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《あくスバ》
『あくたん愛されシリーズ』第二弾
※百合要素が含まれます。苦手な方は注意。
『スバル、ちょっと話があって….』
深夜に突然あくあからそうメッセージが来た。
あまりあくあからメッセージが来ることがないからすこし驚いたけど、
なにやら深刻そうな話..?なので聞いてみることにした。
『いいけど、どうした?珍しいじゃん。』
『うん….ねぇスバル、Discordで話してもいい?』
『いいよ、』
Discordを開き、あくあとの通話に参加する。
「ごめんねこんな時間に」
「全然、で?話って?」
「あ、あのね….スバルって明日予定ある??」
「明日?….特にないよ、」
「よ、よかった…!じゃあ明日スバルの家行ってもいい?」
「スバルの??別に構わんけど…どして?」
「実はね、ちょっと、渡したいものがあって….」
「そ、それで!できたらあてぃしとスバル、2人っきりがいいなって…」
「わ、わかった…?じゃあ明日待ってるな」
「う、うん!午後過ぎくらいに向かうね!ありがと!」
「はいよ〜」
そんな感じであくあとの通話が終わる。
….まじかぁ。実はスバル、あくあのことが好きなのだ。
2期生の仲間として見てたのに、段々と複雑な気持ちになっていって….
気づいたらあくあに恋をしていた。
勢いでokしちゃったけど、すっごい緊張する。。
どうしよ、お菓子とお茶と、あと部屋も綺麗にしとかないと……
そんなこんなで翌日。
《ピーンポーン》
インターホンが鳴り、玄関へ向かう。
扉を開けることさえ緊張する心を落ち着かせ、通常通りの自分をみせる。
「いらっしゃい、あくあ。」
「あ、す、スバル….こんあくあ〜….」
少し遠慮がちなところもまた可愛い。
「あがってあがって」
「あ、うん」
【スバルの部屋】
「そこにあるお茶とお菓子、食べていいからね」
「ありがとう..!」
あくあを部屋に入れる。ドアを閉めた瞬間、2人きりの静かな空気が漂う。
正直あまりあくあと2人になることって少ないから、余計緊張する……
「…えっと、昨日言ってた渡したいものって….?」
スバルがそう尋ねると、なにかを思い出したかのようにバックを漁り始める。
お目当てのものが見つかったのか、バックから手を引き抜いて、
引き抜いた手にはなにやら小さな箱を持っていた。
「これ!あの…」
「?」
「と、とりあえす開けて見て….」
言われた通り、箱の蓋を開ける。
「それ、この前二期生のみんなでデパート行った時に、スバルがずっと眺めてたやつ….」
「!」
中には、あくあの言う通りデパートに売ってて気になっていた小さな指輪が入っていた。
「お前…覚えててくれのか?」
「うん、いつも迷惑かけちゃってるし、謝礼の気持ちも込めてプレゼントしようと….」
「あくあ….」
どうやら前々からスバルへプレゼントをあげる計画をしていたらしい。
デパートに行った時、ちょうどスバルが好きそうにしていたものを見て、
チャンスだと思い買ってくれたとのこと。
「ありがとう!でもいいの?こんな高いもの…..」
「いいのいいの!値段は気にしなくて大丈夫だよ!」
「ありがとな、ほんとに嬉しい!」
「ほんと!?よかった…!」
無邪気に喜んでいる姿が本当に愛おしい。
「つけて見てもいいか?」
「もちろん!見せて?」
スバルは穴に差し込んである指輪を引き抜いて、指にはめる。
「おぉ、ピッタリ、よくサイズわかったなお前….」
「….ちょっと直してもいい?」
「え?うん..?」
指輪に直すとかあんのか?と思いながらも、あくあに手を差し出し直してもらう。
あくあは、スバルがはめた右手の人差し指から、左手の薬指にはめる。
「えっへへ!なんだか結婚したみたいだね!」
顔を少し赤めながらスバルにそう言う彼女。
その意味がわかった瞬間、スバルの顔はあくあの倍以上に赤くなった。
「お前…!!!!」
「ごめんごめん、ちょっとからかいたくなっt…!?」
スバルはその場であくあを押し倒した。
「え、ちょ、スバル…?ご、ごめんって…」
「….責任、取ってもらうから」
「え?」
それだけ言い放ち、スバルは愛おしい彼女の唇を奪う。
その後の2人?….なーいしょ♡
〔指輪をプレゼントする意味〕
永遠の愛・約束
あくスバてぇてぇ!
ご覧いただきありがとうございました!
あくスバ、二期生同士の絡みってやっぱてぇてぇっすね…..
ということで、今回は以上です!
おつあくあー!