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考察 イース9
考察、というよりほぼ怪人名と本人の関係について考えていく感じです
盛大に本編のネタバレをします!
クリアしてない方は見ないでね!
1 赤の王
まあこれはご存知の通りアドル・クリスティンでございます。
ただし本物ではなく、アドルがバルドゥーク監獄に収監された際に作られたホムンクルス(複製人間)です。
そちらの方は脱獄し、その過程でアプリリス(この人の正体は後述)に出会い「赤の王」として覚醒。
これは、アドルの最大の特徴、赤毛というところですね。
これを名前に反映させたものと見られます。
2 白猫
白猫の正体は、豪商として知られるペンドルトン家の次女、キリシャ・ペンドルトンです。
キリシャは実は養子です。
そんな彼女は、自分の商会によって苦しい思いをしている人がいることを知り、「白猫」として覚醒すると異能を使って
金を盗み、貧民街の住民にばら撒くようになりました。
しかし、アドルと出会って話すと、それは必ずしも皆のためになっているわけではないということを理解し、花屋
「プチ・フルリスト」を開店。
後半は勇気を出して行動するいくつもの場面が見られ、作中でかなり成長するキャラクターですね。
兵站長のホムンクルスです。
うーん、まあ白猫ちゃんに関しては、移動早いところくらいしか共通点が見当たらない気がします
3 鷹
鷹の正体は、街の治安を維持する星刻教徒によって作られた組織、「星刻騎士団」の団員クレド・アイブリンガーです。
街の治安を維持するはずなのに、辻斬りを繰り返したりと問題行動が多いのはなかなか不思議です。
あと、もう一つ盛大なネタバレをしますと、実は鷹は「狂戦士(ベルセルク」でした。
そんな切込隊長のホムンクルスだったんです。
幼い頃は孤児院で過ごし、何でもすぐに習得する力がありました。しかしそれゆえに、クレドには自分が成長する喜びを味わうことがなく、子どもたちとは距離を置いていました。そんな彼が唯一本音を打ち明けられたのは、シスター・リサでした。
ちなみにリサのこと、クレドはちょっと好きだったみt((((((((((殴
しかし、日曜学校での貴族とのトラブルにより、怒った貴族が野盗を雇って孤児院を襲撃。
クレドは初めて人を斬りました。そして、激昂した野盗によりリサも亡くなってしまいました。
居場所を失った彼は、荒んだ生活を送るようになります。そんなクレド、騎士団に声をかけられて団員になりますが
任務はよくサボっています。
ベルセルクの状態になり、自分の本能のままに相手を切り刻む…まさに猛禽、「鷹」といったところでしょう。
4 人形
人形はそのまま人形なので、正体の解説のみしてみます。
人形は、500年前(西暦200年ごろ)勃発した百年戦争で、聖女ロスヴィータが大切にしていたアンティークドールです。
ゾラという錬金術師により魂を与えられ、ロスヴィータと会話するようになります。
ゾラのことは「お父様」と呼んでいました。
しかしその「お父様」が錬成に失敗し自我を失うと、ロスヴィータと引き離されてしまいます
(この辺は筆者の記憶が怪しいです)
そして、ロスヴィータが聖女として見出され、出征するときにある約束をしました。
「戦争から帰ってきたら、二人でお茶会をする」
これが、本物のロスヴィータから聞いた、最後の言葉だったのです。
ですが数百年の時を経て、ラインドール骨董店に飾られている時、再び自我に目覚め、
「人形」として覚醒しました。
5 猛牛
猛牛の正体は、農業を営みながらダンデリオンで働くユファ・ガンベルク。
ユファもこれまた養子ですが両親はいません。
戦争に巻き込まれて亡くなってしまったのです。
懸命に働きながら、引き取られた先の実子三人を懸命に育てていました。
なぜ「猛牛」という名前がつくのでしょう。
体つきのこともあると思いますが、猛き(勢いが盛んである)家族を守りたい、という思いがあったのでしょう。
看護兵長のホムンクルスだということもあり、ただ治療をするだけではいられなかったのでしょうね。
6 背教者
これが一番謎だと思います。
監獄外環区にある落書きを調べた後のメッセージ?で「この格好にそういう(星刻の教えに背く)意図があるわけではない」と断言しています。だから星刻教関係ではないと考えられます。
見た目以外に背教者要素があるかどうか。まず作中で「背教者」の英訳とされている「renegade」をGoogle翻訳で試してみました。直訳は「反逆者」となるようです。
本人も病気のことは覚悟ができているそうなので、病気に対して、というのは違う気がします。
何に対して反逆しているのか。
まあ、異能を与えてバルドゥークに縛り付ける、というシステムではないですか。
背教者の正体、ジュール・ノアは、生まれつきどんどん体が衰弱していく病気にかかっています。そして立つことができません。
ですが怪人化すると、歩けるようになります。本人は、クールな感じですがとても嬉しかったのでしょう。
通常は、「この能力を与えるからずっとこの街にいなさい」なんて言われたら、能力はいらないから自由にしてくれというと思います。
でも本人はそうではなく、歩けるという嬉しさがあり、本来の縛り付けるという意図からは離れています。
背を向けています。
だから、「背教者」なのでは?
7 アプリリス
アプリリスは、百年戦争でグリアを勝利に導いた聖女ロスヴィータのホムンクルスです。
しかしロスヴィータは、王から疎まれ火炙りの刑に処せられました。
しかし、彼女の副官にして錬金術師のゾラが
魂を与えたアネモナの記憶と遺髪から存在を復元したのです。