとこちらに寄越された、劣情を孕むその瞳。蕩ける眦。消えぬ妖美。
余裕を全て、この手で砕いてしまいたい__。
「は゛ぎゅゥ゛ゥ゛ッッッ♡♡♡」
腕を大きく引き、振りかぶる。痛々しいまでに腫れ上がった大きな肉果実。じわじわと赤みが増して、白が薄れ行く。白はきっと、吐き出すミルクに吸われてしまった。
もう一度、手が振られる。乳房の如き、その尻に向かって。
「あ”ひィ、ィあ゛ッ、オ゛ぁ”っ__♡♡」
貴方は私をマゾと揶揄するが、貴方の方が余程 マゾでしょう。
一切の汚れ無き身体を痛ぶるたびに。つま先から舌の先まで、ピンと張り詰め伸ばす。
あゝ、この陵辱に、乱れ、悦ぶアメリカの顔は、酷く耽美と思えてしまう。
転がる鈴のような貴方の声音。叩く度に鳴るタンバリン。今の私は指揮者。
そろそろ夕陽は頭を隠す。まだまだ夜は続いてく。
____歌劇は夜が本番でしょう?
たぷん、たぷん♡水面はメモリのおよそ20の辺り。20リットルのミルクを絞り出した。
べしゃり、とシーツに崩れたアメリカは、肩を大きく上下させながらも、艶やかなその表情は未だ崩していない。
すぅー….ふぅー…..__
大きな深呼吸を一つして、アメリカは何事も無かったかのように起き上がる。まだとっておきが残っているのだ。
___っとその前に、
「アメリカさん」
「ん〜、何だぁ?♡」
「つまみ食い、しても良いですか?」
「あぁ、成程な。うーん、良いぞ!」
「__…!」
「ただしぃ♡いっちばん新鮮なやつ限定な?♡」
ヘタリとその場に、割座の形で座り込み、両手を後ろに、んっ、と腰を前に突き出す。
散々出してくたくたな陰茎は、僅かに白い糸をひいて待ち構えていた。
決して萎むことの無い精巣は、繋がる息子共々、白を出したくて出したくて仕方がないようだ。さすが、子は親に似ると言うだけの事はある。
その淫乱さ、甘んじて受けよう。遷ろうこと無く、永遠に。例え離れていたとしても、星条旗に纏われ、融けた脳が繋がり合うから。
今宵も融けて無くなりましょう。貴方を飽きさせない、ヴァリエーションを舞う為に。
項垂れた乳頭を起こす為、そして、今にも溢れそうな母乳を胃に落とす為。あんぐり、口を大きく開けて、ベロを這わす。
苦い、塩味も感じる。だが甘い。ホワイトチョコは比にならないほど….。
むくむく♡元気を取り戻す魔羅。雌が持つ、唯一の雄。聳り立ち、太い血管の筋を浮かべる。
これがもう、なんと愛おしいと思うことか。貴方の欲がいっぱいに詰まったココを、愚かしく私に差し出す様は、何と滑稽なことだろう。
快楽に揺れる腰が無意識に、私の厚ぼったい紅に良い所を擦り付け、とろっとした嬌声を絞り出す。 まるでショコラファウンテン。
日本はアメリカが動かないように股ぐらを抑え付け、付け根に押し付けるように紅の腹を滑らせる。バタバタと暴れる足先は、よれたシーツを一気にくしゃらせ、反動で腰を突き上げる。
