テラーノベル
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つづき
※各視点がコロコロ入れ替わる
※🍆🍌🐷🦍
※🐱と☃️出てくるけど視点なし
※SNS含むシェア🆖
※作者の妄想ネタです
※ご本人様無関係
※獣人と半獣と人間が共存する世界線※
ゲームスキンが動物の方はそっち側判定しつつ
書いていきますご注意を
※少し読みにくいかもしれませんが頑張って
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「はぁ〜…すっげぇ疲れた…」
家から事務所まで徒歩で来たことを後悔したのは歩いて直ぐのこと
膝って本当大事だねぇ〜…と思い知らされていつも以上に時間のかかる道のり
まぁ、あと少しで事務所に着くし頑張るかと自分を励まして前に進んだ… 直線距離にして大体数百メートル、あと少し…頑張れ俺ぇ〜
ようやく見えてきた事務所の入口
セキュリティコードを入れて扉を開けた…
いつもなら階段で向かう収録部屋だけど流石に今日はエレベーターを使おう
「ふう〜……」
痛む膝を摩っていたら後ろから声をかけられた
「おはようございます、ぼんさん」
「あ…おんりー、おはよ」
「俺、先に出るから」
遠くの方で「ぇ〜!!!僕も出るのにぃ〜!!」と聞こえるおらふくんの声を無視して先に家を出た。
結局おらふくんは昨日も泊まっていった…
ベッドは狭いし、寝相悪いし、帰ってもらえば良かったな…と少し…いや、かなり思った……おかげで俺は寝不足だ…
(今日はMENとの話し合いだって言うのに…本当最悪…)
事務所に着く頃
俺の前をひょこひょこと歩く背の高い男の人…
…ぼんさんじゃん
変な歩き方してる……足を庇ってるのか?
無視しても良いけど…流石にMEN以外の事で波風立てるのは面倒だし
「おはようございます、ぼんさん」
俺から声をかけられた事が意外だったのか
ぼんさんは驚いた表情で「おはよ」と返してきた。
クッッッソ気まずいッ
小さくて狭い箱の中、俺とおんりーの二人きり
そう、エレベーターの中なわけでして……
俺はボタンの前
おんりーはその斜め後ろ
さっきからジーッと見てくる視線が痛すぎる…
何か会話するか?と思っても
一応…おんりーからしたら俺はライバル?になるわけで
そんな俺から何気ない日常会話なんて振られても「そうですね」で終わってしまいそうな…気がする…
「ぼんさん」
沈黙を破ったのはおんりーの方からだった…
「ん、ん?どうした…おんりー」
「…足、どうかしたんですか」
「え?…あ、ぁあ」
「さっき庇いながら歩いてたから」
「あ、いやぁ、この前走ったら転けちゃってさ〜…今、膝が酷いことになってんだよね」
「へぇ〜…そうなんですね」
俺が「怪我、見せようか?」と冗談で話を振ると
おんりーは怪訝そうな顔で「結構です」とスパッと言い切った
チーンッ…
「あ、着いたね」
エレベーターの扉が開いて開閉ボタンの開くを押したまま
おんりーに「先どうぞ」と目配せすると
ペコっと頭を下げて先に出た
俺も出るか〜と思ってボタンから手を離して
一歩足を踏み込んだらズキッと走る脚の激痛…
(ゔッ…やばっ!!!)
エレベーターから出た瞬間
足がもつれてその場に崩れそうになった
捕まるための手すりも何もない空間
ただでさえ全身が痛くて悲鳴を上げているのに
ここでコケたら余計に悪化するッ!!!
せめて…と思って崩れる間際に手に持っていたカバンをクッション代わりに 抱きかかえて、覚悟を決めて目を硬く瞑ろうとした時
エレベーター前の部屋の扉が開いた気がした…
「ぼんさんッ!!!」
ドサッ…
布同士が擦れ合うような音と俺の名前を呼ぶ声…
(……ッ……あれ…痛く…ない?)
