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ぺ「ごめんしにがみ!遅れた!」
し「大丈夫ですよ!僕もさっき来たんで!」
ぺ「じゃあ始めるか」
し「はい!」
これからの活動のことなどを2人で話し合った。
ちらっとしにがみくんを見ると、真剣な顔をしていた。
はぁ…告白できねぇかなぁ……
そんな勇気は当然俺にはなかった。
ぺ「はぁ…」
し「どうしたんですか?何か悩みがあるなら相談乗りますよ!」
ぺ「ん~…大丈夫!課題めんどくさいなって思っただけだから笑」
そう言って誤魔化した。
だけど誤魔化したのがばれたのか、少し心配そうに俺を見る。
し「いつでも僕に頼ってくださいね!」
ぺ「おう!ありがとな!」
お前のことなんだけどな笑
ぺ「続き始めるか!」
順調に話し合いが進んでいき、思ったよりも早く終わった。
ぺ「終わったぁぁ!!」
し「以外と早く終わりましたね」
そう言って俺と目を合わせる。
し「ぺいんとさんが委員長でよかったです!」
ニコニコしながらそう言った。
あ~…かわいすぎる……!!
俺のものにしたい…!
し「そろそろ帰りますか!」
ぺ「しにがみくん…あのさ……」
し「ん?何ですか?」
目が合い、鼓動が高鳴る。
ぺ「俺…しにがみのこと──」
ク「しにがみくーん!一緒に帰らない?」
し「えっ!あっ……」
ク「あっごめんぺいんと!今なにか言おうとしてたよね…?」
今完全にタイミング狙ってたよな……?
ぺ「いや…やっぱいいや……!」
し「そうですか……💦」
クロノアさんの不適な笑みが俺の心を乱す。
ぺ「じゃあ俺帰りますね……!また明日な!しにがみ…!」
し「あっはい!また明日…!」
ク「気を付けて~!」
俺は独り言を呟きながら帰った。
ぺ「くそっ!クロノアさんめ…!!」
今にも泣きそうなくらい心臓が痛く、苦しかった。
ふと空を見上げると雨雲が広がっていた。
いかにも自分の気持ちを表しているようだった。