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つづきだよん
玄関――
父親のその一言で、空気が一瞬止まった。
「じゃあ言うぞ」
「この子の母親、今どこにいると思う?」
誰もすぐには言葉を返せない。
〇〇の手が、翔太の服をさらにぎゅっと掴む。
💙「……何が言いたいんですか」
翔太が低く言う。
父親は少し鼻で笑う。
「逃げたよ」
玄関が静まり返る。
「あの夜な」
「荷物まとめて出て行った」
〇〇の体がぴくっと震える。
父親は続ける。
「俺も朝起きて知った」
「置き手紙だけ残してな」
そして、吐き捨てるように言う。
「“もう無理です”だとよ」
リビングにいたメンバーも完全に黙る。
💗「……」
💜「……」
🧡「……」
父親はイラついたように髪をかく。
「だから言ったんだ」
「お前も出てけって」
その瞬間――
〇〇の手が震え始める。
〇〇「……」
翔太がすぐ気づく。
💙「……〇〇?」
でも〇〇は顔を上げない。
ただ小さく言う。
〇〇「……ママ」
その声は、ほとんど消えそうだった。
〇〇「……ほんと?」
父親は冷たく言う。
「ほんとだよ」
「もう帰ってこない」
その言葉を聞いた瞬間――
〇〇の目から涙がぽろっと落ちた。
〇〇「……うそ」
小さく首を振る。
〇〇「……うそ」
翔太がすぐに肩を抱く。
💙「……もういい」
父親はため息をつく。
「ほら見ろ」
「だから言ったんだ」
「もう家なんてないんだよ」
その瞬間――
〇〇がついに声をあげて泣き出した。
〇〇「……やだ」
〇〇「……ママ……」
小さな体が震えている。
翔太は〇〇を抱き寄せる。
💙「……大丈夫」
💙「大丈夫だから」
でも涙は止まらない。
玄関に重い沈黙が流れる。
その時――
🖤「……ちょっといいですか」
めめが一歩前に出る。
父親を見る。
🖤「それ、子どもの前で言うことですか」
父親が睨む。
「事実だ」
💛「だからって言い方があるじゃないですか」
照の声も低い。
💜「今完全に傷ついてるじゃん」
💗「子どもですよ」
父親は苛立つ。
「じゃあどうしろって言うんだ」
「俺だって突然だ」
「仕事もある」
「子ども一人面倒見てる余裕ない」
その言葉に――
翔太の目が変わる。
💙「……は?」
玄関が一瞬凍る。
💙「今なんて言いました?」
父親は面倒そうに言う。
「聞こえただろ」
「俺は面倒見れない」
「だから連れて帰るって言ってるんだ」
〇〇は泣きながら首を振る。
〇〇「……やだ」
〇〇「……帰りたくない」
その姿を見て――
翔太ははっきり言う。
💙「じゃあ無理です」
父親が睨む。
💙「この子、帰りたくないって言ってます」
💙「それに――」
翔太は〇〇の頭を軽く抱える。
💙「こんな状態で帰せるわけないでしょ」
父親は完全に苛立つ。
「だから他人が口出すなって言ってるだろ」
その時――
❤「では」
舘様が静かに言う。
❤「やはり警察に相談しましょう」
父親の顔が変わる。
❤「子どもの保護の話になります」
❤「こちらも正式に動きます」
完全に空気が変わる。
〇〇は泣きながら翔太の服を掴んでいる。
翔太はその小さな背中を撫でる。
💙「……大丈夫」
小さく言う。
玄関には――
父親
Snow Man
そして泣いている〇〇
重い沈黙が流れていた。
そして父親が、低い声で言う。
「……分かった」
「じゃあ好きにしろ」
その言葉に、全員が父親を見る。
しかし次の瞬間――
父親はとんでもないことを言った。
「ただし」
「この子、もう俺の娘じゃないからな」
〇〇の手が止まった。
玄関の空気が凍りついた。
見てくれてありがとー
続き待っててね☆
コメント
2件
めちゃくちゃ最高!!!