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-——白上サイド——-

「ぐすっ、ひっぐ、、うわぁぁぁん!!」

「くろちゃぁぁん!!!」

ずっと、、1人、あくたんの家の前で泣き崩れた、、、はたから見たらやばいやつでも、、それでも良かった、、黒ちゃんと、、仲直りがしたい、、、仲直りして、、また、お家で一緒に暮らしたいよぉ、、

「ぐすっ、ひっぐ、ぐすっ、ぐすっ、」

「はぁ、はぁ、、フブキ!!」

「ミ、ミオ、」

(ペシンッ)

一瞬何が起きたか分からなかった、、でも、その後頬から伝わる痛みで何をされたかわかった、、、ミオに、思いっきりビンタをされたのだ、、

「いだっ、、ぐすっ、ひっぐ、」

「なにしてんの?!うちとかあくたんめっちゃ心配したんだよ?!なのに勝手に飛び出して!!!」

「ごめんなさい、、ごめんなさいぃぃ、うわぁぁぁん!」

また、、泣いた、目が枯れるくらい泣いた、

「はぁ、、仲直りしたいんでしょ、?」

「し”た”い”ぃ”!ぐろぢゃんとながなおりずるぅぅ、、!!」

もう泣きすぎて、声も変だった、、

「なら、今あくたんに来てもらうから、来てもらったら家の鍵開けてもらって、それで仲直りしな?ね?」

「うん、うん、、なかなおりするぅ、、」

ミオが沢山慰めの言葉をかけてくれた、、そして、私はあくたんが来るまで待った、、

「おーい!着いたよ〜!」

そう大声で言うあくたん、、身勝手なことをして申し訳なくなってる自分がいる、、

「フブキちゃん、あたしはまだ黒上さんからしか聞いてないからあんまりわかんないけど、でも仲直りはしよ?」

「するぅ、、」

「じゃあ、、行ってらっしゃい」

(ガチャン)

鍵を開けて、軽く背中を押されて、あくたんの家の中に入る、、

「くろちゃーん、、?」

「、、、」

返事が聞こえない、、どこにいるのか分かんないよ、、

そうこうして、家の中をくまなく探して、残すところあと1つ、あくたんの部屋だけが残った、、ここに黒ちゃんがきっと居るという希望にかけた、、

「くろちゃ〜n」

「フブキぃ!!!」

黒ちゃん!!

「フブキぃ!フブキぃ!!ごめんな、、ごめんな、私が身勝手で馬鹿なせいで、、、」

そう泣きながら答える黒ちゃんは、、辛かった、そんな感情がひしひし伝わってきた。

「黒ちゃん、泣かないで?黒ちゃんは笑顔が似合うんだから、!」

かく言う私も泣いている、、堪えられるわけがなかったのだ、、、

「そういうフブキだって、、泣いてんじゃねぇかよ、、、」

「それもそうだね、、あははw」

「たく、、あははっ、w」

そこで2人で大笑いした、そのあとにちゃんとごめんなさいをして、あくたんの家を出ていった、、あくたんとミオに、ちゃんと仲良くね!と言われたが、、分かってるよ!と言いながら、、恋人繋ぎをして、黒ちゃんと帰った、、その時の黒ちゃん、耳まで真っ赤にして可愛かったなぁ、、さてと、、家までもう少しだから、最後にぎゅーくらいしてもいっか、、

(ぎゅー)

「?!な、なんだよフブキ?!」

顔が真っ赤だった、、可愛い、

「ぎゅーってしたかったんだよー!」

そう満面の笑みで答えて、家の中に入っていった、もう、喧嘩なんてしない、、そう心に決めた、、、

——-黒上サイド——-

ちくしょう、、くそっ、くそっ、、、フブキ、、ごめんな、、ごめんな、、、なんで、私はこうも素直になるというのが出来ないんだ、、!!くそっ、!!!自分に対して本当にイライラする、、、でも、、フブキを、泣かせちまった、、

本当に嫌われちゃったかな、

そんな変な不安が私の頭の中をよぎった、、すごく胸が苦しくて、、早く謝りたかった、、でも、合わせる顔もない、、うぅ、、なんで、、

(ガチャン)

?!!やばい、!!と、とりあえずあくあの部屋に行っておこう、、

はぁ、、うぅ、なんで、なんで、、、きっと、、フブキなのに、、

「ぐすっぐすっ、、ひっぐ、」

「くろちゃー」

!!!!フブキ!!!!

「フブキぃ!!!」

フブキ!フブキ!!、、やっぱり、胸がもっと苦しくなる前に、、謝んなきゃ、、!!!

「フブキぃ!フブキぃ!!ごめんな、、ごめんな、私が身勝手で馬鹿なせいで、、、」

言えた、、でも、きっといい返事は帰ってこない、、そう分かりきってても、言いたかった、、大好きな、、かけがえのないフブキにだけは、、

「黒ちゃん、泣かないで?黒ちゃんは笑顔が似合うんだから、!」

なんで、、優しいんだよ、涙が、、もっと、酷くなっちまう、、でも、、そんな事を言うフブキも大好きだ、、

「そういうフブキだって、、泣いてんじゃねぇかよ、、、」

、、泣いてても、気遣ってくれてるのが、嬉しかった、

「それもそうだね、、ふふっ、w」

やっぱりこいつは、、フブキは、笑った顔が一番似合う、、、

「たくっ、、あははっ、w」

やっぱり、、フブキと笑いあって居られるこの瞬間は最高に気分が良くなれる、、至福の時だ、、

そして、フブキと一緒に帰ってる時に、恋人繋ぎして来たから、、今日くらいならいいかって思って繋いでるんだけど、、意外と恥ずいな、

(ぎゅー)

「?!な、なんだよフブキ?!」

な?!こ、こいつ急に抱きついてきやがって、、クソ可愛いことしやがってぇ、、、

「ぎゅーってしたかったんだよー!」

、、その笑顔に免じてなんも言わないでやる、、そう心の中で私は独り言を呟く、、

やっぱり、、私はフブキと一緒に暮らせるこの一時が1番好きだ、、これからも、、


—————————-きっと——————————

————–黒ちゃんが・フブキが—————–

—————–私のことをずっと———————


———–“大好きでありますように”————–

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