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炭治郎side
数ヶ月前・・・
俺は、理科室に行くために、音楽室の前を通った。
音楽室の前を通ると偶然、ピアノのきれいな音色が聞こえた。
のぞき見をするのはよくないと思ったが、どうしても見たいという好奇心を抑えられず、こっそり覗いてみた。
すると、ピアノの前に座っていたのは、金髪がきれいな人だった。
俺は、5分くらい見ていたけれど、予鈴のチャイムが鳴って、その人がいきなり立った。
そして、偶然目があってしまった。
よく見ると、制服は高等部の物で、その先輩は、とても制服が似合っていた。
俺の事を見ると、先輩は、走って音楽室から出ようとしていた。
とっさに、俺は
「あの!」
と叫んだ。
先輩は一瞬、俺の方を向いた。
俺は、
「名前は!」
と聞いた。
先輩は驚いた顔をしてから、
「我妻善逸だよ」
と言った。
その後、善逸先輩は走っていってしまった。
俺は、その名前と顔が忘れられなかった。