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私は、高校3年生になった。
あと1年で、やっと苦な周りから抜けられる…
そう思いながら、帰りのホームルームを待っていた。
ホームルームも終わり、下校。
私の両親は、夫婦旅行として1ヶ月もいないらしい。
本当、良いよね…
自分だけの意思で、勝手に長い期間遊べちゃって。
こっちの事も考えてよ、
そう呟きながら、自宅まで向かっていると
ニャー、、 ニャー!!
目の前に、猫が二匹現れた。
私は動物が大好き。
癒しになる。どんな時でも…
そう思ってたら、いつの間にか猫二匹は 道路へ向かって行った。
私が、道路の左側を見ると、大型トラックが猫二匹へ高速で発進していた。
私は、何も考えずその時
「私が、守るから…!!」
その1心だけで、猫二匹の元へと駆け寄った。
その時、飼い主らしき人物の声が聞こえた。
「ツナ!!シャチ!!」
飼い主さんのためにも、猫たちのためにも!!
お願い…
そう願い、猫二匹を大型トラックから離れ安全なところへすぐ移動させた。
その次に、大型トラックは急ブレーキをかけた。
私の耳元には、「キーッッッッッ!!!!」その音と「危ない!!」その人物だけが響いた。