「とある世界で異形は夢を見るか」
⚠Country humans
⚠ホラー注意
⚠旧国あり
⚠政治的意図無し
⚠戦争賛美無し
⚠死ネタあり
⚠グロ注意
⚠低クオ注意
⚠⚠異形化注意⚠⚠
第一章
化けの皮
ある平穏な昼下がり。
今日も日本家に朝がやって来る。
日本「ん〜…すぅ…」
にゃぽん「お兄ちゃん起きて〜!」
にゃぽんが日本に抱きつく。
日本「うわ!?もうにゃぽん、驚かせないでくださいよ〜…って、今日は起きるの早いですね」
にゃぽん「嫌な夢を見ちゃってさ〜…怖くて」
日本「そういうことでしたか…」
にゃぽん「お腹すいた!」
日本「、、ああ、はい、今作ります! 」
日帝「…ん?あぁ、二人共。今日は随分と早いじゃないか。特ににゃぽんなんて」
にゃぽん「おーい、それってどーゆー意味〜??」
日本「陸兄様、ご飯ができましたよ」
日帝「ああ、ありがとう」
にゃぽん「じゃあ私、海と空起こしてくるね〜!」
にゃぽんが小走りで海と空の部屋へ向かう
日本「…陸兄様」
日帝「…嗚呼」
日本「にゃぽん…さっき”私”って言ってましたよね」
日帝「いつもは”僕”だな」
日本「あのにゃぽんが気が変わったとは思えません」
日帝「あいつは誰なんだ?」
にゃぽん「お〜〜〜いッ!海〜!空〜!」
海「ん”ん…あぁ、にゃぽん」
空「おはよ!」
にゃぽん「うん、おはよー!」
にゃぽん「”私”、下で待ってるからね!」
空「?ねぇにゃぽん、なんでいつもは僕なのに今日は私なの?」
にゃぽん「…」
海「……?」
にゃぽん「漫画のキャラに影響されたんだ〜w」
空「な〜んだ、にゃぽんらし〜w一瞬黙ったから怖かったよ〜?」
海「あ、嗚呼…、、」
にゃぽん「んじゃ、下で待ってるよ〜」
階段を駆け下りる
海「…空」
空「ん?どしたの海?」
海「さっきのにゃぽん…おかしくなかったか?」
空「え?どこが?」
海「…あいつ、お前になんで一人称が私なのか聞かれて、黙ったとき…一瞬、怒ったような…切羽詰まったような顔、してたんだよ」
空「えっ?そうだったかな〜、、、」
海「変だな…、、、」
空「…下、行こっか」
海「ッ……嗚呼」
にゃぽん「もーう、空と海おそーい!」
空「ごめんごめーん!」
海「すまんな」
日本「では!」
いただきます
日帝「今回は日本が作ったのか?」
日本「はい!味はどうですか?」
空「いつも通り美味しいよ!」
にゃぽん「ごちそーさまー!」
海「……早いな、今日は」
にゃぽん「、、昨日の夜食べてなかったからね!」
日本「にゃぽん、ちゃんと食べてくださいよ!?」
にゃぽん「あ、あはは!私は部屋に戻るね!」
日帝「何故だ?」
にゃぽん「漫画の続き描く!」
海「またあの破廉恥な…」
日本「ちょっと海お兄様ストップ」
海「?」
にゃぽん「じゃあ私は行くね!」
にゃぽんが部屋へ駆けていく
日本「…やっぱり、おかしいです」
海「やはり日本もそう思うか…」
日帝「一人称や、あの食べる速度」
空「確かに…いつもの”にゃぽんじゃない”」
日本「そして朝、にゃぽんは”お腹すいた”と私に行ってきました」
空「うんうん」
日本「しかしにゃぽんは前、BLが主食だから、ほぼいつでも満腹な状態だと言っていました」
日帝「だが…”お腹すいた”、と 」
海「やはり…おかしい」
空「にゃぽんがお腹すいたなんて、聞いたことないな〜、、」
障子が開く
江戸「お主ら…一体何をしているのじゃ?」
日本「にゃぽんがおかしいんです…」
日帝「実はな……」
江戸「なるほど、な」
海「おかしいとは思わないか?」
空「なんでなんだろう、、、」
江戸「何かが化けている、そういうことではないのか?」
日本「え?」
日帝「確かに…その可能性は零ではない」
空「だとしたら、さっきのにゃぽんはにゃぽんじゃなくて、にゃぽんに化けた誰かさん、ってこと? 」
海「だとしたら辻褄が合うな……」
日本「そ、そうなのでしょうか……?少し、怖くなってきました」
にゃぽん?「流石お兄ちゃん達」
にゃぽん?「コこまデ気付くなんテ」
にゃぽん?「デモバレタカラニハ…」
にゃぽん「たとえお兄ちゃん達でも…」
コメント
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にゃぽぉおぉお!!!