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#シングルマザー
水羽凛
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おそらくだが、白夜は付く奴によって左右するだろう。
殺しをなんとも思わない。
いや。
まず、生死概念の基盤がなってないのだろう。
私みたいな
ぶっきらぼうが導いてやらねば
無垢で真っ白のキャンパスかのような子だ
だから少しでも
白夜に眠る危険を大人の私が排除しよう
白夜の好奇心が誰かの刃にならないように。
白夜
「白露さまー!屠り弔うは理解しました
ですが、屠るってどういう意味ですか?
だって死体に屠りなんか……」
白露
「口を慎め。
死んだ子は誰であろうと仏様だ。」
白夜
「…難しいです。」
白露
「まぁ、見れば分かる。着いたぞ。」
白夜
「ここは?」
白露
「かつて、想い人が暮らしていた家だ。」
二階建て….か。
周りは花壇に植物がある。
花が好きだったんだな。
それなりに育った木もある。
……って事は熟練剣闘士が住んでたのか。
白夜
「入りましょうよ?なんです?この匂い」
白露
「お前、人を殺したことは?」
白夜
「3回だけ
店の指示に従わない剣闘士を殺しました!」
….だけ、ね。
白露
「この周りの植物を見て何を感じた?」
白夜
「暮らしてたんだな、としか。
それよりなんか臭くないです?」
白露
「そう。これは腐敗臭だよ」
ここからだ、この匂いはね。
______パタン
私達は想い人の家の中に入った。
整頓された廊下、
きちんと掃除が行き届いているのだろう。
腐敗臭が強烈だ。
なるほど、
鍵がかかってなかった。かけ忘れだったのか。
白夜
「あれ?なんで楽園の追放者がいるんです?」
白露
「なぜ、生きてるか。そういいたいんだな?」
私の推測では、
夜中鍵を掛け忘れてしまったと楽園の追放者の討伐を忘れていた。
本来はこう考えるが筋だな。
だが、私は違う。
第三者の加入があり時間がかかり
楽園の追放に数で押され死んだ。
白夜
「でも楽園の追放者動いてますよ?」
白露
「正確には死にかけだな。彼女達を屠るんだ」
白夜
「どういう意味です?」
白露
「彼女達は楽園の追放者。
首裏にあるチップを壊さない限り死なない。」
だから、屠るんだ。
想い人と追放者。
彼女達はもう仏様なんだよ白夜。
白夜
「あ!いましたよ。剣闘士2人は死んでます
床になんかべっちゃりついてますよ!臭いです!」
あぁ、時間が経ってたのだな。
体が溶け始めた。体液だな。
すまない遅くなった。
にしても、誰だ?
玄関が空いてた。誰かが侵入した。
時間がかかり、楽園の追放者に想い人は襲われた。誰かは逃げて想い人が死んだあと、
追放者を制圧した。
なら、何故?
白夜
「この人達、手首から上ないです!」
ん?
……..まさか。
白露
「分かった。恍惚の叛意者の仕業だな。」
なんの為に?
_______白夜!!!
白露
「2階を見に行け!!!
何かあれば絶対無理するな。私の元へ帰って来いよ。」
白夜
「はい!!分かりました!!」
嫌な展開が脳裏にちらつく。
私は出来ることをしよう。
とりあえず楽園の追放者を楽にしよう……
__________ガンッ!!
なんだ?!
白露さまーーーーーー!
私は駆けた。
やはり、私が行くべきだった。
階段を上った。
音の響き的に寝室!!
白露
「びゃく…….」
そこに背を向け立っていたのは
足元を血まみれにしていた白夜だった。
吐血もしたな。壁にこびりついている。
白夜
「白露さま、すいません。
刺されちゃいました。痛いです。」
叛意者
「えへへ。血は綺麗だね。」
やはり、異端だ。
ベッドには手がずらりと並んでいる。
悪趣味だ、
手首の前には剣闘士の写真とチップが置かれている。
うっ….よくみたら、
想い人はくっついて置かされている。
なかなか強烈だな。
それより、白夜!
