「わっ、一体何が起こって……」
「ギョアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
「え?!」
「下っ!!下っ!!」
「え、ギャァァァァァァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァァァァァァアアアアァァァ」
3人は空中から地面に向かって急速落下していた。
「どうすんだっ?!これ?!」
「どうしようもないだろ……」
「適当に浮くイメージでもしてみる?!」
「ふ、浮遊!」
「あ、浮いた。2人とも〜! 浮くイメージしてみて!」
「う、浮け!」
「浮け!」
3人は浮いた。そして理解した。イメージさえ出来ればなんでもいいのだと。同時に今は浮いているだけで飛んでるわけでも、空中を歩けるわけでもないということを。
「どうすんだこれ……」
「ちゃ、着地!」
琉斗がそう叫ぶと琉斗は地面に降りた。
そして、琉斗がもう一度、着地!と言うと蓮翔と正夢も無事、着地した。そこは大きな平野だった。
「こ、怖っ!」
「これ正夢が言ってた通りなんじゃ……?」
「た、確かに……」
「ね、ねねね!」
「ステータスってでるのかな?やってみようよ!」
「いいぜ」
「おけ」
ステータス結果はいいのか悪いのかわからなかった。なぜなら、この世界の平均値が分からないからァァァァァァァッッ!!!!
「俺のは近戦闘型だな。多分」
「僕のは遠距離……魔法系だ」
「ぼ、ぼぼっ、僕のは支援系!!」
3人は自分達が何に向いているかがわかったが、同時によく分からないものもあった。
「なぁ2人って俺のステータスみえるか?」
「見えるよ」
「あぁ」
「じゃぁさこの称号ってやつに変なものがあるんだけどさ……わかるか?」
「変なやつなら僕もあるよ!」
「僕もだ」
3人はお互いの『変なやつ』を見せたが、それはそっくりだった。
正夢のは
✕✕・✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕・✕✕✕✕✕
蓮翔のは
✕✕✕・✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕・✕✕✕✕✕
琉斗のは
✕✕✕・✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕・✕✕✕✕✕
だったのだ。
「まぁいい。人を探すぞ」
「あぁ」
「りょーかいっ」
3人はしばらく歩いたが人は見つからなかった。2時間くらい歩いた時、やっと道を見つけたのだ。
「あっ! 気配を察知とかできたりしないかな?」
「わかんないな。出来たら今までのはなんだったんだって感じだけど。とりあえず琉斗やってみてくれ」
「うん!」
琉斗は気配を察知したが、近くに町のように人の気配が沢山ある場所はなかったが、動物と人の気配のようなものがあった。
「あっちから誰か来るよ!」
「じゃぁ待つか」
「来たぞ!」
馬が馬車をひいてやってきた。それは3人の前でとまったのだ。
そして中から、45歳、ちょうど3人の父親と同じくらいの歳の、男の人が降りてきた。
「君たち、こんなところで何をしてるんだ?ここは、盗賊が多いって知らないのか?」
「そっそうなんですか?!すいません。知らなかったです。ところで、あ、あの〜、ちょっと道に迷っちゃって、乗せてもらえったりって……します?」
「…………きみたち……冒険者か?」
「え、あ、は、はい。冒険者……です。」
異世界から転移した一般人です。とは言えないので冒険者ということにしたが大丈夫だろうと思っていたが、そのおじさんは馬車に乗せてくれた。
「そうか、わかった。乗ってきな」
「あ、ありがとうございます!」
そのおじさんは怪しい見た目をしていたが、
人を見た目で判断してはいけないと思い、ありがたく馬車に乗せてもらった。ところが……
しばらくすると馬車はとまり、おじさんがナイフを取り出した。
「お、おじさん……?」
「さっき言ったろ?盗賊が出るってなぁ!」
おじさん……いや、盗賊はナイフを振り回したが3人は怪我をする前に馬車から脱出することが出来た。
「や、やめてください!」
「やめろって言われて誰がやめるか!」
グサッという音がした。そちらを見ると琉斗の腕におじさんがナイフを刺していた。
「い、痛いっ!お、おじさん……や、やめてください……離してください!」
「嫌だね!もう死にたいって思うぐらい痛めつけてからヤってやる!」
「ーーーーーーーーーっっっ!!!」
「お前、琉斗に何やってんだ!」
怒った正夢は盗賊に殴りかかったが、ただの子供が盗賊の大人にかなうはずもなく、殴り飛ばされ傷だらけになってしまった。その時、盗賊の腕に剣が刺さった。
「なっ!誰だ?!」
「リジー帝国、皇族専属騎士団のカミラだ」
「こ、皇族専属騎士団?!く、クソ、逃げるしかない!」
「この私から逃げられると思うな!」
その、カミラと名乗った金色の髪と青い目の女性は素早く盗賊の方へ走ると、あっという間に盗賊と、馬車を運転していた者を縄で縛った。
「君たち、大丈夫かな?」
「あ、え、えっとぼ、僕は大丈夫……です。だ、だけど正夢と琉斗がっ!」
蓮翔は泣きながらカミラと名乗る女性に盗賊と会ってからのことを説明した。
「そうか。わかった。今から帝国に戻るところだ。急いで2人も連れていこう」
「カミラ?どうかし……?!」
カミラと名乗る女性が来た方向から豪華な馬車がやってきた。そして、ミント色の髪と銀色の目をした3人と同じくらいの歳の少女がその馬車に乗っていた。
「み、ミント様!この者たちが盗賊に襲われ、怪我をしてしまったようです。この者たちもリジー帝国にお連れしてもよろしいでしょうか?」
「そ、そうなの。それはもちろんいいわよ? でも、それなら急がなきゃいけないわね」
3人は馬車に乗せてもらい、リジー帝国へと急いだ。
疲れたァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ(((発狂してるけど
次はどうしよう……
キャラ設定まとめなきゃ
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