そんなこと、知ったこっちゃないと日本の進軍は止まらず___かぷりっ♡
可愛らしい小さな口に、濃い桃色が喰まれてしまった。顎を懸命に酷使して、新鮮な乳を求める子供のような日出る国こと和が彼は、じゅぷじゅぷ♡と卑猥にそのご尊顔で奉仕する。小野小町も圧倒しよう男に惹かれ、ミルクをせがむ。自由の覇者は母性を抱き、同時に雌へと堕ちてゆく….。
堕天を生み出すのは、日輪であった。
ぐん、と白いタイトの皮を引き伸ばし、赤裸々を晒す巨大な乳頭。びくびく戦慄き、ようやっと。出来立てホヤホヤのあつあつみるくを吾子へと授乳する。
対して、できて数分も経たぬ、新鮮な母乳を啜る日ノ丸は。勢いの少ないミルクに肩を落とし、もっと寄越せと甘噛みをしたり、ジュッッと吸ってみたり。そんな事されては、イったばかりで敏感になったアメリカにはたまったものではない。
「ん゛ィ゛ッ___〜〜ッ゛っ”?!?!♡」
「んく、ンっ、んはぁっ….♡ごちそらうさまでした♡」
「はぁーッ、はぁーッ、…….ハひっ、おそまつ…さま、れしらぁ…..♡♡」
2度の授乳に日本は漸く満足いったか、最後の一滴まで平らげて、その顔を持ち上げる。
アメリカの方はと言えば、脚の痛みなど塵程にも気にせず、脱力した腕につられたように、後ろへ倒れ込んでしまう。
はぁ、無理に吐き出した余韻だろうか。空っぽの精嚢が満ち足りないと、うずうず肚を疼かせる。___膣の奥で温められたそれを、雄に見せつけるのだと、心をざわめかせながら。
「すいません、随分と無理をさせてしまいましたね……。シチューの方は私が作りますから、アメリカさんは休んでてください!」
終始脱ぐことの無かったズボンのキツさによる股間部の痛みに喘ぎながらも、日本は顔をキリッとさせ、ミルクたっぷりの容器を抱えて退出しようとする。
「____まてっ!!」
「うぇ?!っあ、….ハイ!!……あの、どうかしましたか?」
何か良くないことでもしてしまっただろうか。やはりここは夕食のことなど置いて、アメリカさんの側に居続けるべきだったか。
様々な不安が日本を取り巻き、次の言葉を紡ごうと開かれたアメリカの唇に、ぎゅっと目を瞑らせる。
……そんな心配は、杞憂に終わった。
「俺がたまご産むの、__観てて?♡」
アメリカはよじよじと御身をくねらせて、大きな白桃を脚で支える。まるで、そう、尻が相手に向くように土下座をするよう。枕に頭を埋めることによって、艶々の白球は良く目立つ。
発情した雌の視線も、自ら作った落ち影による暗がりで、余計に光って見える。薔薇を被せたその浅縹。
駄目だ、やめてくれ!!呑まれてしまう。その美しさに__!!!
貴方は、貴方は。蜜の詰まった林檎のよう。薄紅に染まる珠肌を、一度齧れば、溶かした真鍮が溢れて止まない。幾ら啜えども、私の臓腑を染めるばかり…..。金に魅せられた私は、ただ貴方を手放せなく成る。なのに、なのに。貴方は私に染まってはくれないの。
