コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ゆっくりと浮上した意識の中、目を開けると私はいつの間にかベッドの上にいた。ズキズキと余韻が残る頭の痛みに顔をしかめながら瞬きを繰り返す。
「目が覚めたか?」
「……あれ、アッシュ様……?私……」
「あれから君は倒れたんだ。無理もない。殆ど休みを取らずに長い距離を馬で走っていたからな」
「すみません。ご迷惑をかけてしまって……」
「気にするな。ゆっくり休め」
そう言うとアッシュは椅子から立ち上がりどこかへ行こうとするから、咄嗟に起き上がりその手を掴んだ。
「何も食べてないだろ?食べ物を取ってくる」
身体が限界を感じていたように心も疲弊していたようだ。リオネルはもう戦争はしないと約束してくれたけど、私はアッシュの命が消えるあの瞬間の悪夢をまだ見続けている。
「エレ*********
*****
************
*************
*****************************
*******
*****************************
*********