硬い床に倒れたと思った俺は恐る恐る目を開けた
目の前には俺の抱えたカバン…
それと…深紅のネクタイに白いシャツ
「……どずる…さん?」
「ッ…ぼんさん、大丈夫ですか?」
「ぁ、…うん、大丈夫ッ…ありがと」
俺を受け止めてくれたのはドズルさんだった
ゆっくりと身体を離して、ドズルさんが俺の肩を掴みながら
「痛い所ありませんか?」「立ちくらみとかです?」「それか、気分が悪いとか?」と矢継ぎ早に質問してくる
「ちょ、ちょっと一気に聞きすぎだって!!…大丈夫、何ともないから」
「本当ですか?」
「うん、立ちくらみでも気分悪いわけでも無いから」
「……なら、痛いのは?」
「え、ぁあ…大丈夫」
「なんです!その”え、ぁあ”って…」
疑いの目…ジトっと俺の発言に眉をひそめてドズルさんが
「何か隠してませんか」と詰め寄ってくる
これは…この流れで膝の怪我を言ったら
ドズルさんの心配性が発動するのは間違いない…
俺は何とか誤魔化しながらヘラヘラ笑いその場をやり過ごそうとしていた
「ドズルさ〜ん、ぼんさ〜ん、おはようございます」
聞き馴染みのある声がドズルさんの後ろから聞こえてきた
(あ…)
「お〜、おはよ。MEN」
「なんかあったんすか!?」
ドズルさんの声めっちゃ響いてましたよ?とMENがこちらに向かって歩いてきた
「いや、ぼんさんがさぁ〜」
ドズルさんがMENにさっき起きたことを伝えはじめる
(やばいやばい!怪我の事、MENに内緒にしろって言わねぇと!!!)
思わず俺はMENに向かって「シーーッ!」と口元に人差し指を当てて
「怪我のこと喋んなよ!!」の意味を込めて伝えた…のに…
「ぼんさん、膝の怪我が響いてるんじゃないっすか?」
「…ッちょ、バッ!!MENッ…お前何言って!!!」
「膝の怪我ぁぁぁぁあ!?!」
もぉ〜…なんで言うんだよぉおお…
今日はおんりーと話をつける日…
ネコおじに今日の収録終わり空いてる会議室を使わせて欲しいと事前に頼んで許可を貰っておいた
ネコおじから「なにに使うんだ?」と聞かれ
おんりーの名前は伏せたまま「ほんの少し、話し合いをしたいメンバーがいる」それだけ伝えたらそれ以上は何も聞かれず「分かった」とだけ返事が来た
「はぁ〜…変に緊張すんな…」
セキュリティコードを入れて事務所に入る
中にに入ってスンッと鼻を動かせば、ぼんさんの匂いがふわりとした
この匂いを嗅ぐと変な緊張感はスッと落ち着いて
(…ぼんさんの匂いってやっぱすげぇな…)
思わず口元が緩むし
ぼんさんに、会いたくて浮かれた足取りで部屋を目指した
階段をトントントンッと気分良くで駆け上がって収録部屋のある階に着くと ドズルさんの「大丈夫ですか!」の声がフロアに響いた
なんだ?何かあったのか??…慌てて階段ホールから廊下に向かうと
俺の目に映ったのはドズルさんがぼんさんに詰め寄ってる光景…
肩を掴まれてぼんさんがドズルさんに「…ですか?」「…悪いとか?」全部は聞こえないが何か矢継ぎ早に質問されてる…
ぼんさんもあたふたしながらそれに答えてるっぽくて
何だかその光景を見てるとほんの少しだけ胸がザワっとした
(なんか、ドズルさん…ぼんさんに近くね?…)
……あーーー、いや…前から、ドズルさんがぼんさんに近いのは………
今まで気にならなかった事がほんの少しだけ気になるようになったのは…
「ドズルさ〜ん、ぼんさ〜ん、おはようございます」
俺が色々気づいたからだ…
エレベーター前の書庫は滅多に人が来ない部屋だから
考え事するのには丁度いい…
「さて…どうするかな…」
〜···〜··〜··〜··
仮眠室で寝ていたあの日
少ししてからネコおじが水やらゼリーやら持ってきてくれて
生き延びていた僕
夕方頃にはすっかりいつも通りになって溜まった仕事を社長室で進めていた
コンコンコンッ…
「はーい」
「ドズルさん、ネコおじです」
ドアをノックしてきたのはネコおじで
気になる事があるから少し時間を欲しいと言われた
「どうしたの?改まって」
「コレを見て欲しくて」
スマホを差し出されて表示されていたのはMENとのメッセージのやり取り
これ僕が見ても大丈夫?と念の為…確認すると
「問題ありません、この件で相談というか…まぁ、一応耳に入れておきたくて」
「分かった…」
もう一度スマホの画面を確認してメッセージを読ませてもらう
そこには、MENから会議室を貸して欲しいという内容が書いてあって
これの何が相談なんだろうか?会議室は基本誰でも使えるし問題ないと思うんだけど…
そのままスワイプしてやり取りを見ると
『何に使うんだ?』
『ほんの少し話し合いをしたいメンバーがいる』
……なるほど
「話し合いをしたいメンバー……か…」
思わず声が出て
それを聞いたネコおじか困った顔で
「…コレって、ぼんさんの事ですかね…」
「え??ぼんさん???」
「……いや、ドズルさんが酔いつぶれた時にぼんさんとMENの事を言っていたので…そうかな?って思ったんですけど」
「…ぁ、あぁ……」
そっか…ネコおじ達はおんりーの事知らなかったな…
「これは…ぼんさんの事じゃないよ」
「え、じゃぁ…誰と」
「……ありがとう、ネコおじ教えてくれて」
僕はそれ以上の事は口を噤んだ
ネコおじもこれ以上は何も話せないんだなと察してくれて
MENに貸し出した会議室の合鍵を僕のデスクに置いて部屋を後にした
〜···〜··〜··〜··
…今日の収録終わり 何もないと言いけどな……
「…おっと、そろそろ皆来るな」
チーンッとエレベーターの開く音がドア越しに聞こえた
珍しい〜…健康の為に階段を使うように皆に言ってるのに
誰が乗ってきたんだろう?
