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#aph
友ゴリラ
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#ヘタクラさんと繋がりたい
めーし
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「おやオランダさん朝が早いですね」
「おうおはようさん」
「今日は霧が濃いようで。この先が少し不安定なことにもなってるようなんで船の速度を落とそうと思うんです」
「構わん。俺は乗せてもらってる側やしなんも言うことはあらへん。食事は?まだあるか」
「えぇ大丈夫です。あともう少ししたら朝飯も用意しようと思うんで船内に入ってきてくださいね」
「あぁ」
「オランダさんは」
「まだ甲板に」
「,,,,,これがお国様ってことか。極たまに祖国でもあったことだがまぁこんな身近に感じるとはな」
「でもだからって」
1ヶ月も食事をとらないままで生きていけるんですか
「彼がいまそこに立ってることが証明してるだろ。ほら朝飯」「へい」
1780年頃
あん時の俺は大変やったんやぞ 激戦区の海を掻い潜ってやっとお前に会いに来たっていうのにお前はなぁ
「なんかこの前よりも持ってくるものが少なくなりましたね」
「え゛」
「ほら私今日あなたをお迎えに港まで行ったでしょう?珍しく」
「あ、あぁほんまに」
「いつも船いっぱいに荷物積んでたり船員がいたような,,,,,」
「忙しいんじゃ今は!そう今だけ」
「,,,,,そう」
まぁお前にはバレとったんやろうけども 対応は変わらへんしなんも聞いてこうへんええ奴やったな
「ねぇ蘭さん」「ん」
「久しぶりですね」
「おう」
「ね」
「,,,,,,,,,,ちゃんと口にだして言うてみい」
「ずるい方」
「おえに言われたかない」
「だって本当のことですもの」
じいちゃんこう言うのが普通やったな どっかで大人の雰囲気被ってどっかで俺を子供扱いしてるようなそういう猫かぶりや
「こっち向いて」
「え?」
「いいから」
「ちょっ,,,,,,,,,,急すぎんぞお前、首いったわ」
「ん」
「,,,,,ずっとおるから 心配しんね 」
「分かってますよ蘭さんですもの」
「にしては急かしてのう。おぉ?」
あぁそうやな あん時は暇や言うもんやなかったな 楽しい玩具がたくさんあったからな でもなお前にも言うたやろ あん時代は世界全てが戦争じゃっての 戦うものが栄光を勝ち取り戦わずを選んだものが敗北の泥に沈む そんな言葉がお似合いやったわ だから何度も言うた
「開国しねま」
「,,,何回も嫌だって言いました。私が嫌だと言うんですからそうなんです」
「外に出とる俺の言葉信じんのか?」
「いや、そりゃ、蘭さんの言うことの方が正しいんでしょうけれど,,,」
「ほれ見てみぃ。開国」
「やだ!お布団持っていかないでください!」
あんなにごねてた癖に
「なんや今日は天気が暗いな」
「えぇホンマですねぇ。いつもより質がええもん持ってきたっちゅうに」
「まぁお前らはいつも通り過ごしてこい。また呼ぶでな」
「へい」
いつも通りお前のとこにいってたのにな 出迎えてくれたんはいつもの長崎やのうてあまりにも姿形が変わったあいつやったよ
「それ」
「あぁどないです?におうてはるやろ!」
「あ、あぁ」
「もう日本さんたらお上に言われてるんいうに全く変わらんくて!大阪さんにも言い張られたそうですけど大阪さんも最後の最後まで聞かんかったそうで今は大阪さん江戸におるらしいですわ」
「じゃあ菊は」
「そりゃ決まってるじゃないですか。貴方も分かってはるんとちゃうんですか?」
「菊」
「おやお久しぶりですね」
「髪」
「ふふ似合ってますか?あぁまだこちらに来ないでください。まだ髪の毛が落ちているでしょう?片付けるので少しお待ちください。おーい長崎さーん」
「なぁ菊」
「長崎さん片付け手伝ってくれますか?後でこれと一緒に燃やそうと思うんですけど」
「!お前それは」
俺は開国するんにそこまでするのが意味分からんかった 髪の毛を揃えるんは分かる 特段異質な文化だと200年共にいても分かることだったから だとしても、着物を燃やすんはちゃうかったんちゃうか?
「,,,なんです離してくれませんか」
「それはちゃうやろ」
「何が?文化を入れ替えるということが普通なのでしょう?我々は、侵略されたのですから」
「だとしてもな本来のものをなくすまでにせんくてええんや。上辺の面だけでいい、それだけで」
「ではそれがバレてしまったら?どんな仕打ちがうちに返ってくるんですか。なんにも前例がなくて日々真っ暗闇を歩くんです。そんなの、相手に従うしかないじゃないですか」
「菊」
「離れて」
「なぁ」
「,,,離して」
素直にこの言葉を受け取ったこと、今でも後悔している 手に取っていた着物やら帯やら入っているあの箱を取り上げればよかった。無理にでも部屋に入ればよかった。
あの手を離さなければよかった
そう思ってる
コメント
1件
うわ、めっちゃ重い…でも刺さるわこれ。開国前後の菊の心情、着物燃やすシーンがもう胸にグッと来た。蘭さんは飄々としてるけど、実は深く想ってるのが伝わってくるし、最後の「手を離さなければよかった」が切なすぎる。歴史×感情の描き方、めちゃくちゃ好みです🔥