強姦に襲われそうになったと警察に被害届を出した後、弘人は麗を連れてシティホテルの一室に向かった。
今の状況であの部屋に居続けるのは危険だと判断し、弘人が急遽部屋を予約したのだ。
政治家や芸能人がお忍びで使用することもあるグレードの高いホテルのため、セキュリティ面でも万全だ。
「今夜からしばらく連泊できるように手配しておいたから」
「すみません…。こんな良い部屋を用意していただいて…」
広くて豪華な部屋に、麗は先ほどから恐縮している様子だった。
「今後あの部屋に住むのは危険だから、オートロック付きの部屋に引っ越したほうがいいと思う。引っ越し費用や家賃が増額する分はこっちで負担するから」
「えっ!それは申し訳ないです…」
「ううん。こうなったのは全部みゆのせいだから、俺に責任取らせて」
*********
*****************************
*********************
*********************
******************
**********
****************
コメント
1件