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サイパンに関しては人気がなくなった。そして自分が適度にあのストーリーを連載できないことを判断したため削除しました。
本当に申し訳ありませんでした。
でもこの作品は必ず完結させます!
ご期待ください!
本編どうぞ!
あとこの作品はフィクションです。
歴史や作戦は史実をモチーフにしておりますが、人物などはフィクションです。
一つの物語として見てください。
第一話[我らの故郷。海軍]
ズラズラと学校の校庭に訓練生が集まる。
ほとんどが16〜18歳の教育生だ。
この時代の名物は棒倒し。
二つのでかい棒をそれぞれのチームに分け、その自分のチームの棒を守りながら相手の棒を倒すというものである。
江田[貴様らぁ!赤組に負けるなよぉ!いいなぁ!]
白組のリーダー、江田訓練生が大声でいった。
それに答えるかのようにチームの皆も大きな声で、
白組[はい!]
と答える。
対して赤組のリーダーは堂島訓練生。
大きな声で皆を沸き立たせる。
堂島[お前ら!白組に負けたら町を走りながら1週の刑だ!わかったな!]
さきほどと同じようにチームのみんなが返事する。
赤組[はい!]
そして教官が言う。
[棒倒し、]
皆が構える。そして
その瞬間訓練生たちは我先にとお互いの敵のチームの棒に飛びかかる。
当たりに叫び声が響きわたる。
その内、白い鉢巻(はちまき)をした訓練生が赤組の棒に飛びかかった。
その者の名は巌田という。
そのとき白組のみんなは沸き立つ。
皆[巌田ぁ!いけー!]
みんなが巌田を応援しながら張り合う。
巌田は雄叫びを上げながら全力で棒のてっぺんを掴みながら登る。
そして倒そうとする。
赤組は皆焦りながらも白組の棒を倒そうとする。
しかし時遅し。
巌田は体重を棒に乗せ、赤組が支えていた棒のバランスを崩させた。
やがて耐えられなくなり。
ドン!という大きな音と共に棒が倒れた。
倒れた棒は赤組のものだった。
教官の口から大きな号令が出る。
その号令がかかった瞬間皆が急いでもとの位置に整列する。
お互いのリーダーが号令をかける。
堂島、江田[ありがとうございました!]
両チーム[ありがとうございました。]
お互いのチームはみんなで礼をし、礼儀を最後まで尽くした。
空から飛行機の音が響き渡る。
“赤とんぼ”と呼ばれるこの機体は、二つの翼からなる複葉機という種類に分類され、赤というのは塗装が赤いところから来ている。
この時点でここがどこかはわかるだろう。
ここは、
堂島[まーもるもせめるもくーろがーねのー!]
堂島訓練生の掛け声のあとにほかの訓練生も続く。
皆[まーもるもせめるもくーろがーねのー!]
この歌は軍艦行進曲という軍歌で、海軍の歌だ。
この歌を歌いながら街中を走っていた。
棒倒しで負けてしまったからである。
やがてもう少しで走り終わるとき、一つの小さな食堂が見えた。
小島訓練生[おい!食堂だぞ!いこうぜ!’
ほかの訓練生も続き、小さな食堂にぞろぞろと入っていった。
入ると一人のおばあさんが食事の準備をしていた。
おばあさん[あんたたち、軍隊さんかね?]
おばあさんは笑顔でそう聞く。
訓練生たちも笑顔で答える。
堂島[いえ、まだまだ未熟な訓練生です。]
おばあさんは親切にこういった。
おばあさん[あんたたち、食べていきなさいな。これからもっと大きくなるんだから、たくさん食べんとねー。]
おばあさんはただで当時貴重だった飯を食わせてくれるというのだ。
訓練生たちは勿論。
訓練生たち[はい!いただきます!]
みんなぞろぞろと席に座り、机においてあったたまごかけごはんをパクパク食べ始めた。
そのおいしそうに食べる訓練生たちをおばあさんは微笑みながら見ていた。
やがて食べ終わった訓練生たちは、笑顔でおばあさんにお礼を言い、隊舎に帰っていった。
その後も厳しい訓練が続いた。
体が壊れるなど普通のことだった。
毎日、精神注入と言って太い硬い木刀でしばかれる。
雑巾の磨きのこしが少しでもあれば精神注入。
現代では考えられないことだった。
しかし、耐えないと立派な大日本帝国軍人にはなれない。
あの子どものときから憧れた空に飛びたい。
そんな思いもくじけてしまう。
学生たちは耐えに耐えた。
そして迎えた1944年。
すなわち昭和19年。
この長きお国を守るための戦争と呼ばれた太平洋戦争も終わりが見え始めていた。
日本本土各地でもp51マスタングなどの戦闘機による機銃掃射があった。
機銃掃射とは戦闘機についている機銃で対地目標、すなわち軍事工場や漁船、軍事基地、そし
て…”人間”をもターゲットにするものだ。
そしてB29やB17による本土空襲。
敗戦は見え始めていた。
各地でも玉砕が始まった。
アッツ島はすでに玉砕した。
最前線は少しずつ日本に近づいている。
次最前線に立つのは…
第一話 我らの故郷。海軍