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だるまさんがころんだ
「だるまさんがころんだ」の合図と共にだるまがこの世界(ワールド)に現れる。動いたプレイヤーはだるまに殺され、生き返ることはできない。実況者グループ「カラフルピーチ」の12人が、その恐ろしいだるまの前に立ちはだかる。
〜じゃぱぱ視点〜
じゃぱぱ「いやぁ〜やばい!!昨日公開しただるま20がもう500万回再生されてるよ!!」
たっつん「嘘つけ!!そんなに更新してへんし1日で500万は盛りすぎやろ!!」
昨日公開しただるまさんがころんだ10が1日で100万回再生されていた。10までこのシリーズが続いてるのも、1日で100万回も再生されていたことも奇跡としか言いようがなかった。
じゃぱぱ「まさか10まで続くとは思わなかったよね!しかもコメント欄見てみて!11もやってくださいってコメントめっちゃ来てる!」
たっつん「ホンマや(笑)やっぱだるまは再生回数とかコメントが1番多いシリーズやからな〜!」
じゃぱぱ「来週もだるまやってみる?(笑)」
たっつん「いや2週連続でだるまって(笑)たまにしか投稿せえへんからだるまは人気なんやろ(笑)」
確かに、たっつんの言う通りだるまシリーズは他のシリーズと比べて動画が少なく、動画を見せる機会が少ないからこそ人気がある。そこで、俺達の会話を聞いていたのあさんが話しかけてきた。
のあ「それじゃあ投稿はしなくても動画外で1回やるのはどうですか?」
じゃぱぱ「それいいね!」
たっつん「のあさんがそう言うなら来週やるしかないな!早速皆集めて会議しよか!」
じゃぱぱ「オッケー!」
俺とたっつんは動画外で1回だけプレイすることに賛成。えっ?視聴者はだるまを楽しみにしてるのに動画外で1回やってしまうのかって?まあ俺はスーパー大人気モテモテイケメンだから許され(殴)
たまにはオフでだるまシリーズをやるのも良いだろうと思って今回は賛成した。早速俺達は他の9人のメンバーを集め、来週だるまさんがころんだをプレイしようと皆に伝えた。もちろん全員賛成で、全員参加することになった。
1週間後
じゃぱぱ「皆揃った〜?そろそろ始めるよ〜」
どぬく「おっけ〜」
なおきり「僕も大丈夫です!」
ゆあん「なおきりさんまだ始まってないのにポピー集めてる(笑)」
えと「撮影外でもポピー集めるんだ(笑)」
たっつん「なぁ、俺のPCおかしいねんけど。」
シヴァ「あっ、俺のもなんかおかしい。」
もふ「そう?ウチらのPCは何ともないけど···」
たっつんとシヴァさんのPCが突然動かなくなってしまった。運が悪いなぁって笑いながら茶化していた。動画撮影じゃないからまだいいけど。
うり「あれ!?俺のPCも変だぞ!?」
ヒロ「なんか画面が動かない···」
るな「るなが天才すぎてPCの処理が追いつかないです!」
今度はうり、ヒロくん、るなのPCもおかしくなってしまった。
どぬく「ありぇ!?動かない(泣)」
のあ「私のも動かないです!」
じゃぱぱ「嘘でしょ(笑)俺以外のPCがおかしくなるってそんなことある?(笑)」
俺以外の11人のPCが動かないというおかしな現象が起きてしまった。
うり「何でじゃぱさんのだけ動いてるの?」
たっつん「おいじゃぱぱ!!俺らのPC壊して楽しいんか!?」
じゃぱぱ「えっ?俺何もしてないけど···」
ゆあん「じゃぱぱのだけ動くって変じゃね?ドッキリ企画?」
なおきり「もしかしてその予想合ってんじゃないですか?じゃぱぱさん」
じゃぱぱ「いや本当に何もしてないよ!!むしろ皆の方がドッキリを···うわあああああああああああああああああああ!!」
ついに俺のPCもおかしくなってしまった。
のあ「な、何ですか!?」
えと「もしかしてその反応、じゃっぴのも壊れたんじゃない?(笑)」
たっつん「だるま20が500万回再生とか変な嘘つくから罰が当たるねんぞ?(笑)」
じゃぱぱ「いや嘘ついてない皆もおかしいじゃん!!(笑)」
俺達はPCが壊れたことを笑いながら次の動画のネタにしようと話していた。この時までは。
ヒロ「あれ?何か表示されてる···?」
皆のPCには英語の文がズラリと並んでいた。
じゃぱぱ「俺英語無理なんだけど!!」
もふ「なになに···この世界は私が支配した。だるまの強さを100倍にし、奴らを絶望させる面白いシステムを考えた。···だって。」
もふくんの英語力も俺の100倍みたい。
じゃぱぱ「もふくんスゲェ!!」
どぬく「英語の神様だぁ〜」
もふ「いや褒めてる場合じゃないよ?だるまの強さが100倍なんたらって書いてあったよ?」
