テラーノベル
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スマイル「…?」
目を覚ますと知らない白い天井
知らない部屋の匂い
知らないベッドで寝ていた
スマイル「…ここは?」
起き上がりベッドから出ようとすると、部屋のドアが開いた
一瞬警戒したが、部屋に入ってきた人物を見て安心した
ナカム「!!」
「スマイル大丈夫!?もう起きて平気!?」
スマイル「うん。もう大丈夫」
「ナカムは調子悪くない?てか、ここどこ?」
ナカム「俺は大丈夫!ここは…」
きりやん「ここは俺の部屋」
ナカムの言葉を遮りきりやんが会話に割り込んできた
スマイル「…きりやん」
きりやん達には俺達の正体がバレてしまった
部屋に緊張が走る
ナカム「あ!大丈夫だよスマイル!きりやん達は俺達に何もしないって!」
スマイル「…信じられないよ」
ナカム「俺は信じれる」
スマイル「…」
きりやん「…まぁ、とりあえず下行く?」
このままにらめっこをしていても何も変わらないと思い、おとなしく下に行くことにした
下に降り、リビングに行くと
シャークん、ブルーク、きんときが談笑していた
足音に気付き、3人が俺達の方を向く
シャークん「スマイル!大丈夫!?」
スマイル「うん。もう平気」
ブルーク「良かった~」
スマイル「…」
きりやん「…まぁ、6人揃ったことだし3人の話聞きたいな」
スマイル「…ナカム、シャークん」
「本当に3人を信じるのか?」
ナカム「俺は信じるよ」
シャークん「…俺も。3人から悪い感じはしないと思う」
ナカムは1度決めたらなかなか引き下がらないことは知っている
シャークんはちゃんと考えて答えを出している気がした
スマイル「…2人が言うなら…」
ブルーク「じゃあ~…3人は宇宙人なの?」
ナカム「まぁ、人間からしてみたら宇宙人なのかな?違う星から来てるし」
シャークん「人間が考えた宇宙人の見た目は気にくわないけどな」
きりやん「確かにw3人は全然人の形してたね」
きんとき「スマイルは羽みたいなの生えてたよね?」
スマイル「…うん。星海星の奴は皆生えてる」
きりやん「すごっ!ナカムとシャークんは羽とか生えるの?」
ナカム「俺の星だと羽は生えないかな」
「…その代わり角が額から生える。それが氷花星の特徴」
ブルーク「へ~!見てみたい!」
ナカム「…ごめん、俺に角はないよ」
「…角が生えなかったから…星を追い出されたんだ」
ブルーク「ッ!…ごめんね…」
ナカム「謝らないで!しょうがない事だから」
シャークん「…俺の星は羽が生えるのが特徴。でも、俺も羽が生えなくて星から追い出された」
きりやん「…ひどいね」
シャークん「いいや、ナカムの言った通りしょうがない事なんだよ」
「人間だって自分達と違う生き物が生まれてきたら気味悪いだろ?」
スマイル「…俺も2人と同じ理由。あざが体にでるのが特徴だけどでなかった。だから星から追い出された」
きんとき「…じゃあ、3人が使ってた能力みたいなのは何?」
ナカム「それもそれぞれの星の特徴かな」
「俺の星だと氷が操れるんだ!でも、角で魔力を調節するから角の無い俺は魔力調整が苦手でよく暴走しちゃう」
シャークん「俺の星は毒を作る。羽を使って毒を撒き散らしたりするんだけど、羽が無いから体から毒がドバドバ出ちゃう」
スマイル「俺の星は宝石を作る。自分の作り出したい宝石を自由に作れるけど、あざが無いと効果が強くなりすぎたり弱くなったりする」
ブルーク「…何か、ゲームの世界みたい」
きんとき「ほっぺつねってみる?」
ブルーク「やだ!きんさん痛いもん!!」
きんさん「^^」
きんときがブルークのほっぺを無言でつねりだした
ブルーク「いひゃーい!!」
ナカム「…あははwブルーク変な顔!w」
ブルーク「!(笑った顔ほんとに可愛いんだよね~)」
「にゃかむにもやってやるー!」
ナカム「んえー」
ブルークもナカムのほっぺをつねりだし、部屋の空気が明るくなってきた
きりやん「ナカムも変な顔になってるw」
シャークん「…ww」
スマイル「…w」
ナカムとブルークでお互いのほっぺをつねっていたが、ブルークが別の話題を切り出した
ブルーク「そりょそりょおにゃかすかにゃい?」
きんとき「何て言った?w」
ブルーク「おにゃか!ご飯食べよ!」
きりやん「あー、良いんじゃない?せっかくだから皆で一緒に食べようよ」
シャークん「でも…家族とかいるんじゃないの?」
きりやん「俺の両親家に帰ってくること少ないから大丈夫!」
きんとき「ごちになりまーす」
ブルーク「やっひゃ~」
きりやん「お前らはいつまでやってんの?」
シャークん「…どうする?スマイル」
スマイル「…今、家に何もないよ」
ナカム「…じゃあ、お言葉に甘えて?」
きりやん「!どうぞー!」
「はりきって夕飯作るわ」
ブルーク「僕も手伝うよ~」
ナカム「え、じゃあ俺も…」
きりやん「包丁の使い方とか分かる?」
ナカム「…分かんない」
ブルーク「じゃあ僕が教えてあげる~!」
ナカム「!!…ありがとう、ブルーク!」
ブルーク「いいえ~♪」
時間はかかったが豪華な夕食を6人で食べ、楽しい時間が過ぎた
ナカム「今日は本当にありがとう!」
きりやん「いいえ~、気を付けて帰れよ!」
ブルーク「ママやん」
きりやん「あ”?」
シャークん「www」
きんとき「じゃあまた明日学校で~」
ブルーク「ばいばーい!」
どたばたした1日が終わり
また新しい1日が始まる
コメント
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フォロワー様○○人記念! とかやったら嬉しい人っているんですかね?