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◯魔花洞

洞窟の中の岩に横たわる麗奈。

麗奈の顔に水をかけようとする知らない女性。

水をかけられると麗奈が起きた。

?「フッ、やっとお目覚め?」

麗奈「あなたは誰?ここはどこ?なぜ私をここへ?」

奈々「私は奈々。ここは魔花洞よ。何個か質問していい?」

そう聞かれると、麗奈は早く解放してもらうため

麗奈「いいわ。だけど、まず縄をほどいてくれないかしら?」

と言った。

奈々「いいけど、しびれ薬を盛ったから縄をほどけば倒れるわよ?」

麗奈(確かにさっきからクラクラする。)

すると、奈々が

奈々「さ、質問を始めるわよ。

あなたはどこの誰で、どうして幸太と一緒にいるの?

もしかして、幸太の婚約者?」

と質問を始めた。

麗奈「婚約者ではないし、そもそも好きでもないわ。

私は天界の王女で、一緒にいるのは、水界の王子が旅の仲間を

探していたからよ。」

質問をされた後、麗奈は何か疑問に思った。

麗奈「でも、どうして水界の王子を呼び捨てするの?

まるで知り合いみたい。」

奈々「私は水界の第一王女で、幸太とは血の繋がっていない兄妹。

幸太は私の三つ年上で、いつも兄のように慕っていた。

だけど、気づいたの。私は幸太を愛していたんだと。

それから、幸太を誰にも渡したくないと思った。

私は自分の心に誓ったの。

相手が誰であろうと幸太を渡しはしないし、手加減せず戦うとね。」

奈々は少し暗い顔をして語った。

奈々「まぁ、話は聞けたし、あなたはもう用無しね。

悪いけどここで死んでもらうわ。」

麗奈「え?話せば解放するのでは?」

奈々は少し笑った顔で

奈々「フッ、誰が解放すると言ったの?

逃がして幸太に今の事を話されたら困るの!」

と、言うと懐からナイフをだした。

奈々「さぁ、最後に言いたいことは?」

麗奈「殺される時に言っても意味がないもの。言う事なんてないわ。」

奈々がナイフを下ろそうとしたその時

幸太「やめろ!」

と、幸太の声が聞こえた。

すると、奈々が麗奈の縄をほどいた。

麗奈(え?倒れないし、しびれてもない。)

そう思っていた時、奈々が麗奈に再び襲いかかった。

麗奈が奈々のナイフを持っている方の腕をつかんだ。

すると、奈々がナイフの先を自分に向けて自分を刺した。

奈々「ウッ!」

幸太が奈々に駆け寄った。

幸太「奈々、奈々!」

奈々「幸太、あの女が私を刺したの。」

奈々が麗奈を指差した。

麗奈をえ?違うわ!あなた、自分で刺したでしょう?」

奈々「どうして、私が自分を刺すの?」

麗奈「それは・・・」

麗奈が戸惑っていると、幸太が

幸太「奈々、早く侍医(じい{現代で言うと医者})に見てもらいなさい。

かいき、奈々を侍医の所へ。」

かいき「はい。」

奈々はかいきと洞窟から出て行った。

幸太「王女、私と外で話そう。」

運命の女~麗奈~

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