白露
「白夜、刺された箇所の確認!」
白夜
「は…い。
右胸下、浅く刺されした。臓器には届いて
ないかと……思い…ます。」
信じよう。
見ても短刀の2割未満だな。
白露
「おい、お前何をしてる」
叛意者
「あはッ、女の子の手首を集めてるの!」
めっちゃ化粧してるな。
ピンクのフリル、ツインテール。ピンク口紅。
特徴的な見た目だな。
胸から首にかけて、ハートのような模様。
やっぱり叛意者だ。
白露
「なぜだ」
叛意者
「私の手首とかポツポツあるのにみんな
み〜んな綺麗なんだもん。いいなぁ〜。」
白露
「なら、ケアをすればいいだろう。
切断した子を殺したのもお前だろう?」
叛意者
「あっれえ?なんで分かったの?」
さっきの推測は間違えていた。
私もまだまだ未熟だな。
白露
「想い人達から綺麗な切断面や刀傷しか
見当たらなかった。
玄関から入ってきた追放者から助けた振りして近ずき、手首を切断して殺したな?」
楽園の追放者ならではの
よろよろな刀跡や噛み跡が1つもなかったからな
叛意者
「賢いね、おねーさん。正解だよ?
あははッ!可愛いかったよ?だって1人は手首切断したらビクビクしてしっこ漏らすし?」
「想い人の片方を切断して犯したら漏らした子が口で短刀を噛んで私に刃向かって来たから殺したの!そしたらね、犯した子がね。
ギリギリ動く腕を鞭のようにして殴って来たから、長い時間ギリギリ痛めつけてたら、
発狂して死んじゃった。」
白露
「そう。で?悔恨の念はあるか?」
叛意者
「かい、、こん?なにそれ?だいこん?」
白露
「そうか。では、白露がこれより
対象叛意者の粛清を実行致します。」
叛意者
「あはっ!いいよ。おねーさんも手首綺麗だね。ってか、体も綺麗だね、強いの?」
お互い光物を抜き対面した。
生憎だか、私の方が体躯は大きい。
白夜
「白露….さま。」
白夜の声は届いていない。
私達は短刀を交差させた。
叛意者
「すっご、おねーさん。力つよい。
ってか強すぎる。」
だろう。
私は1度も負けた事がないから
___あがっ!!
甘い。
だれも短刀だけ使うとはいってない。
深く腹を足で刺してやった。
鳩尾にはいったな。
叛意者
「うげぇ。いったぁぁい!」
すまんな、
お前が立ち上がる間に私は
目の前にいけるのだよ
_______スパッ!スパスパ
1呼吸で切り刻んでやった。
白露
「白夜。こいつの腕を切断しろ
痛い、痛くない関係ない。絶対命令だ。」
白夜
「分かりま…した。」
白露
「そいつは想い人を騙し近づき
苦痛を与えながら発狂死させた。
前教えただろう?大好きな人が目の前で快楽だけで殺された。大好きな人の尊厳を踏みにじられながらだ。」
白夜
「あっ、なんかモヤモヤします
……..お前は許さない」
おや?殺気が膨れあがったな。
声のトーンが下がったか。
___ペシンッ!
白夜
「痛いです!」
白露
「おい、今、あいつに殺意向けたな。
沈めろ。殺意を持って殺すと殺人だぞ。
私達は快楽犯ではない叛意者と同じになるぞ」
白夜
「わかりました。」
その後、
私達は叛意者が行った非道を
そっくりそのまま、返した。
手首を取られ亡くなった彼女達の
最期に贈れるせめてもの手向けだ。
コメント
1件
いやあ、今回も重厚で良かった……。白露が「殺意を持って♡♡♡と殺人だ」って白夜に釘を刺す場面、すごく心に残りました。叛意者の狂気じみた手首コレクションのグロテクスさと、それに対する白露の冷徹な粛清の対比が美しくて。白夜の無垢な好奇心がどう育っていくのか、ますます目が離せません。続きが楽しみです!