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『プロローグ 終わりから始まる物語』
【五階 ゲームルーム】
荒「おぉ…」
秘「すごいな…」
五階にはゲーム機が沢山あり、メダルを交換することで遊べるらしい
荒「…誰か奥にいないか?」
秘「え?」
ゆっくりと警戒するように奥に進むと、二人組の男女がいた
?「スゴイです!ジャパニーズゲーム!」
?「だろだろ!俺めっちゃ得意なんだ!」
銃で敵を撃つゲームをしている
荒「何してるんだ?!」
?「うぉ!びっくりした!」
?「びっくりデス!」
荒「わ、悪い…そんなつもりなかったんだが」
秘「声が大きかったんじゃ…」
荒「そうだよな…」
?「あ、まず名乗りからですよネ?」
ア「ワタシはアグネスでーす!超高校級のスパイデス!」
秘「スパイ!?」
ア「はいっ!裏社会を生きるカッコいいスパイデス!」
?「外国から来たそうでさ、日本観光中のスパイらしい」
荒「あっさりと正体明かすんだな」
猪「そうだ、俺は猪爪勝吾!超高校級のバスケ選手だ!」
荒「バスケ選手なのか!すごいな!」
猪「だろだろ!?座右の銘は猪突猛進!」
荒「かっけー!」
秘「どっちも声がデカいな」
ア「耳がパーンしそうデス!」
猪「そういえば、アグネス!ゲーム再開だ!」
ア「マッテマシタ!今度はゼッタイ負けません!」
猪「俺も負けない!」
荒「よし、じゃあ次の階行くか」
秘「だな」
ゲームを再開するアグネスと勝吾を後に、俺たちは4階へと向かった
【4階 展望プール、自由スペース】
4階は5階と打って変わって、穏やかな音楽が流れている
どうやらビルを一周できる展望プールと、飲み物が飲める自由スペースらしい
?「あれ、誰かいんじゃん。」
荒「え…」
秘「…」
上裸でびしょびしょの男が目の前に立っていた
荒「…露出狂?」
秘「そんなわけあるか!」
?「露出狂じゃねぇって…」
天「俺は天谷由鶴。超高校級の警察官」
荒「警察官なのに露出狂なのか!」
秘「だから違うって」
天「うるさいな…、プールに人いたから行ってこいよ」
荒「ありがとうな!露出狂!」
天「おい、隣のやつ。コイツ黙らせろ」
秘「ほら、瑞稀。行くぞ」
荒「はいはい」
半ギレ気味の由鶴の横を瑞稀の口を押さえながらプールへ向かった
【ツウシンボ2】
・アグネス 超高校級のスパイ
身長 165センチ
体重 49キロ
好きなもの 日本
嫌いなもの 昆虫
・猪爪勝吾 超高校級のバスケ選手
身長 180センチ
体重 60キロ
好きなもの ゲーム
嫌いなもの ホイッスル
・天谷由鶴 超高校級の警察官
身長 180センチ
体重 55キロ
好きなもの コンビニ
嫌いなもの 電子レンジ