テラーノベル
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『思い出すのは君の歌』
『会話よりも鮮明だ』
『どこに行ってしまったの』
『いつも探すんだよ』
『思い出すのは君の歌』
「Mn〜起きてぇ!」
「ん〜もうちょっと」
「全く。」
Qnがでていった後。
俺はいつもあの歌を聞く。
俺の大好きな人の歌。
「ふっw綺麗だなぁ」
スタジオで録音してた時の
『歌い笑う顔が鮮明だ』
『君に似合うんだよ』
『ずっと見ていたいよ』
「Mn〜?//」
あれ?イヤホンしてたんだけど…
♪ずっと見ていたいよ
「あ………。」
イヤホン本体につけなきゃ意味ないやん。
「もぉぉおお////」
とか言いつつ俺のベッドに入ってくる
「呼びに来たんじゃないの?」
「二度寝っ!!」
俺はそっと音楽を止めた。
「………。」
♪さよならはあなたから言った
「二度寝じゃないじゃん!?」
「Mnだってそうじゃん」
お互いにお互いの歌みたを流しながら自分の声を遮ろうとするから自然と音量は上がっていった。
上がって、消えた。
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