ならばいっそ、貴方の蜜をかき集め、それで布染めにしましょうか。
貴方が外に、私が内に。共に纏ったらお揃いに。私の汗水滲ませ、血滲ませ。そしたら貴方を染められようか。
蓋が外れちゃキリが無い。想いが巡って毒になる。恋に溺れて、酔って、呑まれて。まるで酒に侵された犬のよう。
短い脚では、頭が直ぐに地と着いてしまう。消えた平行感覚は、ぐにゃりと歪む視界のせい。
__それとも、貴方の造る熱気のせい?
刹那の時間で駆ける煩悩。長く短い思考から醒め。何か応えねば、口を開く。はくはくと、死んだ魚のように。声が出ない。垂涎が永遠と続く。生唾を飲み込んでも、飲み込んでも口内を浸して。閉じた喉彦が言葉を遮る。
その様子に、アメリカはただ。一切と体勢を崩さずに。にたりと、婀娜しい笑みを深めた……。
この後に己が堕ちると知らずに___
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「__ふッ、ゥ゛…..ん、ン゛、ン゛!、♡ぐ゛ぅ゛ッ、うっ、…はぁ、っ…….ふ゛、ぅ゛!!♡」
じっくりと、舐め回すように観られている。見えなくとも分かるほどにつき刺さる情欲の視線が、アメリカにその事実を教えてくれる。
それがアメリカには堪らない。今にも瞳孔をカッぴらいて、黒曜を揺らす、己の、愛しき変態な夫が。拍動を酷く乱して、呼気を荒げて、その手を震わせているはずだから。
「にほん、ゥ゛、ぅ゛…..みれっ゛、?♡__ふ゛ッ……あかちゃっ、も、すぐぅ、ア゛ッ♡ 」
羞恥よりも大きな母性が擽ぐられる。その母性を凌駕するぐらい、大きな快楽に理性奪われる。きもちぃが止まらない。
あらかじめどろどろに解しておいた膣の中で、異質な楕円体が暴れ回ってるのだ。媚肉のヒダを押し潰し、前立腺、精嚢と、悦い所ばかりを蹂躙する。Lサイズのたまごが。
奥に入れすぎてしまった後悔が脳に産まれてしまった。中に留めておくことは出来ない。せっかく見せつけようと準備したのに、ここで終わってしまっては__。
思いっきり息を吸い込み、己の膣へ意識を向ける。後少し、後少しだ。穴の縁が、中から捲られる感覚がする。きもちぃ。たまごのお尻が僅かに外気と接触した…「やった__!」………残念。卵は、ぬるんッ♡と中へ戻ってしまった!
「ほら、アメリカさん__途中で休んだら、たまごはいつまでも産まれませんよ?頑張って元気な赤ちゃん、産みましょ?♡」
案外落ち着いた日本の声。蕩けた甘い日本の声。ビリビリッ、っと全身に痺れが奔る。___大変だ。このままでは、耳から肚を犯されて、本当に子を孕んでしまう。
「にほっ……にほんっ゛、♡ぁ_….あ”ァ゛……は、ぅ゛……..うまれ__ちゃ、あぁ゛♡うまれッ、…うまれりゅっ♡♡」
感電した身体は程よく力が抜けたようで。先程よりはスムーズに、たまごが再び外を見る。
「ひーひーふー、ひーひーふー、♡」日本のその掛け声を真似てみる、すると遂に___!!
「ッあぁ゛ァ゛ア゛ぁ゛〜〜__ッッ!!♡♡♡♡」
ガクガクガクッ♡と股を震わせながら、アメリカはたまごを無事に産み、潮でシーツをぐっしょり濡らす。ぐるんと黒目が上に向き、言わばその顔、アヘ顔であろう。しかし、散々撒き散らされたフェロモンに色付けられて。それすら淫らに見えてしまうのが、日本は悔しくも嬉しい。
「じょーずに産めましたね、アメリカさん♡」
いつのまにか入れ替わった主導権を存分に握りしめ。抵抗なんてできやしない、戦慄くアメリカの頭を、優しい手つきで日本は撫でてやる。
それに満更でも無いアメリカは、温い男の面のなかに頭をうずめた。
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さぁさ、逢瀬の盛り上がりもここいらで黄昏時だ。
互いに繋がりはせずとも心は繋がる。ドロリと異質な想い同士で。
一旦の〆は、この遊戯で終いにしましょ。公園で駆ける子も居ぬ時間。
酔って馬鹿な脳を回しては回し、更に酔いを巡らせましょ。 本番は丑三つ時に成るその前に。
さてさて、それでは今晩は、クリームシチューをより味わいましょう。とろり蕩けた黄身と、かき混ぜ、溶け込ませ、一つにする。私と貴方で作った晩酌。
舌にのって食堂を流るる白濁は、あいも変わらず旨かったとさ。
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クリームシチューのお裾分けってありますか?

