テラーノベル
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首に回された腕の力を受け止めるように、黒尾は深く息を吐き出すと、そのまま月島の体をゆっくりとベッドへと押し倒した。
背中に伝わるマットレスの感触と、上から覆いかぶさる黒尾の温度に、月島はほんの少しだけ息を詰まらせる。さっきまで強気な言葉を並べていたくせに、いざ黒尾の真剣な眼差しが至近距離で見つめてくると、途端に心拍数が跳ね上がるのを自覚した。
「……後から文句言っても遅いからな、月島」
黒尾の低い声が耳元を揺らす。いつもなら軽口を返してやるところだったが、月島は喉の奥が熱くなったように声が出ず、ただ黙って黒尾のシャツの裾をギュッと握りしめた。
「余裕ぶってたのはさ……本当にお前が大事だからなんだけど。そんな風に煽られたら、さすがに男として黙っていられねぇよ」
黒尾の大きな手が月島の頬をやさしく包み込み、そのまま丁寧に唇が重ねられる。これまでのぎこちない空気をすべて上書きするような、甘く、けれど逃がしてくれない深いキスだった。
月島はゆっくりと目を閉じ、黒尾の体温と腕の力強さを全身で感じながら、イライラしていた気持ちが少しずつ満たされていくのを感じていた。
コメント
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第2話、読み終えました…!黒尾の真剣な眼差しと、それに押しつぶされそうになりながらもシャツの裾を握る月島の仕草に、もう胸がぎゅっとなりました。強気な言葉の裏にある大事さを伝える黒尾のセリフ、すごく刺さります。甘くて逃げられない空気、最高でした。続きが待ち遠しいです…!🌙
#ナチイタ王
我 的 我
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