今回はリクエストです!ありがたすぎる……
⚠️注意⚠️
ネタに走っているところあります
公式のショートからセリフを1部真似しました
当たり前にナイア3人付き合ってる設定(今回は千右メインですが、受け取り方によっては右左 千左要素もあるかも……?)
息をするようにイチャついてます
雰囲気あまあますぎて胸やけする可能性があります()胃薬を飲む、もしくはコーヒーを飲みながら読んでください。(ブラック推奨です♡)
注意書きでふざけてすみませんでした
それでも良い方どうぞ!!
『ぎゃあぁぁぁ゛ッ゛!!!!!!』
ドンッ゛!!!ばんッ!!!!
けたたましい音と、甲高い声が鳴り響く。目の前には血飛沫と人間とは思えない動きをしているナニカ……
千ト「ぎゃ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ゛!!!!!!」
左手「あっははは!いかにもCGって感じw」
右手「、あまり面白いものではありませんね…」
目の前のモニターに移る映像に三者三様のリアクションをする。千トは両脇の2人にしがみつき、号泣しながら叫ぶ。
千ト「あ~!!!僕もうここから見ない!ぜっっったい見ない!!!」
左手「えぇ~じゃあ千トが見るまで俺兄貴と部屋でイチャついてくるわw」
千ト「ほぇぇぇッ?!?!むりむりむりむりッ!!!1人きりなんて無理だよぉっ!!!あと2人きりとか許さないから」
目を塞いだ千トに、ニヤつきながら右手の手を取り、わざと音を立てて立ち上がる。
すると千トは目から手を離し、左手の腰に抱きついた。最後のセリフだけは真顔で
左手「うおッ、力つよっ、あと圧やばいって…」
右手「こら左手、あまりいじめないように」
千ト「右手君はすごいねぇ……」
さっきまでの威圧感はどこへいったのか、また眉尻をさげ小動物のような顔で右手に喋りかけた。
右手「えぇ、非科学的ですからね」
にこやかにそう言う右手。
しかし、笑顔の仮面の下では千トに負けず劣らずビビっていた。2人に見えない位置で握られた拳には汗が握られている。
ちょっと待ってください、……ふぅ…………断じて怖かった訳ではありません、断じて…ただ少し驚いただけ……のはず
そんな事を考えながら映画を見ていたら、いつの間にか終わっていたようだ
左手「あ~おもしろかった、飲み物とってくるわ」
千ト「ぼ、僕も……叫びすぎて喉痛い……」
そう言ってふたりがリビングから去る。そのとき、生ぬるい風が頬を掠めた 。
映画を見たあと、ということもあって背筋が凍った。風邪でなびくカーテンの隙間が異常に怖い。
立ち上がり、カーテンと窓を素早くしめる。
右手「これでよし……」
千ト「あ!窓開けっ放しだったね、ありがとう!」
右手「っ!!?、ぃ、いえ……」
静かだった空間を千トの声が切り裂き、肩がビクッと跳ねた。
千ト「……?右手君大丈夫?」
右手「?、何がです?千ト」
千ト「いつもそんな驚かないじゃん、体調悪い?」
右手「なッ、」
映画が怖くて……なんて言えない。少し言葉を詰まらせる。
左手「な~!兄貴、コーヒーのやつどこにあるっけ〜?!」
右手「、いえ!どこも悪くありませんよ。すみません、呼ばれたので行ってきますね」
ナイスです左手……!!
いいタイミングで左手に呼ばれ、心の中でガッツポーズをしながらキッチンに急ぎ足で向かった。
千ト「……」
数分してキッチンから戻ってきた右手を見つめる。
右手「な、なんですか……?」
千ト「……」
無言の空間が続く。
千ト「……あのさ」
静かな空間に千トの高い声が広がる。
千ト「さっきの映画…もしかして、右手君も怖かったの?」
右手「ぇッ、い、いえそういう訳では……」
戻ってきた右手に問いかけると図星だったようで、手で口元を隠して視線を逸らす。心做しか耳も赤い。
千ト「ふふ、図星」
右手「ぅぐ……///言わないでください、」
耳だけ赤かったはずがいつの間にか顔全体が赤らんでゆく。
千ト「、かわいい」
右手「……は?」
少しの沈黙の後、千トから発せられた言葉に耳を疑う。
180cm近い20歳の大男に可愛い?、可愛いというのは千トのような愛らしい見た目の人に使うのでは?
