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今回もオリキャラ出ます。苦手な方はお気をつけ下さい!交流会編1。
本日はついに東京校京都校姉妹校交流会である。直哉と甚爾はこの日が来るのを楽しみにしていた。お互い溺愛する人が東京と京都という離れた場所に別れていってしまった。しかし、今日はついに会えるのだ。今年の交流会は東京校で行われた。
「甚爾!」
「お、直哉!」
「甚爾!会いたかったで!」
「ははっ、俺も会いたかったぜ」
イチャイチャする甚爾と直哉を横目に悟&傑、羅宇&奏は楽しそうに談話していた。
「悟、傑。去年ぶりだね」
「羅宇、奏、お久〜」
「前髪、これあげる〜」
奏が傑の手元に何かを渡す。
「前髪って呼ぶのやめてくれないかい?これはなんだい?」
手元を見るとゴキブリが乗っかっていた。
「イヤァァァァァ!?!」
「大丈夫、それオモチャだよ」
「去年もそうだっただろう!そろそろねじ切るよ!?」
「おー怖」
「東雲先輩!飴崎先輩!この人が甚爾やで〜!」
「ひぇ、圧倒的強者のオーラがするんだが」
「せやろ!?やっぱ分かる人には分かるんやなぁ〜」
そう言いながら直哉が悟をちらっと見てニタニタ笑う。
「なんで俺見んだよ!」
「最初悟くん甚爾の強さ認めてなかったやん」
「食うぞお前(色々な意味で)」
「はーい、そろそろ各自のミーティング室に行け〜」
京都校の教師、八神類がパンパンと手を叩いてやってくる。その横には夜蛾正道も居た。なんだかんだこの2人は苦労人として仲がいいのである。
ミーティング室 東京校
「俺が直哉んところ行く」
「は?俺だろ。悟は他のやつの相手してろよ」
「悟先輩、って呼べ!何でだよ!俺だって直哉の所行きてーよ!」
甚爾と悟はどちらが直哉の相手をするかで身を乗り出して言い争っていた。2人とも無自覚に直哉を好いているのである。
「こらこら、喧嘩はやめないかい。ほら見なさい、七海と硝子と歌姫先輩が呆れた目で見ているよ」
ちらりと視線を向けると確かに七海と硝子と歌姫が少々引き気味でこちらを見ていた。灰原に至っては「2人とも仲良しだねー!」とニコニコしていたので「どこがですか」と七海がツッコミを入れる。
「五条さんも甚爾に譲ってあげてくださいよ。せっかく従兄弟に久しぶりに会えたんですから」
「そうよ五条」
「そうだよ五条くん」
「そうだぞ五条」
「グッ…!歌姫と冥さんと硝子まで…!」
「…わーったよ!譲ってやるよ!甚爾!」
「ガキ大将みたいだね」
傑がそう言うと室内にドッと笑いが溢れた。
ミーティング室 京都校
「なー、そう言えば思ったんやけど」
「どーしたの?直哉」
直哉が発した言葉に奏が反応する。
「なんでコッチ3人なん?不利やない?」
「コッチの人数が少ないから仕方ないことなんだがな…言われてみればそうか」
「せやな…元々人数少ないしな。まあ、頑張ろうな!先輩達!」
「だね」
「うん!」
禪院直哉
甚爾にやっと会えた。ちなみに甚爾とはまだキスすらしてないチェリーボーイ。
禪院甚爾
直哉にやっと会えた。なんか金髪に染めてた。さすが俺の直哉、かっこいい。
五条悟
直哉に後でこっそり会いに行くに決まってんだろ!!甚爾と直哉はどこまで進んでいるのかが気になる。大丈夫、キスすらしてないよ!
夏油傑
前髪って呼ぶのやめてくれないかな?それとゴキブリめちゃくちゃキモイんだが。
家入硝子
傑がビビる姿を見て爆笑した。
灰原雄
五条先輩と甚爾、仲良いな!
七海建人
五条さん、大人気ない。
東雲羅宇
去年の交流会で悟に反転術式と虚式 紫を会得させたバケモノ。直哉の従兄弟、ゴリラか何かか?
飴崎奏
去年の交流会でも傑にゴキブリドッキリを仕掛けてねじ切られた。その後硝子に治癒してもらった。