この作品はいかがでしたか?
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ども、主です。それでは本編どうぞ!
ー💜side
ピーンポーン⤴
💜「…。」
今日も来たのかな、💙ちゃんたち。でも、出たくない。出たくても、出る気力がない。すると、聞いたこともないような音が近づいてきたのが分かった。
???「ここの家は静かじゃな〜。空き家か?」
泥棒だろうか。にしては独り言がうるさすぎないか?でも、それにしては本当に足音がおかしい。テチテチと人が出すような音じゃない。
ガチャッ
???「、、、あ。」
💜「、、、は?」
???「に、人間ってこんな静かな置物なのか?」
そこにいたのは、キツネだった。オレンジ色の体毛に、エメラルド色の瞳。残念なのは、そのマヌケそうな声と顔だった。というか、ピンポン鳴らしといて空き家か聞くやついないだろ。そう、頭のなかでツッコんでしまう。
💜「だ、誰、、、?」
キツネ「見れば分かるだろう。狐だ。」
💜「きぐるみ?」
キツネ「こんなちっこいニンゲンがどこに居るか!」
💜「自分で言っちゃうんだ。」
こんなに喋ったの、いつぶりだろう。🧡くんがいなくなってから、滅多に食べなくなったし、喋らなくなった。だから、こんなに饒舌でアホそうな狐がいたら、いつもの癖でツッコみたくなる。
キツネ「誰がアホそうじゃ!」
💜「あ、心読めるの?」
キツネ「聞いて驚け!妾はそれだけじゃないぞ!離れているモノや生き物の心も読めるぞ!」
💜「離れていても?」
キツネ「あぁ。って、それにしてもお主、その身体どうした?まるでそこらへんの枯れ木の枝のような腕じゃな。」
そう言われて、改めて自分の体を見てみる。マッチ棒みたいに細くなった腕で、力が入らない。元からこうだとも言えるけど、前よりも格段に細くなっているのは確かだったから、何も言えない。
キツネ「お主、何日食ってないんだ?」
💜「ん〜、、、2,3週間くらい?」
キツネ「普通のニンゲンだったら死んどるぞ。お主もバケモノか?」
💜「ごく普通の一般人。」
キツネ「面白みがないのぉ〜」
💜「、、、で話は戻るんだけど、、、。」
キツネ「なんじゃ?」
💜「キミってさ、心が読めるんだよね?」
キツネ「そ、そうじゃが。」
💜「、、、俺にね、恋人がいたんだけど、その人の心って読める?」
キツネ「何!?お主に想い人などおったのか!」
💜「うん。その人の、、、心を読んでほしいんだ。」
キツネ「、、、。」
そのキツネは、じっと考え込んでいた。何を考えているのかはわからないけど、俺には何をしているのか、分かるような気がした。きっと、探してくれているんだ、🧡くんを。
キツネ「、、、お主の想い人の心を見てきた。」
💜「ど、どんなだった?」
キツネ「じゃあ、今から言うことを落ち着いて聞くがいい。お主の想い人は、、、
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