TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「はい、どうぞ」


鍵を開けて、ドアを開ける


「お邪魔しま〜す」


逃さぬぞと、先に入る様に促すと

何の躊躇いもなく、部屋の中へ…


「んっ…」


素早く玄関の鍵を閉めて

靴を脱ごうとしていた翔太の肩を引き寄せ唇を奪う…

軽めのキスを済ませた後…


「照…焦り過ぎ…///」


翔太はクスクスと笑い、部屋に入って行く

しかし、その頬はほんのりピンクに染まっている


「俺は、これでも我慢したんだぞ…」


追いかける様に、靴を脱いで部屋に入り

不服そうに口を尖らせる


「我慢って…///」


「だって翔太、可愛いんだもん」


「だもんって…そんな事思ってるの、照だけだって///」


「え〜そうかな?まぁ、その方が俺にとっては都合良いけど…」


恋敵なんて、居ない方がいい…

恋愛には、少しのスパイスが必要だと言うけれど…

そんなもの無くたって、俺は毎日翔太にドキドキしてる


「///恥ずかしい奴め…あぁ〜!もう腹減ったからチャーハン作って!」


話を逸らすかの様に、話題を変えた翔太に


『そんな所も可愛いなぁ〜///』


何て思ってしまったが…

これ以上言うと

拗ねて『帰る!』と言い出しかねないので

何も言わずにおいておく


「了解。すぐ作るから翔太は手洗いと、うがいしておいで」


「ん」


茶化さなかったのが功を奏し

素直に洗面所に向かって歩いて行く


「さてと…」


自分もキッチンで手を洗い、腕まくりをして早速料理に取り掛かる


「これ、邪魔だな…」


かけていた眼鏡をテーブルに置き、冷蔵庫の中を漁っていると


リビングに帰ってきた来た翔太が、ジッと何かを見つめている


「ん?気になるものでもあった?」


「ん…いや…何でもない…」


料理をしながら問い掛けると、歯切れの悪い返事…


「………」


しかし今は、美味しいモノを食べさせるのが優先!と

俺は、特に突っ込まずに作業を続けたのだった

この作品はいかがでしたか?

38

コメント

3

ユーザー

眼鏡フェチなのかな

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