『ただいま』
「…」
静かな部屋にパタンと音がなる。
『大丈夫?寂しかったね…』
いつからこいつは俺にタメになったのだ。
俺は何も考えれなかった。
『お兄さん…、元気だして?』
馬鹿かよこいつ。元気など出せるわけが無い。
「あ」
俺は何故か口を開けていた。俺だって馬鹿なことをしたい訳じゃない。勝手にこうなってしまう。
『お兄さん、もしかしてしたいの?』
「あー」
俺は話せない。普通に話せてたのに、俺は昨日の衝撃な言葉で何も出来なくなってしまった。
『お兄さん、これじゃ痛いでしょ?はい、お兄さんの好きなレモン水だよ』
俺はレモン水を貰う。甘い。きっと媚薬が盛られているんだろう。
『随分と素直だね』
俺は優しく頭を撫でられる。少し時間が経って俺の体は熱を持ち、息切れがした。心臓もドクドク言っているのがわかる。下が濡れてくる。
俺は女かて。
『お兄さん、すっごくここ辛そう。僕が楽にしてあげるからね?』
そう言って、下に手を出した。
もうダメだった。思考がおかしくなっている。
ああ、俺にはこいつしかいない。
いきなりこいつが愛おしくみえた。俺はイカれてしまったみたいだ。
気持ちいい音がなってる。気持ちいい感覚がする。俺の気分は最高によかった。
『お兄さ、すっごく気持ちよさそう』
お前のお陰だよ。すっごく気分が良くて悪い。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!