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『おはよう、仕事へ行ってくるね』
そう言って優しく笑みを浮かべる。
俺が動くたびジャラジャラと音がなる。
ポロポロと涙がでてくる。またか。いつの日かあいつが出ていってから涙が出るようになった。
俺の未来が絶望して悲しいのか。寂しいのか。
俺は最近この感情が理解できるようになった。
寂しいんだ。
俺があいつを欲している。媚薬など盛られていない。俺本心があいつを欲している。
俺は机に並べられている玩具を手にとった。俺のに玩具をあてる。小刻みに動く玩具。俺は静かな部屋で一人感じて声を出していた。
あいつは俺が逃げないために監視カメラを設置している。あいつに見てほしくて、カメラに向けて玩具で遊んだ。あいつは見てるかな?別に見てなくてもいい。ただ見られてるかもしれないからというしょうもない理由でカメラの前でしていた。
俺のにあてているだけだった。いきなりあいつが俺にいれていることを思い出してしまった。恐る恐る、緩くなっている穴に玩具をいれて快感を覚えた。
早く帰ってこないかな。カメラ見てんのかな。あいつが見てるときに俺がいなかったら嫌だ。俺はあいつが帰ってくるまでずっとカメラの前で中に玩具をいれて遊んでた。
俺はもうヘトヘトでやめたいと思った。寝たいと思った。でも俺の体は俺の考えなど無視し、ずっと遊んでいた。