テラーノベル
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僕の名前は静宮 葵
高校1年生だ
僕は神社の家系に生まれたせいなのか、生まれつき幽霊が見える。
正直めっちゃ嫌だ
僕ホラーとか無理だしオバケとか無理だし
だから基本的に下を向いて過ごしている
下を向いていたら幽霊とは目が合わないし基本目に映ることもない。
ただ下ばっか向いていたせいでどんどん暗い人間になっていき…
今では生粋の陰キャだ。
突然だが僕のクラスには学校1のイケメンがいる。
男女問わず魅了するレベルのイケメンが!
そのイケメンの名前は菖蒲 涼
2日ほど前には男子に告白され、昨日は女子3人に告白されたらしい…
普通に羨ましいし妬ましいんだが。
そんなイケメンには大量の霊が憑いている。
そう…彼は顔が良すぎて霊にも好かれているらしい…
そんな彼は僕の隣の席なんだが…
毎日太陽みたいに明るすぎる笑顔で挨拶をしてくれるおかげで毎回塵になりかける。そして幽霊が怖い。
てかなんであんなに幽霊が憑いているんだ…
顔がいいにしてもあそこまで憑く事はないだろうに…
ーーん? ーー君! ーーみや君!
「んぇ!!」
「ななな、なんでしょうか?!」
「いやなんでっていうか…静宮くんがずっと見てきてたからなんか話したいことでもあるのかなって」
「え?!あっ…すみません」
「いやいや僕もごめんね!急に大きい声出して…」
「いやいやいや!ずっと見てたこっちも悪いっていうか…本当にごめんなさい!」
「えええ!なんで謝るの?!そういえばなんで見てたの?なにか用でもあった?」
「いいいいいえ!特に何も…」
「…そっか!」
言えるわけがないそもそも誰が信じるって言うんだよ。
…てかあの陽キャが話してくるたびに幽霊たちからの視線を感じるんだが…
なんでだ?
「おーい!あやめーー!」
「女子がお前のこと呼んでるぞー!」
「あっ…じゃあまたね!静宮くん…!」
…多分あれは告白だな
僕も告白されるの人生を送ってみたかった…
たが時すでに遅しとはこのことだ
僕はきっと誰ともお付き合いすることのない人生を送るんだろう…
幽霊なんか見えなければよかったのに…
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