右手「いや、千トのような人が可愛いと言われるべきでしょう……」
千ト「え?……でも僕にとっては右手君が可愛いの」
右手「は、はぁ……、」
千トの言う事はよく分からない。が、収集がつかなくなりそうなので適当に受け流すことにした。
千ト「ねぇ右手君、今日は一緒に寝よ?右手君も怖かったんでしょ?二人で寝れば怖くないよ、ね?」
一緒に寝る理由を作り右手に抱きつきながらそう言う。
右手「……わかりました、」
それを受け入れるのはすなわち、映画が怖かった…というのを認めるのと同じだ。だが怖かったのは紛れもない事実。一人で寝たら壁で揺れるカーテンの隙間や布団から飛び出る足に怯えろくに眠れやしないだろう。
そのため2人で寝ることにした。
千ト「ふふっ、やったぁ〜!これで怖くないねっ」
右手「そう、ですね…」
何かに負けた気がして、何故か恥ずかしくて頬を少し赤らめながら返事を返す。
千ト「ふふ、耳真っ赤だねかわいい♡恥ずかしくないよ大丈夫だよ?」
右手「私は大丈夫じゃないですよ…」
耳たぶを手で握り千トを見る。
千ト「も〜ほんとに可愛いね♡」
右手「そんなに言わないでください、」
そっぽを向きながら不貞腐れたようにそう言った右手に千トはまた可愛いという感情を抱いた。
グレー、黒が基調にきちんと整備された部屋。そう、右手の部屋。
千ト「やっぱきれい、右手君の部屋いっつも綺麗だから僕好きなんだぁ」
ベッドの縁にすわり、笑顔でそういう。その笑顔に右手は不覚にも胸をときめかせた。
右手「…そうですか、なら良かったです」
それを隠すように笑顔を作って受け答える。
右手「では、電気消しますよ」
千ト「はぁいっ!」
そう言って布団を被った千トを見届けてから電気を落とす。暗くなった部屋、自分の手の輪郭すら危うい。
慣れた部屋のため、迷いなくベッドに潜る。
時計の秒針の音が大きく響いて聞こえる。
昨日も一昨日も、一人で寝ていたベッドにもう1人千トがいる。それがどこか嬉しくて、でも照れくさかった。それを誤魔化すように少しだけ離れた所に転がり、就寝のあいさつをする。
右手「おやすみなさい、千ト」
千ト「……ねぇ右手君、もっとこっち来てよ、くっついて寝よう?」
そう言って千トが両腕を広げる。言われた通りに近寄ると両腕で頭を捕まえられた。
右手「っ!、」
千ト「へへ、つかまえたっ!くっついたら暖かいでしょ?それにこれなら何も怖くないね!」
右手「…ふ、そうですね」
真っ暗な部屋の中で太陽のように輝く笑顔でそう言った。あまりにも眩しい千トに少し微笑んで肯定の言葉を返した。
右手の部屋に1つの寝息。
千ト「……」
千トは腕の中で眠る右手の顔を見て微笑みを浮かべる。
ほんと、可愛いなぁ右手君は
セットもなにもされていない髪の毛に指を通す。つむじから、黒い髪、毛先は白く染められていて千トの指の間からサラサラと零れていく。
それでも起きない右手に信用されているのかと優越感に浸る。
千ト「……いつも守られてばかりだけどたまには僕にも守らせてね」
翌朝。
左手「ふぁ〜……おは、って誰もいねぇ」
左手(千トはまだしも兄貴まで居ねぇの珍しいな)
そんなことを思いながら、右手の部屋へ行く。朝のため、少し優しくドアを開ける。そこには……
左手「なんで一緒に寝てんの?」
右手「……ん、、ぁ、……お、おはようございます、…」
バツの悪そうにそういう右手に左手は
左手「…ぶはっwwwwwww」
朝から爆笑したのであった。
出すのがおくれまくってすみません〜!!!!😭
リアルの方が最近ほんとに忙しく…申し訳ないです😖💦
改めまして、ゆいごさんリクエストありがとうございました〜!!💘💘
コメント
19件
これは美味い とても美味い 🫰🏻🫰🏻🫰🏻🫰🏻🫰🏻🫰🏻🫰🏻 偶には 左手君受け以外も 良いかもね 🫵🏻 💕💕💕
久しぶりの投稿嬉しい♥️ 次の話も楽しみにしてます
ゔわぁぁぁぁぁ!! もう本当にありがとうございます! 最高です可愛すぎます!