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???「雨花さん。お見舞いに来ましたよ!」???「雨花ちゃん。久しぶり」

???「雨花さんこんにちは!」

???「おぉ〜!」


「「紅緒兄妹さんたちじゃん!!」」


ここは、橙の家。「紅緒」とその兄と姉、「紅蓮」と「紅葉」が「紫雲雨花」のお見舞いに来た。


海音「今お茶出すね。あっでも茶菓子がない……買ってこないと……」

紅緒「いえいえお構いなく!」

紅蓮「えぇ〜俺茶菓子食べたい〜」

紅葉「ちょっとあんたわがまま言わないの!」

海音「大丈夫だよ。買ってくるね。」

紅緒「すみません……本当に……私も手伝います!」


こうして、海音と紅緒は買い物へと出かけに行った。


紅葉「本当にごめんねぇ……こいつのせいで……」

紅蓮「何で俺のせいなんだよ!茶菓子ぐらい普通あるだろ!」

紅葉「あのねぇ!こっちはお邪魔してる身なんだよ!それなのにわがまま言ってどうすんのよ!!」


紅蓮と紅葉は相変わらず喧嘩をしている。


雨花「似たもの同士なのにまた喧嘩してる〜あはは!」

紅蓮・紅葉「似てない!!!!」

雨花「シンクロした〜」

紅蓮「おい!真似すんなよ!!」

紅葉「あんたが真似したんでしょ!」

雨花「あはは!面白い〜」


「そういえば……」と雨花は話を変える。


雨花「前に紅緒ちゃんにわたしのこと調べさせてましたよね?」

紅蓮「な、何故そのことを?」

雨花「残念ながら自分に関わることは全て耳を通すようにしてるんです。でも別に怒ってるとかじゃなく、病んでる女の子を自分の本に出したいんですよね?その本はどんな感じになったんですか?」

紅蓮「あぁその本は二次創作の本に変えたよ。」

紅葉「あれでしょ?「ピンキーミルキーラビット」の擬人化漫画」

雨花「(あの二人がこのこと知ったらどんな反応するんだろう?)」

紅蓮「これがさもうめっちゃバカ売れでさぁ!もう丸儲けよ!げっひっひっひっ!!」

紅葉「……は?」

紅蓮「な、何だよ……あっ!」

紅葉「私……まだ先月あんたが借りた分のお金貰ってないだけど?」

紅蓮「そ、それは……その……新しい等身大パネル買っちまってもうすっからかんに……てへっ!」

紅葉「それで良いんだな遺言は!!!!」

紅蓮「ひぃぃぃぃ!みいぎゃぁぁぁぁ!!!!」


紅葉は紅蓮をシバキ回そうとする。


紅葉「お前も私みたいにお金の管理を徹底しろ!!お前に今までどれだけ金を貸してると想ってるんだ!!私みたいになれ!!現実をみろ!!」

紅蓮「うわ!ぜっってぇ嫌だ!お前みたいに現実をみたら俺は常に推しに裏切られる恐さをずっと背負わないといけなくなる!!例えば自分の推しがうんこするってなったらどうだ?すんごい嫌だろ!!」

紅葉「ふん!残念ながら私はそういう部分も受け止めている!!それに私の推しはうんこの代わりにソフトクリームが出てくるようになってるんだ!!」

紅蓮「てめぇの方がよっぽど現実みえてねぇじゃねぇか!!」


「うるさい!とにかく金返せ!!」「だから無理なんだよ!!」


紅葉は、紅蓮を蹴り飛ばしたり殴り飛ばしたりボッコボコのぐっちゃぐちゃにしている。それを雨花は大笑いしながらみていた、


雨花「(なんかこの家に来てから結構面白いことが起きてるなぁ……あはは!)」


数十分後、海音と紅緒が帰ってくると、紅蓮の首をグイグイ絞めてる紅葉を何とか止めて、五人でお茶をした。

紅蓮と紅葉は、ずっと口喧嘩していたが、紅緒に引導を渡され、大人しくなって、お互い謝り、紅緒兄妹たちは帰って行った。


海音「なんかずっと喧嘩してたね。あの人たち。」

雨花「似たもの同士なんだけどねぇ〜でも良い人たちだから大丈夫だよ。」

海音「また会いたいな。買い物中も紅緒すごく優しかったし!」

雨花「そっか。紅蓮さんと紅葉さんとも話してみたい?」

海音「うん!」


こうして、二人は談笑しながら夕焼け色に染められた。

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