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龍城さんはあれから爆睡してしまい中々起きる事がなく次に起きたのは真夜中辺りだった
(ちなみにシェドは1回も起きず気持ちよさそうに寝ていた)
龍城)魅津希……?
魅津希)そうですよ、おはようございます
龍城さんはゆっくりと体を起こし「悪い…寝すぎた……」とだるそうな声で言った
魅津希)大丈夫ですよ、お熱でも測りましょうか
机に置いてあった体温計を持って「測れますか?」と聞くと龍城さんは頷いて熱を測り始めた
魅津希)お粥温めてきますね少し待ってて下さい
龍城)…おう……
お粥を温めたあと龍城さんの部屋に行くと何らかの書類を持っていた
魅津希)龍城さんダメですよ、頑張りすぎて熱を出したんですから
書類を取り上げ机に置くと龍城さんは少ししょぼんとした顔をした
魅津希)お仕事も大切ですけど自分の体を先ず大切にしなきゃダメですよ
ベッドの隣に椅子を持ってきて「ほら、お粥食べましょ?」と言うと龍城さんは「俺はずっと…お前が来てから可笑しくなってたんだ…」と呟いた
魅津希)変な事言いますと寝起きの愁音さんに面倒見させますよ
龍城)変なことって…酷いな笑
龍城さんは少ししょぼんとしてから「俺はいつからかお前の人間性に惹かれてシェドを恨むようになった…いや、シェドに嫉妬をして行ったんだ…」とどこか寂しげに言葉を吐き捨てた
魅津希)私の人間性って言われても…私は何もしていません、ただ人のことを心配したり自分のことをやったりしているだけです
龍城)俺は…こんな俺たちをずっと気にしているお前がずっと好きだ
魅津希)こんな…ですか、あなた達は自分達のことを卑下しすぎです、あなた達は裏から日本を…治安を守っているのです、立派でとてもいい事です、人間性で自分達のことを卑下しないでください
龍城さんの頭を優しく撫で「ほら、お粥食べて下さい」と言うと龍城さんはお粥を一口一口食べ始めた
魅津希)龍城さん達はとてもいい人達です、風邪をひいてまで私のことをどうにかしようと頑張って…ほんと、いい人達です
龍城さんの頭を撫でながら「とっても偉くてとっても優し人達です、人の事をよく考えています、過去は悪い事したかもしれませんが今は違います」と優しく言うと龍城さんは「ありがとう…俺たちを救ってくれて…」と涙を流しながら私を抱き締めた
魅津希)ほら、泣いたら悪化しちゃうかも知れませんよ
涙を優しく拭うと龍城さんは「本当にありがとう…すごい助かる…」と本当に嬉しそうに言ってくる
魅津希)ほら、お粥食べてお薬飲んで寝ましょうね
龍城)あぁ…!!
龍城さんはお粥を食べたあとお薬を飲んで暫く休憩したあと龍城さんはシェドと一緒に寝始めた
魅津希)よし、私もお風呂入って寝ようかな
龍城さんの部屋から出てお風呂に入ったあとホットミルクを飲んでから私も寝始めた