阿「じゃあママお洗濯物干してくるから仲良く遊んでてね?」
翔「あい!しょたまてるよぉ!」
涼「りょたもぉ!」
阿「ふふっ、よろしくね?笑」
数日雨が続いて天気が悪くなかなか洗濯物を
干せるタイミングがなくようやく晴れた今日
このチャンスを逃さまいとたまりに溜まっていた洗濯物を一気に回して干す計画
ラウールも機嫌良く大人しくしてくれているし
双子も2人で遊んでくれているからまぁ、大丈夫だろう
阿「…ふぅ、やっぱ量多いなぁ…」
そういえば今日大介が学校早く終わるとか言ってたなぁ…お昼ご飯作らなきゃ
阿「終わったー翔太?涼太?どこにいるのー?」
てっきりリビングで遊んでいるものだと思っていたからやること終わってリビングに行くと双子の存在はない
阿「あれ、寝室かな…?」
阿「翔太ー?涼太ー?」
寝室からも一歳物音がせずカーテンが風に吹かれているだけ。
阿「本当にどこいったの…?」
ラ「あー!う?」
阿「あ、らうちゃん、ごめんね抱っこしよっか」
ラ「あ!うぁ!」
阿「…翔太ー?涼太ー?」
家中探しても見つからず
不安に押しつぶされそうになりながらも
蓮に連絡を入れることにした
阿「あ、蓮いま大丈夫?」
目「うん、もうこの仕事で終わりだから大丈夫だよどうしたの?」
阿「あのね、翔太と、涼太がいないの…」
目「えっ?2人ともいないの?」
阿「うんっ、洗濯干してたらどっか行っちゃって…グスッごめんっなさいっ、‼︎」
目「亮平大丈夫だよ、すぐ帰って俺も家周辺探すからもう少しだけ待っててくれる?」
阿「うんっ、俺も頑張ってさがしてみるっ、」
目「ありがとうあまり無理しないでね」
阿「ん、わかった…‼︎」
………………………………………………………
それからしばらくして蓮が帰って来てくれ
一緒に双子を探すことになった
目「翔太ー!涼太ー!」
阿「蓮そっちにいた?」
目「ううん、いない兄弟みんなの部屋探したけどいなかった…」
阿「もしかして、外に出たとか…?」
目「2人だけで…?」
最悪の事態を考えその場の空気が一気に静かになる
その時何かが動く物音がした
ガタタッ
阿「えっ、なに今の物音…」
目「俺たちの寝室からだよね…行こう」
阿「うっ、うん!」
扉を開け寝室に向かう
だけど双子の姿は見当たらずさっきの物音は
気のせいかと思っていた時クローゼットの中から泣き声が響き渡って来た
翔「ふぇっ、うわぁぁん!グスッ」
阿「へっ、翔太⁉︎そこにいるの?」
急いでクローゼットの扉を開け翔太と涼太を
抱きしめる
目「良かった見つかって…!」
阿「なんであんなところにいたの?」
翔「ふぇっ、グスッ…ヒック」
涼「こわかっちゃぁ、…グスッ」
阿「…心配したんだから…!」
翔「めんなちゃい、…グスッ」
涼「まま、めんねぇ、グスッ」
目「とりあえず2人ともリビングでココア飲んで落ち着こっか俺淹れてくるよ」
阿「あ、ありがと…」
リビングで蓮が淹れてくれたココアを飲みながらすっかり涙もおさまった双子
今回の件は流石に応えたよ…
目「はい、コーヒー」
阿「ありがとぉ、…」
目「落ち着いた?」
阿「ん、ちょっと冷静になれたかも」
目「なら良かったよいやでもガチで焦った…」
阿「翔太、涼太なんであんなとこにいたのか教えてくれる?」
翔「しょたね、かくぇんぼしたくてね、」
涼「りょたかくぇたの!」
翔「しょしたらねんねしちゃったぁグスッ」
涼「まっくやだったのグスッ」
つまり要するに…?
かくれんぼしてたら涼太がたまたま隠れた所が
クローゼットで気づいたら寝てたと…
なんと可愛い理由だけども…心配したんだからね⁉︎⁇⁇
阿「でもママもパパも心配したからもうやめてね?」
目「今度する時はママがお洗濯物終わってからかお兄ちゃん達がいる時にしようね」
翔「あい!ママめんね?」
涼「めんね」
阿「もういいよ、疲れちゃったからおやつにしよっか」
翔「たべぅ!おやつ!」
目「昨日のケーキまだあったけ」
阿「まだ沢山あるよ早く食べ切らないと笑」
涼「けぇき!たべう!」
目「じゃあ準備してくる」
阿「ん、ありがと」
この日1日ママとパパにべったりな双子が見れたとか…
大「大ちゃんもパパとママにぎゅーしたぃ!」
翔「いましょたがしてるのぉ!」
辰「ほら、たっちゃんで我慢しとけよ」
大「やだぁぁ!」
辰「おまっ、たっちゃん泣くぞ⁉︎」
阿「もー、喧嘩しないの笑」
………………………………………………
次回作…照兄のお迎え
コメント
1件