ドアを開けたタイミングだった
ぼんさんがエレベーターから降りてきて…目の前でよろけた
「ぼんさんッ!!!」
危ないッ!!!!そう思って
咄嗟に腕を差し出して前に倒れてくるぼんさんを受け止めた
鞄を前に抱えて咄嗟にクッション代わりにしようとしたのか
ぼんさんはギュッと硬く目を閉じていて
僕はぼんさんに怪我がないか目視で確認した
「……どずる…さん?」
「ッ…ぼんさん、大丈夫ですか?」
「ぁ、…うん、大丈夫ッ…ありがと」
ぼんさんの”大丈夫”って言葉を信じちゃ駄目だ…
昔から隠し事が上手いのか下手なのか分からない絶妙なラインで
ぼんさんは答えてくる…
「痛い所ありませんか?」
「立ちくらみとかです?」
「それか、気分が悪いとか?」
だから、ポンポンポンッと捲し立てる様に質問すると
絶対ボロが出る…
「ちょ、ちょっと一気に聞きすぎだって!!…大丈夫、何ともないから」
「本当ですか?」
「うん、立ちくらみでも気分悪いわけでも無いから」
「……なら、痛いのは?」
「え、ぁあ…大丈夫」
「なんです!その”え、ぁあ”って…」
はい、ボロが出た…
ぼんさん、”痛い所”を隠してる…
ぼんさんに何を隠しているのか疑いの目を向けてグイッと詰め寄ると
ヘラヘラと笑いながら逃げようとして…ますます…怪しい
何を隠してるんだ…ぼんさん
ジトッと見つめてどうしたものかと考えていたら
MENがやってきてここで起きた出来事を説明すると
「ぼんさん、膝の怪我が響いてるんじゃないっすか?」
「…ッちょ、バッ!!MENッ…お前何言って!!!」
「膝の怪我ぁぁぁあ!?!」
なんでそんな大事なこと隠してるんですか!!!
ぼんさんッ!!!!!!!!
「はい!今日はみんなで実写撮影でーす!」
「「「「いぇーい!!!」」」」
手元カメラを回してPR案件の撮影を進めていく俺達
くじ引きで決めたチーム分けで新作ブロックシリーズを組み立てていくことに
俺とMEN
ドズルさんとおんりー
そして、おらふくんは撮影班としてカメラを回しだした
カメラが回りだした途端
「いやぁ〜ほんまに、すみませんでしたw」
おらふくんの謝罪コメントからスタートし始めたこのPR案件
「ほんとだよ〜おらふく〜んw」
「まぁ〜おらふくんだしね」
「俺達、結構待ったなぁww」
「あ、視聴の皆に説明するとwなんとおらふくん10分遅刻してきましたw」
「いやぁあ、面目なぃいい」
そんなトークも交えながら
各チームごとにブロックを一つ、また一つと組み上げていった
「ぼんさん、それ違うくないっすか?」
「え、まじぃ??」
「ドズルさん、コレそっちのパーツです」
「ぁあー!!ないと思ったんだよねぇ」
「さぁ、みんな順調に進んでんなぁ〜〜〜えぇよ〜!!!」
そして…2時間後…
全部作品を作り終えズラッと並べる
「ぉお〜カッコいいやないですかぁ〜!!!」
おらふくんが良いアングルから完成した作品を撮影していって
それで少しだけ遊ぶ風景を撮影し終えると
今日の収録は無事に終わった………
「今日もみんなお疲れ様〜〜」
ドズルさんが声をかけて今日はその場で解散となった…
帰り支度をしているとドズルさんから社長室に来るように
俺は呼ばれて…
(絶対…怪我のこと詰められるじゃん…)
と、肩をガクリと落として大きなため息をついた…
(あれ…そういや…)
(MENとおんりー……どこに行ったんだ…)
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コンコンコンッ…
「はい」
「…お待たせ、MEN」
「ぉう…」
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🍆さん🍌さんに負けないで。🐷さん🍌さんと話しの解決をして下さい。🐷さんは🦍さんに嫉妬をしていた。⛄️さんは何故遅れたのか?