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おかわり! 初めのしょっぴーの分析がほんとそれ!って感じで完全同意です💙我儘だけど、愛らしいから許されちゃいますよねー☺️☺️☺️
はぁぁぁぁ!!本当に好きです!!めめなべ尊さが爆発していて感謝しかないです。
🖤💙〜 猫様〜
しょっぴーはツンデレだ
特に言葉で好意を伝えるのはすごく苦手だ
人が嫌いなわけではないし、むしろちょっと寂しがりだから、別にスキンシップ自体に拒否感があるわけではないと思う
自分から誰かの肩に手を置いたりもよくしてる
ただ、自分のペースがあるから、それを乱してくっついてこられると、あからさまに嫌そうにするのだ
自分から行くのはいいけど、気分じゃない時に来られるのは嫌
つまりまぁ、ちょっとワガママなのだ
そんなしょっぴーに俺はメンバーで1番心を許されている自覚がある
不意に俺が触れたりしても、基本的に嫌がられることはないし、むしろしょっぴーの方からくっついてくることも多い
誰にも愛想を振りまかない猫が自分にだけ懐いているような感覚に優越感を感じる
構いたい気持ちを全面に出して、勢いよく行くと、あっという間に逃げられるから
そんな気持ちをおくびにも出さずに、さりげなく行くのがポイントなのだ
ソファでぼーっとしてるしょっぴーに近づき、ゆっくりと隣に腰を下ろす
「しょっぴー、おつかれさま」
「あ、めめ。おつかれ」
「しょっぴー、もしかしてちょっと眠いんじゃない?」
そう言いながら、さりげなく腕をしょっぴーの後ろにまわして頭を撫でる
「んー、昨日ちょっと遅かったんだよね」
「そっか、まだ時間あるし寝とく?」
「いや、大丈夫」
「そう?無理しないでね」
「うん、ありがと」
最近の近況を話す
頭を撫でていた手は俺とは反対側の肩に下ろし、トントンとリズムを保って肩を叩いていると、しょっぴーの瞼が少しずつ落ちてくる
「しょっぴー、やっぱり眠いんじゃない?」
「んー、ちょっと、やばいかも、、」
「寝といたら。時間になったら起こしてあげるよ」
「ん〜…」
話しかけつつ、少し自分の方に抱き寄せると、しょっぴーは俺に寄りかかったまま眠りに落ちていく
腕の中におさまった綺麗な人をしばらく見つめる
ここまで警戒心を解いてくれることに、自分が特別な存在であると自惚れてしまいそうだ
だけどしょっぴーは鈍チンだから、俺の好意は受け取っていても、恋情には気づいていないだろう
いつの間にか楽屋には2人きり
自慢の白肌をそっと撫でる
しょっぴーの眠りは深くて起きる気配はない
唇にそっと口付ける
「ん……」
保湿を欠かさない小さな紅は薄いのに柔らかだ
しょっぴーの瞼がぴくりと動く
ゆっくりとまつ毛が弧を描き
大きな瞳の中に俺が映り込む
キスの後で目覚めるなんて、どこぞのプリンセスみたいだ
ほんの数秒、俺と見つめ合った後
「あれ?俺いつの間に寝てた?」
と体を起こす
「めめ、翔太、そろそろ準備して」
ちょうど戻ってきた岩本くんに声をかけられる
「うん、わかった」
先に立ち上がったしょっぴーの後ろからついていく
ふと見下ろすと、耳がほんのり赤い
顔がニヤけてくるのをとめられない
「しょっぴー、耳、赤いよ」
肩が一瞬揺れて、立ち止まる
首だけ振り返り睨んでくる
俺の目線から見たらただの上目遣いだ
「…めめの、えっち」
そう口を尖らせながら呟くと早歩きで立ち去る
俺はその背中に声をかける
「しょっぴー今日、仕事終わったら俺の家おいでよ。ご飯作ってあげる。」
「……わかった。」
楽屋の扉を出る一瞬だけ目が合って、そう返ってくる
「ふふふ笑」
猫様はすっかり俺に懐いてくれてたようだ
1人でニヤけていたら、忘れ物を取りに来たラウールにドン引きされた
終