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ー??視点
??「クヒヒヒッ、やっと大人しなったわ。ほんま手のかかる子なんやぁ?」
自分にもたれかかってきた子供の膝下と、背中に腕を入れ支える。いわゆるお姫様抱っこだ。チュッと額にキスをしてあげる。
??「可愛ええ♡…さぁ、帰ろかな……僕の可愛い可愛いお姫様♡」
…………、数時間後?
ーsyp視点
syp「んッ…」
重い瞼を開け、頭がぼーっとする。今見えるのは天井だろうか、……真っ白。そして、どこにでもあるような電球の照明。
syp「どこや……ここ、」
意識がはっきりしてくると
体を起こそうとするがまるで鉛をつけられているかのように動かない。仕方なく首だけを動かして周りを見てみる。
右を見ると紫色の壁、クローゼットや、机、椅子、至って普通の部屋だ。左を見ても白い扉と本棚。普通、……と思い、足側を見れば鉄格子がつけられ、カーテンの閉められている窓。
syp「ワイ、何でこんなとこおるんや?」
思い出そうとしても頭に霧がかかったように思い出せない。すると、左側にある扉が
ガチャリ、と開く。
??「おはよぉさん。よう寝れたか?」
彼は緑色のパーカーでフードをかぶっており、黒い手袋、脚にピッタリ着くような素材のズボン。そして、茶色いブーツ。
syp(ぁ、思い出した……)
「お前なんでワイをさらったん?」
??「さらったァ?人聞きの悪いやつやんなぁ。」
彼は口元を左手で軽く覆いクヒッ、と笑う。何がおかしいんやら。
??「さらったんやない。迎えに来ただけですやん?」
syp「ワイあんたのこと知らんけど」
??「そんな冷たいこと言うなやってw会ったことあるやろ?」
syp(そんなことあったか?記憶にないんやが?)
「は?……いや、ワイマジで知らんて、…」
??「はぁ……そうかぁ。それは残念や……」
syp(なんなんこいつ?妄想癖にもほどあるやろ…)
??「ま、忘れたんならしゃーないな!自己紹介するわ。僕は…んー。ゾムや。よろしくショッピ君!」
syp「ショッピ……?いや、ワイの名前……、塩田翔斗…やkッ」
zm「ちゃうで……?今日からお前はショッピや。わかったか?…お前はそれ以外の何者でもあらへん。…」
突然、低い声で言い始める。その声はとても重くて、逆らうことを許されないような感じだった。
syp「ぁ、ぅ……ん?」
zm「よし!ええな、」
ワイが頷くとzmってやつはさっきまでの威圧はどこにいったんやろ満足そうに微笑む。
zm「あ!せやせや、腹減ったやろ?なんか食う?肉でも魚でも、なんでもあるで?」
syp「えっと……ほな、…肉……で?」
zm「よっしゃ!任せり!肉ならぁ…何がええかなぁ?」
ルンルンで部屋から出ていく。ドアノブに手をかけ、手が止まる。
zm「ショッピ君はそこで大人しく待っといてな?」
何故か強調された「そこで」出たらどんな目にあうんやろ……
syp(なんか本能的に危険って言っとる気がする……)
「了解っす」
zmはワイの返事に満足そうに微笑み「後でな」と言って今度こそこの部屋を後にする。
syp「怖……」
(にしても待ってる間暇や……部屋の探索でもするか?)
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