のあ「もしかして他の人とのコラボでドッキリを···」
じゃぱぱ「だからドッキリじゃないよ(笑)ってかだるまの強さが100倍!?」
るな「今までのだるまの強さが1だと···101の強さになります!」
さすがるな。やっぱこんな時でもるなはるなだった。
たっつん「かけ算じゃなくて足し算になってるやん(笑)」
じゃぱぱ「これドッキリじゃないってことは···今から出てくるだるまは今までの100倍の強さになってるってこと!?」
うり「いや無理ゲーだろ!!」
シヴァ「キチィね〜」
のあ「···なおきりさん?何をしてるんですか?」
なおきり「いやぁ絶対ここから出られないんで、墓を立てようかと。のあさんもバラいります?」
のあ「いらないです!!っていうか最初から諦めようとしないでくださいよ!!」
100倍の強さになっただるまに絶望を感じたなお兄は、そこら辺の石を掘って墓を作っている。
しかもさっきまで集めてたポピーを墓の周りに全部生やしている。
えと「ゆあんくん?」
ゆあん「ななチキ食べ放題だ〜」
えと「ゆあんくん!?それ豚だよ!?(笑)」
ゆあんくんも絶望を感じたのか、鶏と豚を見間違えている。
ヒロ「2倍とか3倍ならまだしも···100倍ってむずくないですか?」
じゃぱぱ「本当にそれ!!しかももふくんの日本語訳を聞いた限り、誰かが俺たちのPCを操ってるみたい。それでシステムをおかしくして、だるまの強さを100倍にしたっぽいね。」
〜たっつん視点〜
たっつん「皆パニックになったり変なことしとる···ここは俺が何とかせえへんと!」
突然の出来事に困惑した皆を何とか落ち着かせようと俺はあることを決意した。
たっつん「なあなあのあさ〜ん。」
のあ「何ですか···?」
たっつん「今日もええ胸しとるな〜。後でオレとホテル行かへ···」
のあ「行きません!!変態!!」
たっつん「ぐべほっ!!」
ありがとうございます。のあさんに殴られるなんて今日も平和だ。今は平和じゃないけど。
だーるまさんがこーろんだ
じゃぱぱ「えっ!?やばい!!」
シヴァ「オレの目の前にいる〜」
シヴァさんの目の前にだるまが現れた。大きくて、赤くて、丸くて、動きが速いだるまがシヴァさんを見ている。
シヴァ「急に来るからビックリしたよ〜」
そしてだるまは目の前で消えてしまった。
たっつん「これってだるまが現れてだるまの前で動いたら死ぬやつやんな?そこは変わってへんよな?」
俺はじゃぱぱ達にルールを再確認した。PCを乗っ取られてルールが大きく変わったら嫌だから。
じゃぱぱ「うん。シヴァさん動いてなかったけど襲われなかったし···そこは変わってないみたい。」
シヴァ「いや〜まさか一発目から俺の前に来るなんて···かわい子ちゃんだな。」
たっつん「あはははははははははは(笑)」
うり「だるまのことかわい子ちゃんって言ったのシヴァさんが初めてじゃね?(笑)」
のあ「なおきりさんが元に戻りました!」
えと「ゆあんくんも!もう豚を鶏と間違えない?」
ゆあん「そんな間違い、もうしないね!」
変な墓を立てたなおきりさんと豚と鶏を見間違えたゆあんくんが元に戻った。
もふ「ねえねえ、この後どうするか話し合わない?」
どぬく「さんせ〜い」
じゃぱぱ「確かに。このままバラバラになったら危険だしね!」
俺たちは1回今後のことを話し合うことにした。だるまを倒すのと、PCを操った犯人を探すのと、どっちを優先するのか。そして、だるまさんがころんだの合図でだるまが現れたり、一定時間経つと消えるなど一部のルールは変わってないことを確認した。
今回のだるまさんがころんだのルール
1番 だるまさんがころんだの合図でだるまがこのワールドに現れる
2番 一定時間経つと消えるが、そのまま居続けることもある
3番 だるまの前で動いたらだるまに殺される
4番 座標を伝えるのは禁止
5番 縦横2000メートルのエリアの中でサバイバルをする
6番 エリアの端のボーダーを越えることはできない
7番 だるまを倒す制限時間は5時間
8番 だるまを倒すにはエリア内にある石像をダイヤのツルハシで壊さなければならない
9番 エリア内には5つの石像があり、全部壊さなければならない
10番 だるま以外の敵に倒されたり落下死しても復活はできない
11番 死んだプレイヤーとは会話できない
12番 PCを操った犯人を探して倒さなければならない
※じゃぱぱ達は1〜4、6〜8、10、11のルールしか知らない設定です。物語が進んでいくにつれ、他のルールも知るようになります。
コメント
5件
\最高です( ^ω^ ヽヽヽヽ )
スクロール系の物語は少々読みにくいです!タップ系にしてくれませんか?